動く写真とか3D写真とか「なんかこれ変。でもすごいぞ」っていうのに憧れませんか?動画ならYoutubeに上げればいいし、写真なら静止画で良い。うん、確かにそうなんですけど。ほんの少しだけしか動かない写真にはなぜか惹きつける魅力があるのです!
とにかくとにかく、今回は実験的に撮った写真を貼って置くので「あーこれ空気感が伝わっていいね!」とか「これはアカン。酔うだけだわ」とか思いながら見てみてください。(通信速度によっては画像の読み込みに時間がかかるかもしれないのでちょっとだけ、ちょっとだけ待ってやってください)
この記事は今年撮った写真 Advent Calendar 2019 としての記事です。でもこの一年間を振り返るという内容ではありません。(いいかな...いいよね)息抜きとしてヘンテコな記事をお楽しみください。
動け!立体写真!
秋が始まるかなという頃に漫画に囲まれて眠れるマンガアートホテルと、上野にある国立科学博物館に行ってきました。そのときに実験がてら撮りためた写真たちを紹介します。
そうそう、ポイントはスマホやPCの画面から1mくらい離れて見ることです!(スマホで見るのがおすすめ)
あとは自分がその場にいるという想像力を使うこと。そうやって眺めるときっと楽しめます。
マンガアートホテルってなによ?って気になった場合は以下の記事を見てみてください。
今回の3D風写真はこうやって作りました。
- iPhoneを2台並べて同時にシャッターを切る。
- 撮影した画像をいい感じに切り取って、2枚が並んだ1つのjpeg画像を作る。
- JavaScript, CSSでいい感じに表示する。
(作り方については次の記事でまとめる予定)
↑こんな画像を作ってパラパラ漫画っぽく表示切り替えしているわけです。
普通アニメーションgifを使うところだけど、画質とサイズを考えてjpegでどうにかできないかとやってみました。iPhone, Android, Mac(Chrome)では動作確認済みですが表示環境によっては思いっきりバグって全然動いていなかったらごめんなさい。
ここからはザーッと見ていけるようにたくさん貼っていきます!
深夜の神田付近。
ひー!撮影するときに斜めになってしまったせいで、じっと見つめると酔いそう...。失敗例ですね。
並べたiPhoneのシャッターボタンを指で同時押しするという撮影方法なので、微妙にタイミングがずれてしまう。
なので車のヘッドライト位置がずれて点滅しているように仕上がりました。高速移動するものに対して立体写真化するのは難しいですね。(全く同じカメラとレンズが2台あれば簡単なんだけどお金がかかる)
距離のあるものを撮影した写真の場合は立体感は出ない。でも動きがチコチコしていて普通の写真とは違う可愛さを感じます。あまり激しい立体感を求めるよりも、これくらいの動きのほうが適切なのかもしれません。
泊まっていたマンガアートホテルはこのビルの2フロアにあります。
国立科学博物館へ!
マンガアートホテルの翌日に国立科学博物館へ行ってきました。まずは巨大クジラです。
ロダンの地獄の門。
右から二番目のおじさんがこっちを見つめているような気がしたので、アニメーションが切り替わっても顔の位置が変わらないように編集しました。見てる見てる、見られてる。
真ん中にある入口を見てみると奥行きが感じられますね。
警備員のステップダンス♪
集中してください!三葉虫に集中してください!そうすれば酔わないはず!いや...やっぱり酔ってくるのでさっさと次の画像へ行きましょう。
これは結構いい感じに仕上がりました。被写体と背景の距離さが適切だったのかな。このへんのコツをつかめるようになれば失敗作を減らしていけるかなぁ。
生きているかのように見える剥製たち。動物が人間を観察しているようにも見える。
冷たい色合いが好き。
揺れてるよー!部屋が揺れてるように見えるよー!!!酔う酔う。
2つのものを主役にしようとすると結局どっちにも(3D的な意味での)ピントが合わずだめですね。
これはなかなかいい感じ。
右に写り込んだ「南ア(フリカ)」の文字が点滅してダメダメ。編集時に消しておけばよかった。
キングヌー。
昔の電子計算機です。真空管がずらーーーーっと並んでいます。意外と奥行き感は伝わらない。
喉のあたりが中心になるようにしたら、顔が左右に動いているように仕上がりました。躍動感!
マンモスの牙とか皮でできたおうち。
箱型になっているモノだと違和感はないですね。
(たこ焼き食べたい)
背景がごちゃごちゃしていないので目に優しいですね。
ズンチャ♪ズンチャ♪
ステップダンス・アゲイン
一つの記事の中にこれだけの写真が並んでいると目も疲れるし、酔ってしまうけど、たまーに唐突に動く写真が現れるとアクセントになって楽しいと思うのです。
思い出したらこの手法で撮ってみるという感じで、今後もブログ記事内に3D写真を取り入れていこうと思います。
以上、立体写真を撮ってきたお話でした!