ものものブログ

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茅乃舎の「だし巻き玉子の素」がすごい!料亭のジュワッな美味しさが簡単に作れる!

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(悔しいけれど)茅乃舎のだし巻き卵の素に頼るのが正解です!僕の理想のだし巻きです。

 

たまご焼きはシンプルながらも奥深い。

料理の入門本には必ずと言っていいほど、たまご焼きの作り方が記載されています。調味料と卵をかき混ぜてフライパンで焼くだけで誰にでも簡単に手軽に作ることができるからでしょう。...いや、本当に?

本当に納得できる味に仕上げられているのでしょうか?脇役じゃなくて一品として成り立つような、一口食べた瞬間に「わぁぁー美味しい!出汁の旨味が卵によってコーディングされていて、じゅわーって口の中に広がる香りすごい」そんなたまご焼きは料理本やクックパッドのレシピどおりに作ったところで完成しません。

僕としても、これは絶対に美味しい!と言えるようなたまご焼きを作ることができるようにここ一年試行錯誤していました。目指したのは料亭で出てくるようなあの味...なのですが、なかなかうまく作れない。水分の量や焼く時間、火の加減を少しづつ変えて調整したけれどどうも理想とは違うんですよね。

たまご焼きをきれいに巻いて仕上げるところはできるようになったけれど。

茅乃舎の「だし巻き玉子の素」はすごい

アゴ出汁で有名な茅乃舎。そこに売っている160円のフリーズドライのだし巻き卵の素。存在は知っていたのですが、自分の調合でだし巻き卵を作り上げたいという思いから避けていました。茅乃舎のWebサイトに載っている、だし巻き卵の作り方レシピに従ってみたものの、これはこれで美味しいけれど何か違う...。

ところがある日から「あぁこれはもうだめだ。根本的に何かが足りないんだよなぁー」と諦めムードになってきたので、参考として素を買ってみることに。

原材料を見てみると文字を見ただけでヨダレがでてきてしまいそう。

  • でんぷん
  • 砂糖
  • 醤油
  • 鰹節エキス
  • かつお
  • 食塩
  • 米発酵調味料
  • 昆布エキス
  • 山芋
  • 酵母エキス
  • 米酢

一本の卵焼きのために、自分でこれだけのものを集めて、夕飯時にちまちま出汁を取る手間を考えると「餅は餅屋。イチから作るのは無謀だな」ってなりますよね。

ちなみに1パックに対して卵3個で卵焼きを作ります。素と卵を合わせても1卵焼きが200円くらいでできるのですね。味のレベルを考慮するとこれはコスパ良い。

作っていこう

袋から取り出します。

水80mlを入れます。

かき混ぜると「だし巻き卵の素」が出来上がり。和食屋さんのお出汁のようなふんわりとした高給な香りがする素なのです。

ここに卵3個を割り入れます。

卵を片手で割れる僕。これって役立ちそうだけど対して役立たない技術だと思っています。どうせ右手は卵液で汚れるから洗わなきゃいけないし、数十個でもない限り作業時間の短縮というわけでもないですし。でも料理ができる風に見えるのでやりたくなります。

卵のカラザばしっかり取っておくことで、卵焼きにしたときの食感がよくなります。

混ぜるべし。

フライパンを温めて、油を入れて、シリコンスクレーパーで広げたら準備完了!卵を焼いていきましょう。

ポイントはふたつ。

1つめは「火加減」です。弱めの中火がベスト。フライパンの底に火が当たらないくらいです。僕は小学生の頃卵焼きがすごく嫌いで、母が家で作った卵焼きはお茶で流し込むようにして飲み込んでいました。あれがなぜだめだったのかと言うと、まさしく火加減だったのです。少しでも強めの火で焼いてしまうと、卵表面に火が入りすぎてしまって独特の卵の焼け臭さが出てくるんですよね。卵の表面が茶色く焼けないような火加減と時間を意識するのが重要なのです!

卵液を3分の1投入します。

スクレーパーで底から混ぜるようにしてスクランブルエッグのようにしていきます。フライパンに触れている部分だけが焼けすぎるのを防ぐため、四隅もちゃんと混ぜましょう。

「これ以上混ぜたら平たくならなくなりそうだな」というところまで来たら巻いていきます。

真ん中が少々半熟気味でも予熱で固まるので問題なし!

そしたら空いたフライパン部分にキッチンペーパーなどで油を塗って二度目の卵液注ぎ込み。既に丸めてある卵焼きの下にも液が入るようにします。火は弱め弱め。

同じく半熟スクランブルに仕上げて、これ以上混ぜると平たくなくなるというところまできたら巻きます。同じく3回目の卵液投入&スクランブル&巻き巻きしたら出来上がり!

ぷるんぷるんしていて美味しそう!静かに湯気が立っていて、優しい出汁の香りが漂います。

美味しいだし巻き卵のできあがり

卵焼き表面にはうっすら焼き目が残るくらい。これ以上焼いてしまうと、あの焦げ臭さがついてしまうのです。卵焼きを焼くときは、火加減の洞察力、時間による変化への集中力が必要。まさに料理は科学実験だと思う。

端っこを切ってみて...

包丁のまま試食しちゃいました。

もう片方の端っこもむしゃむしゃ。

卵の巻き終わり位置がちょっと良くなかったけれど、それなりにきれいにできた!

卵焼きが美味しいんだよなぁ〜!

※ 朝食っぽいけれど夕食です。

初めて作ったオクラチーズおかか。オクラをチンして、チーズを載せて、ちょっとだけ焼いて、上からバーナーで炙る!そして鰹節をふりかけるだけ。すぐできるのになんとなくオシャレで気に入りました!

まとめ「一度試すと普通の卵焼きでは物足りなくなる!」

料亭のだし巻きの味がたった160円+卵で手に入る...!こりゃお酒のおつまみにも合いそうなのでギフトとしてもいいですよね。

それにしても「自前でなんとか美味しく作ろう」と試行錯誤したからこそ、その手間暇や苦労を知ることができて、このフリーズドライの美味しさと値段に納得できたんだと思います。なにごとも経験ですよ。

ちなみに。Amazonだと転売屋が4倍の価格で売ってぼったくっているので、茅乃舎店舗(リスト)や公式のネットショップで買いましょう!

以上「料亭の味が茅乃舎のだし巻き玉子の素ですぐできる」というお話でした!

www.monomono-blog.com