ものものブログ

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買ってよかったもの、毎日の生活の向上、デジタルガジェットについて、たくさんの写真で紹介するブログです。

ひとりで国立科学博物館に行ってきた!

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上野にある 国立科学博物館 に行ってきました!

常設展示は大人630円で入館することができます。常設展示で公開されている資料なんと1万4千点以上...!表に公開していない資料も合わせると470万点もあるんだとか。とにかく規模がすごい。

ひとつひとつをしっかりと見ていったら一日では見きれません。スマホで追加情報を調べながら回ったら数日掛かりそうです。

(興味のわかないものとか、大人でも解説が難しいものもたくさんあるので、全部見るのは相当な集中力が必要そうですけど)

 

ということで、今回は「暇なので何か普段とは違うことをやってみようー!」という思いつき一人旅企画の続きです。

土曜の昼: 上野にある国立西洋美術館
土曜の夜: 神田にあるマンガアートホテルに宿泊
日曜の朝から: 上野にある国立科学博物館 

という流れで国立科学博物館にたどり着きました。

www.monomono-blog.com

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マンガアートホテルから再び上野へ 

「今日はきれいに晴れてるなー」とか思っていたら、出口の段差で思いっきり転んで足を負傷しました。こんな状態からスタート。

右足を引きずりながらも、必死に神田駅へと向かいます。

右足痛いよー。駅までの750mが果てしなく感じる...。

足を休めるためにも、途中のベローチェで一旦休憩。

モーニングメニューを頼んだけれど、クオリティはイマイチでした。せめてケチャップほしかったなぁ。

なんとかなんとか、神田駅に到着!

神田から上野までは山手線で5分。あっという間に到着です。

今日もすごい人だ...!

国立科学博物館へ

国立科学博物館は、上野駅を出て右方向にあります。  

ここは昨日来た国立西洋美術館。今日も入り口に列ができていました。

そこから更に進むと科学館です。途中で科学館から超行列ができていることに気が付き恐る恐る近寄っていくと...

この時期は企画展として恐竜博がやっていて、ザウルス好きな子どもたちがずらーーっと並んでいました。80分待ち。

建物内も恐竜に並ぶ列がずらーーーっと!

それにしても小さい頃ってどうしてあんなに恐竜に興味が湧くんでしょうね。僕も好きだったときがあってティラノザウルスとかお絵かきしていましたけど。圧倒的な強さのイメージに憧れるのかな。あっ、今でも映画でジュラシックパークとか見るの好きなので、本質的には変化していないのかもしれない笑

恐竜博は大混雑だけど、常設展示については待ち時間0で入ることができました。

入り口もスキスキ。よかったよかった。

では早速見ていくことにしましょう!

音声案内を借りようかと思ったけど、足の痛み的にじっくり閉館時間まで居られる可能性は低そうなので見送りました。美術館と違って、展示の前に説明書きもありますし音声案内は必須ではないかなと。

地球館は地下3階から地上3階まで。日本館は地下1階から地上3階まで。見るところめちゃあります。僕は地球館の上の方から攻めていくことにしました。(広い館内でたくさん写真を撮ったせいで、このあと貼る写真の順番が一部ぐちゃぐちゃです)

「恒星は自ら光る星。夜空で輝くあの星は、生まれてどのくらいたつのだろう。」

こんな詩的でもあり科学的でもあるタイトルから分かるように、展示の内容はガチです。小学校高学年でやっと理解できそうな文章(と表記の硬さ)です。大人でも全部読むのはツラい。

なので、基本的には展示物を眺めていって、気になったところだけ読み込んでみるという流れで回っていくのが良いかと思います。周りの親子を見てみると、子供は展示物を見たり動かして体験して、親はチラチラと解説を見ていくスタイルが多かったです。

ここで子供にわかりやすく説明してあげられるようなスキルがあるといいんですけど、大人でさえ理解が難しいですからね...。

これは化学の授業で出てくる元素の周期表。すいへーりーべーぼくのふね。

あぁぁ高校の時に学んだけど大の苦手でした。ベンゼン環とか化学式とかもう拒絶反応が起きて赤点でした。物理は大好きだったけど化学はちょっとね。日常生活で役立つ気がしなくてだめだった。

molね...。(苦笑)

今勉強し直しても理解できる気がしないので、ささっと次のコーナーへと移動しました。

剥製を見るのは楽しい!

入り口の説明書きでさえ真面目な文章。進化に関する展示です。

プロジェクターによる動画での解説もあって、こっちは見ているだけでなんとなく理解することができます。やさしい。

一番目立つのが、こちらの剥製コーナー!

圧倒されるほどの動物の剥製が展示してあります。

トラの左にパンダがいたりと、ちょっとおもしろい。

ヌーとか、トナカイの大きさがすごいんですよね。森の中でこんな巨体に出くわしたらビビります。体当りの威力がすごそう。

透明な床になっていて、動物を上から見れるスペース。

鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥!

くまのプーさん。かわいい顔してるけど、かじられそうで怖い。

すみません...この展示での学びは「でかいすごい」だけでした。集中力が足りなかった!

さらに別の階へ

下っていきます。

ドーーーン!恐竜たち!

一番混雑していたのがティラノサウルスのあたりでした。やっぱかっこいいよね!

ティラノサウルスには羽毛が生えているという可能性があり、その図がこちら。でかいニワトリみたいな。

ちなみにこの姿勢は獲物を待ち伏せしている様子の想像図で、しゃがんだ骨格はここ国立科学博物館が世界で初めて復元したとのことです。おなかがタプタプして丸っこい。ジュラシックパークでこれが出てきたらちょっと拍子抜けしますね。やっぱり岩のようなゴツゴツ肌であって欲しい。よーし琥珀に含まれた恐竜のDNAから復元するぞ...!

いろんな動植物たち

動物だけではなく、植物についての展示もあります。(ささーっと眺めるだけですが)

一箇所の磯で採取したカニでも、いろんな変異があるよっていうお話。

今回の科学館での鳥肌モノがこちら

 

ちょっとだけグロテスクです。お食事中の方はご注意を。

 

ドブネズミみたいにー♪ のドブネズミさん。

とってもファミリーが増えやすい家族愛のあふれるお友達です。

さぁ、増え具合をみてみましょう。

21日後には10匹の子どもたちが生まれました。

そしてさらにさらに増えていくと...

この数に...!

この気色悪さのインパクトはすごい。

ただ、自然界ではこのすべてが生き残ることは少なくて、他の動物に食べられたり病気などで数がへるため、一定規模で数が維持されるらしい。

ねずみ算について詳しくはWikipediaなどを見ましょう!

と、こんな感じで展示で興味を持ったことを調べてみて知識を深めることに意味があるのですねー。

 

そしてもう一つは焼き肉好きな人にとってはアレな展示。

牛の胃についてです。

 

牛には4つの胃がある、うん、これは聞いたことある。

それでは内蔵を見てみましょう。

 

ドバァーーーン!

き、き、キモカワ!(違う、そうじゃないキモいだけだ)

帳は40mあるらしい。

標本なので真っ白ですが、実際は血液が通っているから赤いんだろうか。

ギアラ、ミノ、ハチノス、センマイとか焼き肉用語がありますが、これはハチノス。ああぁ。グロい。ちょっと苦手になったかも。ホルモンが苦手な人の気持ちがわかった気がする。

まてよ、となるといつも美味しいって言っている「ホルモン」はさっきの40mの超...。ふぅーんむ...。忘れよう。忘れよう。

科学技術の進歩

解剖学とかそういうあたりを通過していくと...

きた!

いわば、スマートフォンの元の元の元の元の元の元の元の元の元。 

大型計算機の展示です。

日本で最初に稼働した電子式コンピューター。1956年なので、たった63年前のことなんですね。メインメモリは1.05kB。今の安いスマホだとメモリ3GBなので、この電子計算機の280万倍分の能力。技術の進歩って本当にすごい。

真空管1700本もあったら頻繁に故障しそうな気がする。この時代があったからこそ、いま僕たちは手のひらで動画を見たり調べ物したりできているんですもんねー。ロマン感じますよね!

別館、日本館へ

地球館から日本館へと移動してきました!

この建物自体が重要文化財に指定されている貴重なものなのです。

 

ただただ、美しい。

 

日本館は地球館と比較すると展示が地味なものが多いのと、負傷した僕の右足の限界が近いのでサクッと写真を貼って雰囲気だけ紹介しますね。

日本各地で採れる石のはなしとか。

シカのお尻が可愛いとか。

海辺で採れる海洋生物とか。

古い時代の人の生活とか。

この人形がかなりリアル。

お坊さんもリアルすぎる。

さーて、これで日本館も全フロア見終わって出口へとたどり着きました。右足が限界だ。

10:30から見始めて12:40。サクサクと見ていっても2時間ちょっとかかったので、訪れる際のスケジュールの参考にしていただければと...! 

たまにはこういう休日も楽しい。

以上、とある土日の過ごし方でした。

東京に住んでいると意外と都内の観光名所に行くことって少ないですが、たまには観光客気分になって巡ってみるのが楽しいですね!