バックパックをHACKしよう!
- これまではINCASEのバックパックを愛用していました。(もちろん今でも気に入ってますよ。)
- 週末のお出かけの時に「もっと荷物が入ればなぁ〜!店で買ったこの買い物袋を突っ込めるのになぁ〜!」って思いました。
- 新しいバックパックを探しました。
- そして見つけました!
TERGというブランドの3Way Backpack というやつです。
「ポチッちゃおうかなどうしようかな」って悩んでいる時に「これいい雰囲気なんだけど、実際どうなんだろう...?」と思っても、意外と販売店の情報しか無いんですよね。「ここのポケットはどうなってる」とか「これがこんな感じに入る大きさ」っていうのがよく分からない。
...だったら僕が一番詳しいレビューを書いちゃうぞ!ってことで購入して2週間毎日使いまくったので記事を書きました。
「いい感じのバックパック探してるんだけど...」
「そう!TERGの詳しいレビューが欲しかったんだ!」
そんな人たちのためになれば嬉しいです。
目次
- 目次
- 探していたのはこんな条件
- TERGとはなんぞや
- これがTERG: 3Way Backpack!
- 大きく開くから、大容量でも使いやすい
- 好きな位置に固定できる「マルチリンクシステム」がHackable!
- ショルダーストラップの構造が大事
- MacBookも余裕で入れられるスペース
- これが3Way
- ちょっとここが気になる
- 側面のゴムは三脚用?
- まとめ「アウトドアブランドだからこそ実用性に振り切ったバックパック」
探していたのはこんな条件
先日行った横浜旅の時に撮ってもらいました。ファッション誌っぽい雰囲気ですね。(背景のチカラってすごい。)
僕がNewバックパックに求めていた条件は...
- とにかく沢山の物が入るやつ。
- 物を詰め込んでいなくてもだら~んって型崩れしにくいやつ。
- メインの収納はガバッと口を開けることができるやつ。
- 後から色々改造できそうなやつ。
- 重くても疲れづらいようにリュック型のやつ。
- 満員電車内でも邪魔になりにくいやつ。
- ブランドはどこでもいいよ。
ここまで理想が決まっていたので、候補を絞ることができて、すぐに答えにたどり着けました。それがTERGっていうブランドのバックパックです。
TERGとはなんぞや
TERGは「Trial and Error Research Group」の略称で、Helinox社で新製品の探索と設計に専心しているチームです。TERGは最新のアウトドア・テクノロジーを活用して軽量の製品を開発するHelinoxの経験と開発技術から、イノベーティブな機能とデザインをもつ、日常生活に価値のある製品の開発に邁進しています。
つまり「アウトドアブランドが試行錯誤して作ったリュック。」ということですね!正直TERGってブランドは知らなかったんですが、このコンセプトが僕の好きな雰囲気にマッチしてフォーリンラブでした。
- ノースフェイスに似た雰囲気だけど、ノースフェイスほど有名じゃないのがツウっぽい。(ノースフェイスも大好きだけどね!)
- 安すぎないから「街中の高校生と偶然カブっちゃった!」っていうのが少なそうでいいですね。
このバックパックは82回目の試作品で製品化したようです。試行錯誤の結晶バッグ。
シリアルナンバー入りでした。持つ喜び高まる。
これがTERG: 3Way Backpack!
デーン!素人カメラマンを困らせる黒一色。他に「ほぼ黒、ネイビー、迷彩柄」がありました。
ここに持ち手があったり、リュックの形が三角形だったりと「それ普通のカバンではないな...!」という雰囲気が一目で伝わりますね。僕みたいなやつにはイチコロです。
このバックパックには大きく4箇所の収納があります。
- ガバッと開くメインの収納スペース。
- 15インチMacBookも余裕で入るPCスペース。
- 財布などを入れる小物スペース。
- すぐに出したいものを入れられるフタ部分のスペース。
さらにさらに、メインのスペースにはちょっとした工夫がなされていて、使う人によって気軽にハック(改良)できるようになっています。(それぞれこの後写真付きで載せていますよ!)
ロゴ刺繍がアクセント。
こんなところにもTERGの文字が。
画像右側の部分が丸ごとベロっと開くことが出来るのが特徴です。
このようにベロっ。
ではもう少し細かく見ていきましょう。
大きく開くから、大容量でも使いやすい
このバックパックを購入するきっかけであり、決め手にもなったのがこちらの部分です。普通のバックパックとは違って大きく開くことが出来るのです。
ジッパーを開いていくと...。
大きく開いて中身が一望できるのです。めちゃ便利。
内側はモサッとした素材で傷防止になっています。
スペースが広いので色々入ります。僕が常備しているバッグインバッグ。使いやすいけどもう販売終了しているPILOT製のやつです。
彼女について行ったロペピクニックで50%オフで買ったポーチ。ミラーレスの換えレンズや予備バッテリーとかを入れています。本体も入れます。
500mlのペットボトルがこの向きで入れられるくらい大容量!すごいぞ!
その他冬場は手袋、マフラーとか脱いだダウンジャケットも突っ込めます。デパート内で片手にコートを持ち続けるのが苦手なので助かります。夏場は代えのTシャツとかタオルなどを入れられますよ。
スーパーに行った時には
- にんじん
- じゃがいも
- 牛肉
- カレールー
- 牛乳パック
- 2Lペットボトルお茶
- +プリン
くらいは余裕で入れられます。ビニール袋を手で持つよりリュックに入れたほうがかなり楽ですよね。
ベロッとめくっていた部分も収納になっていて、小物を入れることができます。
小梅のソフトキャンディが美味しすぎてハマりました。キオスクで3本買ったら「そんなに好きなんだねぇ。同じ味を3つも買う人滅多にいないんでね〜。笑」とおばちゃんとの予想外のコミュニケーションが生まれました。なかなか売ってないので次見かけたらまた3本買おうと思います。
好きな位置に固定できる「マルチリンクシステム」がHackable!
メインスペースの中にはTERGポーチが同封されていました。
こんな感じのメッシュ素材のやつ。
ポーチ裏面にはベルクロ(いわゆるマジックテープ)になっていて...
背面部分がふわふわのベルクロになっているので好きな位置に貼り付けることができるんです。
ということは...ダイソーとかで好きなポーチを買って裏側にベルクロ貼れば、それも貼り付けることができる。仕切りみたいなやつを自作すればカバンの上下で物を分割することができますね!
「スペースは十分広い。背面はベルクロ。」
自分でもっと使いやすいようにハックするしか無いですね!楽しみ!!!!!
(もちろんTERG公式のも売っているけどお高いので自作です。はい。)
ショルダーストラップの構造が大事
バックパックを購入する時に重視したかったのがショルダーストラップ部分です。
こんな感じになっているのが重要。
- カラビナを付けてアレする。
- ヒモを追加してアレする。
ことができるんです。詳しくは後日別記事で紹介しますね。
ここにもロゴ。いいね!
MacBookも余裕で入れられるスペース
最近のバックパックだと標準装備になりつつあるPCスペース。TERGのこのやつだとこのジッパーを開けるとPCが入れられます。
PCをフワフワのケースに入れなくても、バックパック自体が守ってくれるのでMacを閉じて突っ込むだけでOKです。
これが3Way
通常はリュックとして使います。そこからショルダーベルトを外すことで、ビジネスバッグ、メッセンジャーバッグにトランスフォームできるのです。
ショルダーベルトの根元にはこんな部品が。
カチッと引っ張って...
外すことができます。
ショルダーベルトの上部分はポケットになっていて、
綺麗に収納することができます!
(よく考えればそういえばここもポケットになってるんでした。旅行に行った時に財布とかパスポートとか入れればスリ防止になりそう)
ショルダーベルトを収納するとこうなります。
ビジネスバッグ風。
さらに付属の斜めがけ用ベルトをつけると...
メッセンジャー風!
斜めがけ用ベルトの根元はこのようなプラスチック部品が付いています。
クルッと角度が変わるので斜めがけでも背負いやすい。なるほどこれがTrial and Errorの結果行き着いたアイデアかぁ!
ちょっとここが気になる
- 外側にペットボトル入れが無い。
- 縦長なので電車の網棚に置くときにギリギリ。(横向きにすれば余裕)
強いていうならここが気になりました。
Hackableなバックパックを求めていてこれに行き着いたんだから、自分であれこれ改造する楽しみでもあります。
側面のゴムは三脚用?
ここにはゴム状の紐が付いています。公式HPにも記載が無かったんですが三脚とかを取り付けるためのものなのかと思います。
こんな雰囲気で。
折り畳み傘とかも付けられそう。「よくわからないから不要だよ!」っていう場合は紐ごと外しちゃいましょう。
まとめ「アウトドアブランドだからこそ実用性に振り切ったバックパック」
買ってさっそくですが、プチ改造をしてもっと使いやすく「自分カスタマイズ」をしようと思っています。購入する前からカスタマイズ前提で探していたのです。また別途報告します。
「TERG -試行錯誤-」の続きは自分自身でやろう!なバックパックを手に入れた報告でした。
【2018/11/24追記】
購入してから一年近く経ちますが、毎日使っています!
ほぼ新品同様の美しさを保っています。全然ヘタレていません。
あーもう最高。間違いなく最高。このバックパックを無くしたら全く同じものを買い直すっていうくらい最高です。(在庫切れになる前に、予備としてもう一つ買っておこうかな)