記事その1、その2 での作業で 安くて、軽くて、大きい というなかなか満足度の高い黒板本体が完成しました。
そして今回は黒板を壁に固定する作業を行います。
壁に固定できたらこのDIYは完成なのであと一歩!
がんばろう!
追記 2017-08-18
この方法だと、マジックテープと黒板の間の固定力が弱くて剥がれちゃいました。
現在どうしたら良いか考え中です。
壁に固定する時の条件とか
設置条件としては
- 壁面がコンクリートで画鋲を刺せない。
- 賃貸なので原状回復可能なレベルに収める。画鋲は良いけど釘はダメ。
- 黒板が汚れたら気軽に丸洗いして綺麗にしたいから、取り外し可能にしたい。
というなかなかワガママさんな条件。
クッパ城レベルの難易度だと思います。
黒板を置きたい位置の壁がたまたまコンクリート壁なので、画鋲も挿せず、コンクリートにビスを打ち込んで穴を開けるわけにもいきません。
なかなかの難題です。
さて、どうしようか...。
仮配置ではこんな感じにガムテープで貼ってみたものの、はがれて落下するし、気軽に取り外しできないし、剥がす時にだんだんと壁紙が痛んでいきそうなので却下。
「ぐむむむ〜うーん....どうしよう」
って悩んでいると彼女から
「天井ならさせるんじゃない?」
ってヒントをもらいました。
たしかに!天井をコンコンと叩いてみると、中身がコンクリートじゃなくて、ベニヤ板の上に壁紙が貼られているので画鋲が刺さる。
けど天井に普通に画鋲を刺しても、下方向に力が加わると確実に落下するよなぁ。
とりあえず「ビフォーアフターの匠」になった気分で色々な案を出してみました。
- 壁に強力な両面テープを貼る。
- 天井に細めのビスを打って吊るす。
- ディアウォールで柱を作る。
- 設置位置を変える。(画鋲が刺さる壁に飾ることにする)
壁に両面テープは壁紙に傷が付きそうだから却下。
ビスは細いのでもそこそこの穴が残るのと、力が加わったらすぐに取れてしまいそうなので却下。
ディアウォールは確実だけど、できることならシンプルにしたい。(というかホームセンターから2mの木材を持って帰るのが面倒)
ってことで、やっぱり今回は天井を活用した方法を考えることにしました。
どうやったらいいんだろう...。
...悩むこと10分。
「タッカー...あったな」とモワモワっとひらめいたのでタッカーを斜めに打つことで固定できるかを試すことにしました。
※タッカーは大きいホチキスみたいな器具です。
タッカーを斜め、できる限り水平に複数打つことで黒板の重さが下方向に加わっても外れることなく耐えてくれそう。
これ以上考えるより、実際にやってみたほうが早いので作業に取り掛かりました。
この黒板シートから作り始めた作業もあと少し...!
天井部分の加工からスタート
天井にフック的な固定器具を取り付けるつもりだったけど、家に良さそうなものがありませんでした。
早く取り付けたい気持ちが強かったんで、予定を変更して黒ガムテープの粘着部分を中折りにしたものをタッカーで天井に貼り付けることにしました。
位置はだいたいこのくらい。
巨大ホチキスであるタッカーを使って貼り付けます。
天井に対して垂直よりやや傾けることで下方向に力が加わっても抜けづらくしました。
高校のころ一番好きだった物理学で学んだ知識が活かせているかはわからないけど、感覚的にこう思えたってことは役に立ってるってことかな。笑
(ちなみに化学はめっちゃ苦手で、古典とともに赤点レベルの成績でした。)
そんな懐かしい思い出が蘇りそうになりつつ、一発では刺さりきらなかったタッカーの針を金槌でコンコン打ち込みます。
合計針を8本打ち込みました。
傾ける方向も左斜めと右斜にすることで頑丈になったかなと。
この細さなら引き抜いたとしても、ほぼ傷は目立たないはずです。
ガムテープを軽く引っ張ってみたけど、なかなか強力に天井にくっついている感じがしてうまくいきそうな予感がしました!
黒板を磁石で固定してみよう
(結局磁石はダメだったんですが、少しずつ試行錯誤を繰り返してなんとか完成刑までたどり着きました。)
家にあったネオジウム磁石で付けてみることにしました。
右下にあるのがダイソーで売っているネオジウム磁石。
これを黒板と壁に貼れば固定&取り外しも楽にできそう...!
片方の磁石は天井から垂れ下がっているガムテープに付けて、
もう片方は黒板の裏に貼り付けます。
両方に磁石をセットしたら...
パチッといい音を立ててくっつきました!
でも、支えている手を離してみると...
ガタッと悲しい音と共に黒板が落下。
いくらプラスチックダンボールとはいえ小さな磁石だけでは重さに耐えられませんでした。
磁石同士がくっついていても、垂直方向の力には強いけど、スライドさせるように並行にかかる力には弱かったみたいです。
その後30分くらい磁石の貼り方をあーだこーだ変えてみてチャレンジしたけど、どうも上手く行かなさそうなので断念。
この日はモヤッたまま就寝です。
夜も遅くなったんで次の日に持ち越すことにしました。
面ファスナーでトライ!
翌日、帰宅時にダイソーで面ファスナーを買ってきました。
いわゆる「マジックテープ」です。
これなら水平方向への力にも強そうなので期待そうだ。
とりあえずテストとして、面ファスナーをガムテープで適当に固定しました。
黒板の裏面にもぺたり。
黒板を壁にくっつけてみると...
おぉー!いい感じに固定された!
(昨日の落書きがのこっているけど)全体はこんな感じです。
...と写真を撮っていると。
ボトッっと剥がれてしまいました。
よく見てみると仮貼りしていた面ファスナーが土台のガムテープから剥がれているだけで、面ファスナー同士はくっついたままの状態。
ひとまず安心。
購入した面ファスナーの裏面には強力なシールになっているので、仮貼りをやめて本気でくっつけてみました。
黒板側の面ファスナーもしっかりと貼り付けます。
すると今度は上手くいった!
見た目的には仮の状態と変わらないけど、明らかに安定感が違います。
この状態で翌朝まで放置しても黒板が落下していなかったので成功のようです!
↓
と書いていましたが翌日の夕方に見事落下していました。
壁から垂らしたガムテープ部品に貼ったはずの面ファスナーが剥がれていたので、ガムテープに面ファスナーをホッチキスで固定する補強をして完成となりました。
最終的にはこのような作りでした。
いやぁ〜思ったより大変だったなぁ。
まとめ
黒板をつくるよりも、設置するほうが倍くらいの時間がかかりました。
これで「カフェ風黒板があるリビングにしよう計画」の下準備が完了したので、週末にでもチョークアートにチャレンジしてみようと思います。
多分落書きよりはちゃんとしたものになるはず...!
ということで、値段的には2000円ちょっとで巨大黒板を作ることができました。
人が家に来た時に与えるインパクトはかなり大きいので楽しみです。
- 落書きが好きだ。
- 子どものお絵描き壁を作りたい。
- チョークアートデビューしたい。
- なんとなくオシャレな部屋にしたい。
- 安いなら試してみたいかも。
という方はぜひともチャレンジしてみてくださいませ!
↓この黒板シートを買いました60cmx200cmです