「木材のぬくもり x シンプルな形がいい。」
ひのきでナチュラルテイストなキーホルダーを作ってみました!
目次
作るきっかけ
某雑貨屋で見つけた木のキーホルダーが2000円近くしたので、どうせなら自分で作ってみようと思い実行しました。
高熱のはんだごてで、木材に絵や文字を焼入れを行う「ウッドバーニング」の体験も今回のDIYの目的です。
この紐の代わりになるキーホルダーをつくります↓
引っ越してからはビニール紐で作ったキーホルダーを利用していました。
ちなみに鍵はゴミ置き場のもの。
材料はこちら
ホームセンターで100円で売っていたヒノキの板。
これもホームセンターで見つけた80円くらいのワイヤーキーホルダー。
ねじねじすることで分解できます。
なんかかっこいい!
あとは
- はんだごて(文字焼き込み)
- ポアーステイン(着色)
- BRIWAX(表面塗装)
です。
下の3つはもとから家にあったので、今回は180円だけの出費でした。
木材カット
ではでは早速はじめましょう!
下書きする
キーホルダーになる木材の幅を決めて切り出します。
なんとなーくこの1.5cmくらいの幅にしました。
この段階で文字入れするための下書きを記入しておきます。
文字の部分、もうちょっとちゃんと下書きをしておけばよかったと後悔...。
雑に書いたので、手作り感Maxな仕上がりになりました。
カットする
いつもの自作カットマシンを使ってヒノキ板を切り出します。
こんな感じで切っていけばほとんどズレません。
下書きより1mm位手前を狙うのがコツです。
ギーコギーコと切ること1分。
ポロッと綺麗な直線で切り出せました!
いつもならただの木片だけど、今回はこいつが主役なのです。
ワイヤー用の穴を空ける
電動ドライバーと百均のドリルビットを使って穴をあけます。
ヴィーーーン
ゴゴゴー
数秒で空けることができました。
(勢い余って電動ドライバー部分が当たってしまい、ちょっと凹む。)
バーニングウッドで文字を入れる
はんだごてを使って木材を焦がしながら文字を入れていきます。
Amazonで購入したちょっと良いはんだごては温度調節ができる優れもの。
前は1000円くらいのものを使っていたけど、これは超便利です。
下書きに沿ってはんだごてを押し当てていきます。
どきどき。
うぉー。できた!
焦げた〜!変な匂い〜!
最初はビビりながらやっていたのですが、温度が高いほうがサクサクできるので途中から420℃くらいに設定しました。
引き続き他の文字もやっていきます。
完了っ!
木を焦がしているので若干の凹凸ができています。
注意ポイントとしては、
- 少し煙が出るので換気扇の下でやるといい。
- じっくりやると焦げすぎるので注意。
- 下書きは大事。
- はんだごての取扱には超気をつけましょう。
僕は昔、熱々のはんだごてを素足のふとももに落としたことがあります。
(真夏で一人暮らしだったのでパンツ一丁ではんだ作業してた 笑)
瞬間的、0.3秒くらいでふとももに落ちたはんだごてをどけました。
すぐに水道を当て続けて冷やしまくったのですが、わらび餅みたいな水ぶくれができて数日間は大変な思いをしました。
みなさん、はんだごてのコードを引っ掛けると悲劇がおきますので気を抜かないようにお気をつけくださいませ。
というか、ジーパンとかはいて作業するのが良いですね。
ヤスリがけをしよう
ノコギリで切り出した状態だと端っこがチクチクしています。
1枚30円くらいのサンドペーパー、荒さは#400くらいで軽くこすってやるときれいになります。
ちくちく、消えた!
ここまででこうなりました。
スベスベで檜のいい香りがします。
着色しよう
ステインと、ワックス。
二つの着色材を使っていきます。
まず使うのがこのポアーステインのオールナット。
木材に染み込む茶色い液体です。
でーん!一気に茶色くなりました。
まだ乾いていないので濃いめです。
急いでいたのでドライヤーを当てて乾かしました。
次に、BRIWAX(ブライワックス)というDIY好き御用達のワックスを塗り塗りします。
色はRUSTIC PINE。
これ自体だとかなり薄い茶色なのでポアーステインで色付けしておいた、というわけなのであります。
中身はこんな感じ。
寒いとバターみたいな固形で、暖かいとペンキみたいな液体になります。
この日はちょうど中間くらいの柔らかさ。
シンナー臭がするのであまり嗅がないようにしましょう。
※大量に使う場合は換気必須です。
今回はちょっとだけタオルに取って、木材の表面に多めにつけます。
ワックスを塗るとテカリが出てきてちょっと高級感。
全体に塗ってしばらくしたら、タオルで余計なワックスを拭き取りながらなじませていきます。
この瞬間がとても楽しい。
塗り終わりました!
ニスと違って、ワックスだと木のぬくもりを残したまま程よいツヤ感をだす事ができます。
ただし、傷には弱いのでキーホルダーについた傷は味だと思って楽しみましょう。
ひのきのキーホルダーが完成!
完成した木材にワイヤーを通して鍵をつけたら作業終了です。
おおー!
(フォントの荒さは置いておいて)シンプルな作りがイメージ通り!
ホテルキーっぽいくて好きです。
GOMIって言う文字、なくても良かったかもしれない...。笑
初めてにしては満足のできあがりでした!
まとめ
- たった四文字だけどウッドバーニング初体験できた。
- 部屋においてあってもなんかオシャレ。
- やる気になれば全行程1時間で作れる。
- 夏休みの工作っぽくて楽しい。
- はんだごての取扱い注意。
- BRIWAXすごい。
ということで以上、ひのきでキーホルダーをDIY!のコーナーでした。
小物作りも楽しいね。
↑なら濃い色なのでポアーステイン無くてもいいかもです