こんにちは。理想のデスクを作りました ものものです。
今回から複数記事を通して、デスクを作るときの流れに沿って記事を書いて紹介しようと思います!
目次
まえがき
デスクを作ってみた系の記事って検索してみると割とあるのですが、基本的には作り上げた成果+少しだけ作っている様子の紹介なんですよね。
確かに「自分もデスクを作ってみたいなーどんな形で作ろうかな」っていう場合には綺麗にまとまっている記事が読みやすいけど、じゃあ実際に作ってみるとなるとどんな手順でどのくらい大変なのか?っていう部分があまり見えてきません。
僕が作った理想のデスクは、常にカメラを横においてパシャパシャと写真を取りながら進めていきました。その数なんと400枚超え...!さすがに取捨選択していくつもりだけど、それでも数百枚になりそうです。
旅行に行ったわけでもないのにこれだけの枚数でDIYの様子を紹介するのってレアパターンだと思うのですが、そんな長い記事でも見てみたいというニーズが少なからずあると思うので紹介していこうと思います。
「試行錯誤の結果無駄だった」っていう工夫とか苦労話の工程も含むので、もしも「そんなの良いから仕上がりだけ見せてくれっ」という方は以下の記事をご覧くださいませ。
ザザザーっと工程を振り返っていくぞー!
5日かけて設計した
僕にとって、理想の在宅勤務デスクとは何なのか?
というところから考えて、iPadの無料アプリで3Dの設計図を作ることにもチャレンジしてみました。
設計図を作るのに5日かかったわけですが、データを作り上げる事よりも、どうしたら使いやすくて散らからなくて拡張性のあるデスクになるのかって悩むところに時間がかかるものなのですね。
この形に仕上がるまでに何度もiPad内で修正を繰り返したのですが、それでもやっぱりこのまま仕上げたわけではありません。実際に組み立てている時点で、強度的に不安になって修正をしたり、コンセントを設置したりと改良を加えました。
ホームセンターで材料の買い込み
土曜の午前中からホームセンターに買い出しに行って、軽トラを無料で借りて自宅まで持ち帰りました。マイカーがないので軽トラレンタルサービスは本当にありがたいです。以前はクーラーのないボロ軽トラだったのに、今年新車に買い替えたようでクーラー付きになって快適なドライブをすることができました!うれしい。
理想のデスクに必要な木材はあらかじめ図にしておきました。A4のコピー紙に印刷して持っていったので準備万端です。
まずは天板となる一番大きな板を選びます。安く仕上げるために選択できるのは、上の写真のOSB合板か、下の写真の針葉樹合板の2択でした。OSB合板も味があって好みだけど、仕事中にこの模様だと目障りかなーと思って今回は却下。
こちらが針葉樹合板です。厚みは12mm、1820x910mm(ざっくり畳1枚くらいの大きさ)で1280円と激安な板です。
本来は見えない場所の建築資材として使われる板なのですが「いかにも木!」っていう木目があるので、お安くナチュラルテイストに仕上げられます。
1枚ごとに木目や色合いや汚れが違うので気にいる1枚を選びましょう。
僕は上から15枚を出して選びました。(翌日肩に力が入れられないくらい筋肉痛になった 笑)
値段的にはコンパネも安いけど、表面の質感がモサモサしていて、デスクの天板のイメージとはかなり違っていたので却下。
もう少し予算をかけるならラジアタパイン集成材あたりが候補に入ってきます。
レンガのように細かく切った木を集めて板にしているので結構綺麗な仕上がりになります。色をつける塗料とか、ワックスを塗ると四角ごとに染まり具合が変わって、カチッとおしゃれな雰囲気になります。集成材なので湿度による反りが少ないメリットもありますね。
他の木材も同様ですが、手軽に購入できる木材は表面に傷が付きやすいです。例えば、机の上20cmから爪切りを落とすとあたった所が小さく凹んで傷になります。これはまぁ木のデスクであるからには仕方がないので、味として受け入れましょう。(硬い木の天板を買えば傷も付きづらいと思うけど、天板だけで数万円とかするのでなんかもう別次元なのです)
あと、ツーバイフォー材です。1.8mで300円くらいなので、これもDIYの強い味方ですね。
ツーバイフォー材はこういう専用の部品を使えば、部屋に柱を立てて壁掛けテレビを作る(→過去記事)ことだってできちゃうありがたい庶民の木材です。
iPadを片手に使えそうな部品を探しました。
脚となる木材を固定するためのL字金具を捜索...。
一番コスパ良いのはSIMPSON金具でした!
98円のL字をいくつかと、細めのL字をいくつか、あとは適当なネジを買っておきました。
翌週にも同じホームセンターに行って買い出しすることになるのですが、ケーブル配線のための部品とか、10mmくらいのネジも買っておくと良いです。
木材と金属部品(あと2Lのお茶)のお会計を済ませました。これだけ買って合計は4000円ほど。
そのままカットコーナーへGO!
三連休の最初の土曜日の11:30頃で1組待ちでした。これが昼過ぎになるとかなり待つことになります。木材カットとか軽トラレンタルをする場合は、朝早めにホームセンターに行くのが良いです。
せっかくプリントアウトして持っていったカット図があるのに、ホームセンター指定の紙に書いてくださいって言われちゃいました...。まぁ元の図があるので書き写すだけで楽だし、書きミスも発生しづらいから持っていった甲斐はありましたよねっ。
さてさて、新車になった軽トラに乗って、ホームセンターから家までドライブです。まぁ新車とはいえ軽トラなので、(普通の乗用車ではありえないほどの)道路の段差による振動が座席に伝わってきます。ガッタンガッタン。昭和初期の乗用車はこんな感じだったんだろうかと想像しながら家へと戻りました。
家の前に軽トラを停めさせてもらって、トラック→エレベーター→玄関を5往復してやっとのことで配送作業は完了です。
これはこのまま放置して、さっさとホームセンターへ戻りました。
ホームセンターの軽トラは2時間を超えると罰金でお金がかかるシステムになっていたので、なる早で家を出る必要があるのです。ギリギリになると焦って事故の原因にもなりますからね!
1日目はこれにて作業終了。えっ?材料買っただけで終わりなのかって思いました?
37度の夏の日に、ホームセンターまで行って野外の木材コーナーで板を下ろしながら比較して、カットもしてもらい、軽トラで運転して家まで往復...。もう体力が残っていませんでした。
あとはミスドで読書したり、家で映画を見たりしてゆったりと休憩です。作業計画を考えてみると、昼まではホームセンター→夜は組み立て作業 ってのができそうだけど、実際やってみるとこんな感じなのです。納期があるわけでもないですし、疲れてやりたくなければ明日でOKだと思うのです!
ということで、今回の記事もここまでにしておきましょう。
次回は(というか、翌日の日曜日は)天板の処理を行います。
理想のデスクを手に入れるためには頑張るぞ。
つづく!