このトイレDIYで最大の難関だったトイレレバー隠し!
どうしてもこの古そうなレバーを隠したいのです。
これが隠れなきゃ満足できない。
なにがしたい?
トイレタンクを板で覆ってタンクレス風トイレに仕上げるというのが今回のトイレDIYの最終目標でした。
トイレタンクに板を被せて困るのが、流す時にグイッとやるレバー部分です。
これをうまいこと隠しつつ、操作に影響がないようにしなければこのミッションを成功させることはできません。
タンク隠しをやっている他の人の方法を参考にしようと調べててみると、大きく2通りの方法でした。
- レバー部分だけは板で覆わず窓のようにして、通常と同じようにレバーに手をかけて流す。
- レバーに紐をつけて引っ張る。
どうしてもレバーの金属を丸出しにしたくない!!という強い思いがあるので上の窓の案は却下です。
...ということで紐をつけて引っ張る形で取り付けて1週間つかってみました。
そして一週間後。
わかったこと、「とにかく使いづらい。」
日ごろ意識していないけど、レバーを押す力って結構いるんですよね。
紐の先を持って同じだけの力を加えると、明らかに腕が疲れます。
だめだこりゃ。
軽い力でも動くように内部で滑車っぽくしてみたけど、正確な方向に紐を引っ張らないと力がうまく伝わらず納得いきませんでした。
どうしよう、どうしようと悩むことさらに数週間。
(というか放置気味。)
完全にトイレDIYが停止した原因となってしまいました。
そしてある日のこと、ふとした瞬間にいいアイデアが浮かんだのです!
シンプルなアイデアなんだけど、自分自身に感心するくらいグッドアイデア!
トイレレバー問題の解決策がこちら
この形ならいけるんじゃないかと思いつきました!
木の棒の先をレバーに固定して、上から押し込むようにすることで力を伝えます。
うん、単純っ!
レバーには結束バンドをかたーーーく締め付けた上に、テープでぐるぐる巻いて固定するようにしました。
このアイデアが正解なのかを確かめるため、仮実装して動作確認してみした。
上から...
ギュッと押し込む!
「ジャーーーー」
という音とともに無事流すことができました!
やったぁー!
真上から下に押し込むだけなので腕への負担もほとんどありません。
しかもブレることなくダイレクトにレバーに力が加わります。
めっちゃいいじゃん。
リスクとして浮かんでいたのが、木の棒が押し込んだ状態で引っかかって水が流れっぱなしになるということでした。
とりあえず1週間様子見です。
...さて、1週間たちました!
本実装に着手します
仮実装で使ってみたけど、何の問題もなし!
これでイケるぞっという結論に至ったので天板に加工をして「トイレ流すよボタン」を実装します。
上に置くサラダボウルの位置、レバーの位置、タンクから出ている水道管の位置を考慮しつつベストなボタン場所を決めます。
ベストといいつつ、結局は感覚で決めちまいました。
場所を決めたので穴を開けるのでえんぴつでマークします。
電動ドリルをつかいます。
うぃーーーーーーん
ひとつが穴あきました。
さらにもうひとつ、鉛筆で囲った枠内に収まる位置で穴を開けました。
あとはドリルを斜めにして穴をつなげて、うまい具合に角を処理します。
床は木屑でわちゃわちゃだ。
何度か調整をして、木がちょうど入るサイズにできました。
穴空け作業は10分くらいで完了です。
今はこの状態なのです。
テスト運用で使ったレバーから出ている木と、今作った穴に刺した木をビスでくっつけます。
「だーいたいこんくらいの角度かな」
ミスってもどうせ見えないところなので気軽にビス打ちしましょう。
えいっ!
サクッと完了しました。
レバーに繋いだ方は少し長かったのでカット済みです。
ドキドキの動作確認をおこないます。
ジャーーーー
この状態でもちゃんと水を流すことができましたー!
ぱちぱちぱち!
まとめ
難関だったレバー問題も解決して、タンクレストイレもほぼ完成形に近づいてきました。
いやぁ〜、本当に難題でした。
現状だと見た目ではどのボタンで流すのか伝わりづらいので、来客があった時でも分かるように工夫する必要がありそうですね。
...それは全体が仕上がってからということで、今回の作業は以上です!
我が家の賃貸トイレ改造DIY、次回は天板加工を行います。