おっ...記事タイトルで全てを語ってしまいましたね。
今回は
- 先日、木板を撮影の台として使ってみる事にした。
- でもそれだと背景がいつも同じで単調になる。
- → プロジェクターで背景画像を映したら自由度無限大なのでは?
というアイデアが浮かんだので試してみました。
プロジェクター活用っていうのがハイテク感出ていてワクワクしますよね!上手にできたら夢が広がりますね!!!
プロジェクターを下向きに設置する
床に映像を映し出すために、下に向けてプロジェクターを設置します。プロジェクターに三脚を取り付けて、棚に突っ込みました。落下しないようにおもりとしてバックパックを乗せています。
下から見上げるとこんな感じ。
HDMIケーブルでプロジェクターにMacを接続します。MacではPhotoshopを開いて、赤い紙の画像を表示しておきました。
この画面を床に並べたコピー紙に映し出します。床に画面が映るのってすごく新鮮!かっけー!
プロジェクターを背景にして撮影してみよう
中心に撮影対象の箱を置いてみました。
「...血塗られたプレゼント...?」
この状態だと箱が真っ赤に染まって、ホラー映画に出てくる呪われたプレゼントですねぇ....。恐怖写真を求めているならこれでもいいのですが、そんな需要は滅多に無いと思います。
なので、Photoshopのペンツールを使って箱部分だけ白色に塗ってみることにしました。
床を見ながらMacのトラックパッドを操作するのはテクニックが求められますね。
こちら三点打って白い三角形ができた状態。もう一点打って白い四角形を描きます。
無事に箱部分だけ白く浮かび上がりました!
これはもはや超簡易なプロジェクションマッピングですね。僕もマッパーデビューできました!!(...マッパーとは...?)
Photoshop上はこうなっています。プロジェクターが若干斜めから映しているので完全な長方形ではありません。
いつもの画角で箱を写してみると...案外ちゃんと絵になりました。白い部分を微調整したら実用性があるかもしれない。
少しでもずれるとネタバレしちゃうんですけどね!
イッツ イリュージョン!!!!
プロジェクター背景の様子がこちらです。https://t.co/lRCnXEON5X pic.twitter.com/2Ai5T3pmvg
— ものものブログ (@BlogMonoMono) 2018年2月15日
いろんな模様を試してみる
海外のフリー素材をいただいて、背景として使ってみましょう。
サイト画面が床に映っている状態。ダイナミック。
赤い背景の代わりに水玉模様を表示してみました。そんなに違和感はありませんね!
プロジェクターの解像度が低いせいで、ドットが目立つ目立つ...。
カメラを通すと背景の発色がイマイチ良くないですね。
黒背景かっこいい。
投影されていて全体的に光っている状態なので、画像編集時の明るさ調整が難しいのです。
木材の背景を置いてみました。遠目ではそれっぽく見えなくもないけど、やっぱり荒さが目立ちます。
「ドットが...ドットが見えるぞ!ダサいぞ!」
物を手にとって写真を撮ることができないのも欠点。
ここで確信しました。
「こりゃダメだ。」
Photoshop上で合成でいいのでは?
明暗差ある場所で普通に撮影して...
Photoshopに取り込んで、撮影対象だけ切り抜いて...
背景素材を置けばいいのでは...。
できあがります。
「最初からPhotoshop使えばいいと思ってた」って?うーん、でもー、プロジェクターでやってみるとか夢があるじゃないですかー。楽しそうじゃないですかー。(棒読み)
「やってみて学ぶことができたので、これで良いのです!」という事にしておきましょう!
背景も自由自在!
まとめ「撮影背景にプロジェクターは向いていないみたいだよ」
そうですよね。一枚目を撮ったときから僕も気づいてました。気づいていたけど、気づいていないフリをしていました。でも、認めましょう。プロジェクター背景案はボツです。
- そもそもプロジェクターの準備が大変。←おいっ!
- 撮影対象の部分を白く塗り潰すのが手間。四角形ならまだしも複雑な形だと無謀。
- もっと自然な仕上がりを期待したけど、やっぱりドット感とかプロジェクター感が残る。
- 部屋を真っ暗にして撮影対象しなきゃいけないのが面倒。
スクリーンを用意して後ろ側からプロジェクターで移せば影の問題は解決するんですが、超大掛かりなので無理ですね。
一方Photoshopでは...
- Photoshopが頭いいので切り抜き処理はかなり楽。
- 背景を変えるのも楽々。
- 切り抜いて背景画像の上に乗せるだけではベッタリ感が残るので、背景画像の遠近感とか、物のドロップシャドウは付けた方が良さそう。
というわけでPhotoshopの技術を磨くために勉強をするのが良さそうです。がんばります。おしまい。