何度かに分けてお伝えしてきた洗面台の棚DIYもいよいよラスト!
棚板の設置をして完成です!
前回までの記事はこちら。
- 【賃貸DIY】1000円以内で作る!たくさんの小物が置ける洗面台の棚 その1
- 【賃貸DIY】1000円以内で作る!たくさんの小物が置ける洗面台棚 その2
- 【賃貸DIY】1000円以内で作る!たくさんの小物が置ける洗面台棚 その3
棚板の固定方法を考える
あとは小物を乗せるための棚板を3本設置するだけです。
設置方法を色々と検討しました。
- 他部分と同様にビスでがっちり固定。
- 通称ガチャ棚と言われる金属部品で固定。
- 釘で出っ張りをつくって置く。
- 内側にダボを取り付けてその出っ張りに置く。
今回選択したのは「釘で出っ張り」です。
その理由は、
- 釘の位置を変えるだけなので棚の高さを気軽に変えられる。
- ビス穴に比べると釘穴の方が小さく目立たない。
- コスパがいい。くぎ12本で10円くらい。
「使いづらかったら作り変えればいい!」というコンセプトで汎用性のある棚を目指していました。
...となると完全に固定してしまうのはNGです。
棚に置くものは、せいぜい化粧品の瓶が数本程度なのでそこまで頑丈に作る必要はありませんし。
先に釘画像だけお見せしておくと、
縦板の内側に2本ずつ細い釘を打つだけです。
棚板なんてこんな簡単に置けるんですよ〜!
こんなに細い釘でも深めに打っておくことで十分重さに耐えることができます。
しかも完成時には釘は見えないので最高!
かなづちが無くても、なんとかなるなる!
取り付け方法が決まったので、棚板の取り付け位置を調整しながら釘を打っていきましょう。コンコンしていきます。
いざやろうとすると(普段はビス+電動ドライバーを使うので)釘なんて使わないので家にはかなづちがありませんでした。
なので、大きめのペンチを振りかざして釘を打ち付けましたよ!
なんでも工夫次第でなんとかなるもんです。
でもダイソーかなづちで良いから、買っときゃよかった。ペンチで釘を打つのはかなり大変です。やっぱり専用の道具の便利さはスゴイな。
棚板を取り付けていこう
引っ張る力が加わるのでなるべく下のほうが安全かなと、一番下の段にはティッシュケースを置く計画にしていました。
ケース上部に少しだけ空白を空けて高さを決めます。ここは正確に何mmっていう指定じゃないので感覚で決めました。
棚板の高さを片方だけ覚えておいて、2x4材用の定規を当てることで水平な線を引きます。
定規に合わせて手で釘を押して釘を打つ位置をマークします。
かるく付けたマークに合わせて釘を打ち込みましょう。
棚板の2/3くらいの深さまで釘を打ち込むだけで、棚板を支える「ぽっち」となりました。
水平器を使いながら棚板を手で持って、もう片方の固定位置を決めましょう。ちゃんと水平になるようにね!
こっちも1点だけ手でおさえてから、専用定規を使って水平な2点を釘でマークしましょう。
奥側も釘を打ち込みました。
そして棚板を置いてみると...!
じゃじゃーん!
曲がることなく1つ目の棚板を取り付けることができました。
うんっ、完全に水平!
ちょっと遠目で見てみるとこんな感じです。
同様の手順でサクッと2段目も取り付け。
そうそう、2段目と3段目を付ける位置はちゃんと算出して出しましたよ。
1段目の上から2段目の下までの距離 = (1段目の上から天板部分までの距離 - (棚板の厚さx2))/2
小学校で算数ちゃんと習っておいてよかった。
さらに3段目もテンポよく取り付けると〜!
わーい!できました!
元から作り付けの家具に見えなくもないですよね。
1000円以下でこれが作れたので十分満足。
まとめ
完成して嬉しいテンションのまま適当に並べてみたのがこの写真でした!
使っていくうちに、それぞれのモノのベストポジションが見つかっていくだろうし、使いづらいなら位置を変えればいいですね。
それでもダメなら、簡単に棚板を増やすこともできる(しかも超安く!)し、穴を空けてフックを取り付けたり、目隠し用のかわいい布をつけたり、色を塗ったり...
使いやすいように自由にカスタマイズしていけます。
ずっと改良し続けられるというのがDIYの楽しさですよね〜!
ちなみに作業時間は
- 事前に全体像を計画
- 土曜日の午前中に詳細寸法を測定&計画
- 午後イチでホームセンターで買い出し
- 夕方から木材を切断して部品作成
- 夕食後に組み立て作業
だったので土曜日1日あれば作れちゃいます。
感想
ということで数ヶ月間「マスキングテープで作った仮の棚」(その1記事を参照)で過ごしていた状態から、一気にちゃんとした棚が出来上がりました。
案外やればすぐできるもんだなぁ〜!
特に今回のDIYはとても安くできます。
たとえ失敗、挫折したとしても1000円以内の材料費なんで、気軽にチャレンジしてみましょう。何度も繰り返してちょっとずつDIY技術も上達していくので気になったらやってみましょう!
「これで洗面台周りが常にきれいな状態を維持できるといいなぁ...」
と思っています。
(既にヘアブラシとか、ハンドクリームとかが置きづらそうだから、早速改善しちゃおうかな。にやにや)
追記: 後日改良しました