2013年当時20万円ほどで購入したMacBookProから、2020年に発売された10万円のWindowsノートPC HUAWEI MateBook 14 2020に買い替えました。
「今買い換えるならM1版MacBookでしょ!」となるところだけど、MacBookからMacBookに買い替えても新鮮味がないのでWindowsへ!
こんなノートPCを求めていた!
WindowsノートPCといってもピンからキリまで様々で、3万円で購入できるものから30万円超えまで本当に色んな種類がある。
いくら安くても使いづらかったら意味がないですよね。これまでMacBookProを使ってきた僕としては以下の条件で探しました。
- 画面は13インチ~15インチ
- 解像度はFHDよりも良いものを
- USB-Cで充電できる
- 15万円以下
この条件を満たすものって意外と少ない。大抵のノートPCはFHD(フルHD)なので、MacBookに比べると圧倒的に画面が荒いのです。画面に関してこれが妥協できなかった点ですね。
これらの条件で絞っていって最終的に残ったのがHUAWEIのMateBook 14 2020でした!
MacBookPro2013 15インチと並べてみると二回りくらい小さい。持ち運びやすいのも嬉しい。
画面は14インチ。それでいてFHDより高解像度のWQHD(2,560x1,440)。普通に使用していて「文字が荒いな」と思うことはありません。しかもなんとタッチパネル。
CPUはRyzen 7 4800H。Intelに比較するとコスパが良いし、RyzenのノートPCの中でも割とハイスペックなCPUです。
USB-Cで充電にも対応している。高出力のUSB-C対応充電器を一つ持っていればノートPCもスマホも充電できて便利。家の中でもわざわざ専用の充電器を持ち運ばなくて良いのは便利なのです。
お値段は約10万円ほど。この価格でこのスペックは正直すごいです。
これより高性能なノートPCもあるけれど、20万円超えだったり、画面がFHDで荒かったり、いかにもゲーミングPCっぽい見た目だったり...。めちゃめちゃ重量が重かったり。
買いやすい値段かつ実用性もある、そしてコスパが良いノートPCがMateBookでした。
HUAWEI MateBook 14 2020 何ができるか
- CPU: AMD Ryzen 7 4800H
- メモリ: DDR4 16 GB
これってどのくらい動くのか?2ヶ月くらい使ってみた体感ではこんなかんじ。
Webブラウジングは多くのタブを開いても、Netflixなどの動画再生も全く問題なし。
Photoshop / Illustrator は軽い作業なら問題なし。でも多くのレイヤーや複数のアートワークを配置して要素を動かそうとするとちょっとだけカクつきました。作業ができないわけではないけれど、グラフィックボードを載せたデスクトップPCを使ったほうが効率は良いです。
Lightroomは複数のパラメーターをいじるRAW現像程度なら全く問題なし。100枚以上の書き出しをするときはちょっと待つかも。
ゲームは2Dなどの軽いものなら余裕。3Dゲームはモノによるけどグラフィック設定を低くすれば動く程度です。以下のスクリーンショットはMateBook14でプレイしたGTA5。感覚的にはPS3くらいの画質ならカクつきなくプレイすることができました。
ただ、ノートPCのストレージが512GBなのに対して、GTA5をインストールするには100GB使います。1/5容量が埋まっちゃうので、この規模のゲームを複数いれるのは微妙ですね。新幹線や飛行機などで長距離移動中に暇つぶしプレイする程度ならアリだと思いました。(バッテリーは食うので外部電源や大容量モバイルバッテリーは必須です)
僕の使いかたとしては...
- 基本的には自宅のデスクトップPCを使う
- 家の中でも寝室などで作業や調べ物をしたいときはノートPCを使う
- 週末に近くのカフェで作業をするときにはノートPCを使う
というように使い分けています。
開封の様子など
僕が購入したときは年末だったせいか、ネットで購入してから家に届くまでに3週間ほどかかりました。Huaweiの工場が止まっていたのかも。
真っ白なシンプルな箱。MacBookみたいな高級感はありません。
USB-Cケーブルと充電器、そしてPC本体が入っています。
左がHuaweiの充電器、右がMacBookの充電器。どっちもUSB-Cなのでどっちでも充電できます。
でーん!
手触りと品質はすごくいい。そのへんのWindowsノートと比較しても群を抜いて良いです。悪く言うとMacBookをパクりすぎです。
個人的には現状のまんまMacBookデザインじゃなくて、MacBookらしくないスタイリッシュさがあると嬉しいなーと思いました。Huawei MateBookも決して悪くはないんだけど、個性が無いというね。
MacBook15インチの上に載せてみるとこんな感じ。
HUAWEIの文字部分も高級感があります。
いや、そもそもHUAWEIの文字がダサいとは思っていて、なんかのステッカーを貼って隠そうと思っていました。けれど使い始めてしばらく経ったらHUAWEIロゴ丸出しでも気にならなくなりました。
USB-Cが1箇所、HDMIが1箇所、イヤホンジャックが1箇所
そして反対側にUSB-Aが2箇所あります。
USB-Aの外部ストレージもそのまま挿せてやっぱりあると便利。
片手で画面を開こうとすると、下半分もついてくる...イケていないですね。MacBookは片手で画面が開けられる絶妙なヒンジの固さなんですよねー。
トラックパッドもMacBookとおなじように違和感なく使用できました。
電源ボタン兼指紋センサー。
なんとキーボードの中に...
Webカメラが内蔵されています。下から上を映すので、顔を撮る画角的には微妙です。
その代わり、カメラ自体が隠れているから不意に映る心配がないし、画面側にカメラがないのでベゼル(画面上の画面じゃない枠部分)が圧倒的に狭くて美しいというメリットがあります。
僕の場合は私物ノートPCではほとんどカメラを使わないので嬉しい。むしろ付いていないくてもいいくらいなのです。
画面も結構倒れて良い。ノートPCによっては深い角度まで倒れないやつもあるんですよね。
キーボードの押し心地はほぼほぼMacBook。配置はWindows仕様なのでキー配置を変えるアプリを使ってMacBook風になるように調製しています。
「Ryzen 7 入ってる」のシール。目障りなので剥がす予定。ドライヤーで温めてからだと綺麗に剥がれるよね!
コスパが良い10万円ノートPCだった!
- 画面、ストレージ、CPU、メモリ 全体的に十分な性能なのに安い
- 画像編集など、ある程度スペックが必要な処理もこなせる
- MacBookユーザーでも違和感が少ない高品質
全体的にとっても満足度が高いです!ある程度のスペックを求めているのであれば絶対オススメです。
そろそろ新しいノートPCが欲しいなーと思っている方にはぜひ候補に入れるべきノートPCでした。