改善を試みて大失敗することだってたまにはあるのだ。
僕が使っているASUSのVZ249HRモニター。2年前に1.4万円で購入してなんの問題もありません。でも、ある日ふと思いついたのです。「このモニターは非光沢だけど、やっぱり映像をみるなら光沢のほうが綺麗なんじゃないか?」って。
その日のうちにAmazonでポチったのがこちらの液晶保護フィルム。
モニターを買い換えなくても、これを貼り付けるだけで光沢仕様に生まれ変わるなんて素晴らしいと思いません??期待大ですよね!
外部モニターの保護フィルムは難しい
箱の中には保護フィルムと貼るための器具がいくつか入っていました。
サイズが大きくなっただけで、基本的にはスマートフォン用のフィルムを貼るセットと同じですね。
ホコリが舞いづらいように、浴室へGO!
熱々シャワーを出して、少々の蒸気で満たします。
服のホコリが落ちないようにパンツ一丁になってレッツ貼り付け作業!
あぁーーーー。難易度高い....。
スマートフォンの保護フィルムを貼るのは完璧にこなせる僕でさえ、24インチのモニターにフィルムを貼るのは難しい。どう頑張っても気泡が入っちゃうし、気泡を抜こうと何度もフィルムを張ったり剥がしたりを繰り返していると間に小さなホコリが入って更に気泡が...。
スマートフォンならフィルムと画面の間に水を垂らしておくことで気泡の侵入を防止することができるワザがあるけど、液晶モニターは防水じゃないから水貼りもできないのです...。
小さな気泡は付属のヘラで押し付けながら画面の隅に寄せていくと消えるので、ひたすら30分以上気泡抜き作業をしていました。
驚きの結果
なんとかほとんどの気泡を抜くことができました。デスクに戻っていざ接続!
「えっ.......。うそ。」
ヒビ入っちゃっとるやないかーーーーーい!
気泡を抜こうと画面を押しすぎたせいで2cmほどの割れが発生...。
その割れ目の上下左右にノイズが発生しました。
遠目で見れば目立たない...か?
いや、いあぁあぁぁ。
ダメだ。もうダメだ。
こうなっちゃったらどうしようもない。全然ダメだ。
キレイな映像を求めて光沢画面フィルムを買ったのに、結果的にそれが元でモニターを壊す事になりました。あー大失敗。
ついでに、光沢画面自体もイマイチでした。
映画などの映像を全画面で見る分にはクリアで美しいのだけど、ウェブブラウザとか文字入力などの細かな文字がでてくるような作業をするのには向いていません。部屋の背景が画面に映り込んで、画面上が見づらくなっちゃうんですよね。仕事で使っているMacBookは光沢画面だから映り込みも慣れてるだろうと思っていたけど、外部モニターは画面が大きい分映り込み面積も広いんですね。(そう思うと、iMacは光沢大画面だし使いにくいんじゃなかろうか)
まとめ「失敗を学びに」
- 大きな保護フィルムを気泡ゼロで貼るのはほぼ不可能。
- 気泡を抜く時の力加減に注意しないと、画面が割れる。割れたことに気が付かないくらい静かに割れてる。
- 大画面で光沢画面は映り込みがすごくて作業がしづらい。
ということで、今回の経験から僕は学びました。
割と安いモニターだったことや、2年使った後だったのがせめてもの救いです。これが買いたての高級モニターだったらと思うと...背筋がゾクゾクしてきました。
そして新たなモニターを購入しましたとさ!(次回に続く)