いつも使っている折り畳み傘の乾きが悪くなってきたので改善することにしました。使うのはアイロンだけ。傘にアイロンがけをすると撥水力が回復するって聞いたことあるけど本当なんでしょうか?試してみました!
折り畳み傘を是非おすすめしたい!
僕はコンビニのビニール傘を使いません。少なくともここ5年間くらいは使った記憶がありません。
というのも、ビニール傘って使い勝手が良くないんですよね。外出時に突然豪雨に襲われた時に仕方なく購入するのは良いとして、その後の使い勝手が悪い。たとえば平日の朝、まだ開ききっていない瞼をこすりながら見る天気予報で「今夜は18時から雨になるでしょう」と言っていたとして、そうかそれじゃあこの前のビニール傘を持っていこう...とはならないのです。だって朝は雨が振っていないのにわざわざ満員電車で邪魔になる傘を持ち込むのって嫌じゃないですか。そして天気予報が外れた場合帰宅時にも長い傘を持って帰ってくることになってまた邪魔な荷物に。かといって、持っていかず雨に振られたら、コンビニで買った傘がもう一本増えることになる。
そんなわけで、僕は折り畳み傘派です。(傘をさしても方が濡れるような)普通の軽くて小さな折り畳み傘ではありません。1本の傘に2人で入っても大丈夫なほど、ちゃんと大きく広がるちゃんとした折り畳み傘。
傘が大きい分、確かに少し重さはあるけれど、電車内とか買い物に行った時に長い傘をずっと持ち続けることを思ったら、バックパックに入れてしまえば大して気になりません。
駅まで使って濡れた傘はスーパーのビニール袋に入れて、口を縛ってバックパックにそのまま突っ込んでいます。付属の傘袋に入れるには丁寧に畳まないといけなくて面倒なんですよね。雨の降る日は折り畳み傘とビニール袋をリュックにポンッです!本当に便利!
愛用しすぎて雨を吸い込むようになってきた
この折り畳み傘は2年ほど前に購入して、雨が降るたびずーっと使っていました。
雨の中長時間使っていると
全体的には撥水効果が残っているのですが...
ちょうど折り目の部分の撥水力が無くなってきました。
内側に染み込むわけではないのですが、こうなるとなかなか乾かないのです。これは困った。カビっぽくなっちゃいますし、どうにかしましょう。
アイロンを掛けるだけで撥水効果が復活する
傘の表面には目に見えないレベルの凹凸が付いていて、それによって撥水効果となっているそう。傘を使い込んだり、布同士が擦れることでその凹凸が倒れてしまうらしく、アイロンで熱を加えることで元の状態に近づけることができるらしいのです。ほんまかいな。
スチームなし、中温でアイロンがけスタートです!
※ ビニール傘にはこの方法は使えません。溶けてしまいます。
※一箇所にアイロンを当てすぎると跡が残ることもあるのでさっさっとスピーディーにやりましょう。
Tシャツにアイロンを掛けるようにさささーっと。
左がアイロンがけ後、右がかける前です。明らかにシワが軽減されていますね!
傘のタグを目印に、傘を回しながら全ての面にアイロンを掛けます。
さっきのシャワーの水滴が残っていて、たまにジュワ~っていうのが楽しい。
5分ほどで完了しました!
さて、その効果はいかほど...?!
適当にアイロンがけしただけで改善する!
ジャーーー。
折り目のあたりを集中的に浴びせます。豪雨です。
おっ!おっ!若干スジが残っている気がするけどかなり改善してますね!!!
↑ 比較用に、こっちがアイロンがけ前。
せっかくなのでもう一度、折り目を集中的にアイロンがけすることにしました。
シューーー。折り目よ消えろ!!
2度目のアイロンがけの結果...
再チャレンジ!
おおっ!これは!
折り目部分にも吸い込まれず、水滴となりました!
傘内側からデコピンしてみると...
これはすごい。9割の雨粒が落ちましたね!外出時に使っているときにも、駅についたら何度か内側から叩くだけで水滴を振り払うことができますね!ヤッター!
まとめ「作業量以上の満足感を得られる!」
傘にアイロンがけをするというテクニックは知識としては知っていたのですが、半信半疑なのと面倒でできていませんでした。...が10分くらいの作業でここまで改善するならやるべきですね!
「今の布傘、水がべっちょり付いて乾き悪いんだよねー」という方はぜひお試しあれ!(透明なビニール傘にアイロンはNGですのでご注意を)
以上「アイロンがけしたら撥水効果が復活して次の雨が楽しみになったぞー!」という話でした。
持ち運びが面倒な長傘をやめて、折り畳み傘へ移行おすすめですよ!ぜひぜひ。