格安台湾旅、2日目です。台湾ツアーの場合、必ずと言っていいほど行き先に含まれる国立故宮博物院へ自力で行ってみます!
ホテルの朝ごはんはこんなものだ
おはようございます。
天気の良さにテンションがあがったので、部屋に三脚を立ててジャンプした瞬間を撮る遊びをしていました。朝から元気!
窓に三脚を立ててタイムラプスを撮ってみました。日曜日なのに通勤ラッシュかなー?
ホテルグリーンワールド山水閣の1階にある朝食会場。
2泊する台湾プランで3万円を切る値段なものですからホテルとしては2つ星レベルだと思うのですが、その朝食はどうでしょうか!?(全く期待していないけれど)
シリアルとフルーツ。スイカが美味しい。
炒めものとウインナー。朝食っぽくないモリモリさ。ウィンナーも香辛料が効いていて台湾っぽかったです。
鹹豆漿(豆乳茶碗蒸しに揚げパンのかけら入ってる)とか、お粥もありました。
台湾と言えばお粥っていうくらい定番メニューでして、一回食べてみたかった!「専門店行こうかね?」とか相談していたけどここでひと口分食べられてよかった。これで満足です。僕は苦手な味だった...。
魯肉飯も!ただ、昨日食べた魯肉飯とは別物で、ほぼスープ状態。美味しいかというと...ね。
とはいえ格安なので不満はなかったですけれど。ご飯おおかず系とコーヒーをいただけるだけで十分。不満なら外に食べに行ったら良いだけですもんね。
故宮博物院へ行こう
台北市内から故宮博物院へのオプショナルツアーは沢山あるけど結構割高なのです。商売でやっているわけだから高いのは仕方ない。外国でフリーで歩くのが不安な方にとってはオプショナルツアーはありがたいですよね。
しかししかし、事前に調べてみたところ、行くのはそれほど難しくないようでした。行く人が多いわけですからそりゃ何かしらありますよね!
ということで、Googleマップで調べてホテルから出てバス停へと向かいます。
バス来た!これこれー!と乗り込んで10分ほど風景を楽しんでいると、なにやら違和感が。段々とGoogleマップ上に表示されているルートから外れていくバス。
「ねぇねぇ、これってなんか方向違うんじゃない?」
「えっ?あっ、ホントや。」
と、優雅なバス旅だったのに。
「いつ降りよう?次で降りる?いや、でも乗り換えできるとこじゃないと。あ、タクシーでもいいか。でも周りタクシー走ってなくない?」
ドキドキドキドキ。早急な調査と下車の判断を求められています...!
てことで、降りました。どこだろうここー?とりあえず5分歩いて別のバス停に行けば博物館へのバスに乗れるらしい。
来ました。人いっぱいいるけど、現地の人っぽいから博物館行くわけではなさそう。2つのバスを見送りました。そして次に来たバスのフロントガラスには「こきゅうはくぶついん」の文字が!間違いない。これなら辿り着ける!
一安心一安心。と思いきや、博物館の前まで行くと思っていたのが、実はちょっと手前の道路上のバス停までしか行かないらしく、もう少しで下車できないところでした。乗り物に乗ったときはマップで現在位置を確認するの大事ですね。
あれだ!なんとか辿り着いたぞーー!
時刻は10時55分。(昨日で確実に腕が焼けた)
くらくらするほどの夏空青空。
影がくっっきり見えるほどの陽の強さ。ちょっと歩いているだけで熱中症になりそうです。
国立故宮博物院
こちらが故宮博物院。
南国感ありますねー!
向かいにはマンション群。
入館料は350元(1300円)、音声ガイドは150元(550円)。音声ガイドを借りるためにはパスポートを預けるわけですが、体からパスポートが離れるのはちょっと緊張です。帰りに忘れずに受け取らなきゃ。
ということで、ふたりともヘッドホンスタイルで見て回ることにしました。
ちょっと立地な画面。
番号が書いてある展示物が結構あるので、手元の端末で入力すると聞けます。
分厚いケースに覆われているけど、これは...iPhoneだ。だからパスポートを人質に預ける必要があるのですね。音声ガイド自体は必要なのかというと...まぁ内容自体が難しいので正直無くてもいいかなぁー。なんとなく見られればいいなら無くていい。台湾の歴史に興味がある方には必要なのかもしれないけれど。
中にはこんな有り難そうなものや。
こんなもの。
そしてブタくんとか。
とにかく仏像系がたくさん。
書物は全くわかりません。
台湾人の観光客も結構いらっしゃいました。
ちょっと飽きてきたーというころに主役が登場!
これこれ!象牙でできた多層細工。
一つの象牙を削り出して、球の中に球、その中に球...と21層にもなっている芸術品。こういうのは凄さが分かる!手作業で削り出すとかどんな神業をもった職人なんでしょうね。純粋にすごいっていうのが分かる。(僕のおじいちゃんちでこういうの見たことあるな)
「博物館の動物展」みたいな展示が行われていました。動物に関わる展示を集めたので子供でも楽しめるよっていう企画。
蛙戦でぐぐってみたら「産卵期の蛙が組を作る現象」だった。それってつまり...笑
うさぎライオン?
可愛いような気持ち悪いような。額の模様がQRコードに見える。
そしてそして、みんなが集まっているここが...
最大の目玉展示の白菜です!翡翠。
これを見に来たと行っても過言ではありません。
出発前にHISからメールが来ていて知っていたのですが、白菜と並んで有名な「角煮石」は他の博物館へ貸出中で見られませんでした。でも白菜を見られたのでまぁ良いか。(あぁ〜角煮が食べたい)
台湾の歴史には全然詳しくないし大して興味もなかったけれど、一応すべてのルートを通るようにまわっていたら博物館を出るのが13時00分になりました。2時間でまわりました。
うーん、正直なところパパっと全体を見て、メインの白菜と角煮を見て出てよかったです。もっと他の街を回る時間に当てればよかったかなぁー。
以上、歴史に興味のない僕による「一度は行きたい(一度で満足)故宮博物院」の紹介でした。
この後は淡水っていう河辺の街へと向かいます。つづく。