真冬の冷水に手をいれながらの米研ぎってつらい!
手が凍りそうになりながら毎年そう感じていたので、米とぎから炊飯器セットするまでの動作を効率化してみました。
「そんなの昔は我慢してやってたのよ」
とか怒られそうだけど、そんなんに固執せずに改善できるものはした方がいいというのが僕の考えなのです。
肝心のご飯がボケてる 笑
流れの確認
普通の手順だとこんなかんじですね。
- 米を適切な量出す。
- 水で米を研いで洗い流すの繰り返し。
- 炊飯釜に入れる。
- 水を入れる。
- 炊飯器スイッチON。
その他こだわりなど
- 米を水につけ置きしたほうが良いとかあるけど、我が家では現状の米に全く不満がないのでつけ置きやりません。
- 炊飯器も常に早炊きモード。
- 基本3合炊いて食べ残った分は冷凍します。
ここからは自分なりに編み出した作業方法を紹介します。
米を適切な量だけ入れる
我が家の米保管は、無印良品の 冷蔵庫用米保存容器 を使っています。蓋部分で1合分を測れると言うグッズ。
でもすりきりでの計測じゃないから「米の表面が水平になっている、かつ1合のメモリ線に合っている」というのを3回繰り返さないと3合が測れません。
ちゃんと水平になってるかなーって確認するのが超めんどい。
そこでこちら。
Amazonで人気のTANITAのスケールです。
- 安い
- 表示部分が大きくてよみやすい。
- 凹凸が少なくて掃除しやすい。
- 余計な機能がまったくなくてシンプル。
そしてもうひとつの便利グッズはダイソーで購入した米とぎ用容器です。
スケールに容器を置いてから電源ONにすることで、容器分の重さを引いた0gから始まります。
ここに米を入れていって適切な重さになったら入れるのをやめる。
ただそれだけで3合分が測れます。かんたんでしょ。
計量カップで測るより早いのはもちろん、
「目分量ではなくて確実に一定の量になる」
という安心感がとてもいい。
↑理系としてはそういうところが大事なのです。
写真にも写っていますが、
「3合って何グラムだったっけ?」
っていう毎回一瞬考えてしまう手間を省くために、米容器にメモを貼ってあります。
画像無理やり拡大したので荒い...。
この写真を取ったときまではマスキングテープに雑に手書きしていたけど、先日購入したラベルライターで作り直しました。
作り直したのがこんな感じ。レトロ感がおしゃれですよね。
ネットで調べると1合150g計算だったんですが、無印の計量カップで1合を測ったら160g分だったのでそっちに合わせて計算しています。実際に炊いた米の硬さもちょうど良いです。
ミスって1ゴウ部分だけちょっと左に寄っちゃっていますが気にしない。
ダイモのラベルライターだと水に濡れても、擦れても文字が滲んだりハゲたりしないので安心ですね。
こんな感じでさらさらっとコメを計量します。
入れる速度を調整しながら10秒くらいでピッタリ3合、480g入れられました。
米を研ぐ
冬の冷水に手をいれるのはつらい。できることなら水に触れずに炊飯したい。
じゃあこれを使いましょう!
特に米用ではない、家にあった普通の泡立て器。
巷ではシリコンでできた「米とぎ棒」が売っていますが、あれはきっと炊飯釜で使うことを想定して作ってあるものです。
ぐるぐる回したときに表面の加工がハゲてしまわないよう、傷つけないようにシリコン製になっているんですね。
今回はプラスチック容器を使うので普通の泡立て器で十分です。
米を入れた容器に水を入れます。
米とぎのコツとして「米ぬかの匂いが染みないように、最初の水はなるべく早く捨てる」のが良いらしいですよ。
泡立て器で軽くかき混ぜながら水道水を循環させます。
米とぎ用の容器には口周辺にスリットが入っていて、水が抜け落ちて行くので臭汁に米が浸かるということはありません。便利。
流水を15秒くらいあてたら次の工程に進みます。
水がほとんどない状態にしてから泡立て器で米をかき混ぜます。
今回知ったんですが、手で研ぐ場合も水を捨ててからかき混ぜる程度が正しいようです。水が多いと米同士が擦れないため「研ぐ」という本来の目的が達成できないのです。
また、最近販売されている米はヌカが少ないので、手でギュッと押すのもよくない。(収穫から1年以上経過している場合は表面を削る必要があるので力を入れて研ぐ必要があるらしい)
水がない状態でかき混ぜる→流水を当てながらかき混ぜる というのを何度か繰り返しました。
水を入れたときに濁りがなくなるまでやってしまうと米の風味や栄養が流れ落ちてしまうので、ほどほどにしておきましょう。
炊飯釜にセット
ようやくここで釜の登場です。
洗った米を容器から移します。
炊飯釜の中で米を研がないので、釜内部のコーティングがはげづらくなっていいですよね。まぁうちの炊飯器は1万以下のしょぼいやつなんで関係ないんですが。
水を張ったら完了。
炊飯器に入れてスイッチポンするだけです。
実はこの水張り部分がまだ改良の余地ありなのです。線を確認しながら水をいれるのが面倒。
水入れも重さでできたらいいけど、スケールが2kgまでしか測れないのでできない。
なんかいい案ないかなー。
まとめ
たかが炊飯器セットするだけの作業だけど、毎回のことを考えると効率化すべきです。
冷水に触れることなく米が炊けるので
「炊飯器セット作業嫌だなぁ」
という感覚が薄まりました。
日々の生活タスクの改善はだいじです。
ということでキッチンからお送りしました。
(今の炊飯器壊れかけたときに購入予約していたやつ↓結局今のが直っちゃったんですけど。ほしいなぁ。)