精密機器の分解ってわっくわくしますよね!
僕が小さい頃は家のラジオを分解して遊んだりしました。(分解後に元に戻すと、なぜかネジが余るという あるある)
今思うと、当時のダブルラジカセって結構高級品だったのでは...それを分解するなんているワイルドな僕。
さて今回は大分解とまではいきませんが「スマホの背中の皮を剥がして交換する」ということをしてみようと思います!
奥さんがこの間まで使っていたXperiaZ3はバックパネルが割れています。映画館の駐輪場でポテッと落としただけですんなりとヒビが入ってしまったやつです。
先日XperiaXZ1を安く購入して使っているのですが、機種変前のZ3も予備の目覚ましとかでなんだかんだで使っている様子だったのでバックパックを修理してあげることにしました。
難易度的には簡単だけど割れたガラスパネルを無理やり引き剥がすという行程なので結構大変そう。
Xperiaの非純正バックパネルは1400円で買える
Amazonでこんなものを買いました。
中身は裏面のパネル一枚だけです。
バックパネルにはあらかじめ粘着シートが貼ってあるので...
- 割れたバックパネルを剥がす
- 交換パネルを貼る
これだけで交換できるようです。
簡単ですね!
純白のガラスで覆われた背面。
やっぱりXperiaのガラス真四角デザインめっちゃ好き。最新のXperia XZ2は角丸になっちゃって残念。
右下からヒビ割れしています。形あるものいつかは壊れるもの...仕方がないよね。
左が交換品、右が純正。
交換品は少し青みがかっているように見えますが、保護フィルムによるものです。
SONY非公式の互換品なので「Xperia」のロゴマークはありません。
剥がしていこう!
ダンッダン ダーダー♪ ダンッダン ダーダー♪チャチャチャーチャチャチャーチャチャチャーチャチャ♪
ミッションインポッシブルのテーマ曲を口ずさみながら取り掛かろう!
「今回の任務で使う道具はこれだ。」
ブログ記事にはしていませんが先日奥さんの(こちらも目覚ましがわりの)iPhone5Sのバッテリーを交換してあげた時に付いてきた道具たちです。iPhone互換バッテリーと道具が付いて1800円でした。めちゃ安かった。
先端が薄くなっている硬いプラスチックでできている棒を使います。
本体とバックパネルの間に無理やり差し込んで...
テコの原理とかでゆっくりと力を加えていきます。高校で学んだ物理学の知識が活かされるっ...!
「むむ!セキュリティーが手強いぞ」
防水端末であるXperiaZ3は超強力な両面テープでバックパネルが貼り付けられているので、そう簡単にははがれません!
(パネルが破損している今ではもはや防水ではないですけどね)
全体的にヒビか入っていたからなのか、全然綺麗に取れませーん!
「もう力任せやーーー!」
5分後...めちゃめちゃしぶとい。
ドライヤーの熱風を当てながら剥がせば粘着力が弱くなって剥がしやすかったのかもしれませんが、なんかこういう時ってムキになっちゃうんですよねー。
「ドライヤー取りにいかなくても、きっと取れるし!」って。冷静に考えると熱を加えたほうが確実に取りやすいのに。笑
そのまま集中して作業すること15分...。
「と、とれてきた...!」
元のひび割れよりも遥かに悲惨な姿となりました。「パネルを剥がす」というより「無理やり引きちぎり剥がし取る」って感じでした。
大事故にでもあった後かのような悲惨なお姿。(お体本体は健康です)
- ガラスパネルなので鋭利な破片が残ります。
- 剥がしている時も時折ぴしっと飛び散ります。
安全ゴーグル(水泳ゴーグルでも可?)は必ずつけましょうね!
端っこに残った破片はピンセットなどで取り除きました。
作業中の様子。
念のために終わったら床に掃除機をかけときました。思ってたより大仕事!
いよいよ新パネル装着!
丸裸になった裏面がセクシーです!メカメカしているところにワクワクしますね!メカメカワクワク
交換パネルの保護フィルムを剥がしてー...
「ペタリ!」
位置がズレないように慎重に貼り付けましょう!
表面の保護フィルムも剥がしたら いっちょあがりぃ〜!
横から見ても出っ張りはありません。
ジャストフィット!
「こちら、カードネームものもの。任務完了だ。Xの交換は正常終了した。」
40分ほどで作業終了
「ちちんぷいぷい!ほぅらこのとおり!」
美しく生き返りましたね!
ただ、純正品ではないのでおそらく防水性能は失われたままです。
脱皮した皮。なぜか夏の終わりを感じる。
まとめ「ケガには気をつけよう」
バックパネルを剥がす時にはほぼ確実に割れていきます。
鋭利な破片や細かな破片がたくさん溢れるので気をつけましょう。床に落ちているのを踏むと痛いですから掃除もしっかりとね!
あと力を入れすぎて工具が「ガッ!」となる可能性も(このように)あります。軍手をすべきでした。反省しました。まぁ何事も経験ということで。
以上、Xperiaの背面パネルを交換してみたお話でした。