ものものブログ

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買ってよかったもの、毎日の生活の向上、デジタルガジェットについて、たくさんの写真で紹介するブログです。

海外通販で3万円台で買ったレーザーカッターがすごい!ORTUR Laser Masterテストカット

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中国の大手通販サイトAliExpressで購入を決意した"3万円台の激安レーザーカッター"についてのお話です。(前回からの続きです)

 

開封や組み立て編はまた別の機会に紹介するとして、今回は値段の安さについてとテストカットしてみた結果をいくつか紹介します。 

www.monomono-blog.com

国内で買うよりAliExpressが圧倒的に安い

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フレームタイプで有名なのがFABOOL Laser Miniというレーザーカッター。約11万円です。そう、11万円です!!!

「使いこなすかどうか分からなけど、ちょっと試しに買ったみたい」というビギナーDIYerの僕には手が届かないお値段。

とはいえ、数年前にこの商品が発売されることがニュース記事になったときには「うわぁ安いレーザーカッターが出てきたー!これなら手に届きそう...!」と思っていました。(実際買うかは置いておいて)

それまでレーザーカッターはすごく高価なもので、家庭用に購入するなんて検討できないくらいの次元にいたんです。

ただ、安くなったとはいえ10万円超えだと気軽に買うことはできませんよね。そんなこんなで僕もこれまで買えていませんでした。

 

それがですよ!

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これ!AliExpressで見つけたORTUR Laser Master 2っていうレーザーカッター。何と3.2万円。

信じられないほどの安さというのが伝わりますでしょうか?!?!?

 

レーザーカッターは主に

  • レーザー自体のパワー
  • 加工エリア

によって値段が変わってきます。

さっきのFABOOL Laser Miniのものは、パワーが3.5Wで11万円でした。

 

一方、ORTURのLaserMaster2のレーザーパワーは約5Wです。そうFABOOL Laser Miniよりもつよいんです。

※どちらの商品もレーザーパワーを選択可能ですが、それぞれ一番強いタイプを選択した場合のパワーと値段です。

(そうそう、LaserMaster2の商品ページ上にある名前には20Wって書いてありますが、あくまで入力電力が20W。レーザー自体は4.5Wから5.5Wです。ちょーっとミスリードを誘っているようで良い気分ではないけれど、それでも5Wもあって安いので許せませす)

LaserMaster2加工範囲は40x43cmで、家でDIYして作りたいものはたいてい作ることができます。これ以上広いサイズだと置いておくのも邪魔になるのでちょうどいいサイズ感なのかも。

 

FABOOLのものはアフターサポートもしっかりしているでしょうし、組立工程も日本語解説でわかりやすいでしょう。

一方AliExpressからORTURを購入した場合は、(それほど期待できない)アフタサポートは英語ですし、組立工程も英語。何か問題があったときはGoogleで検索して海外のフォーラムでやり取りされている内容を読み取りつつ、自分で解決する必要があります。

 

英語やサポートの有無の違いはあるけれど、7万円の差...!

僕は悩まず安い方を選びました。

ちゃんと使えた!3万円のレーザーカッター

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ひとまずお伝えしておきます。

3万円のレーザーカッターがしっかり使えました!!!!

 

テストカットや試しに小物を作ってみた結果をいかに記載しますね。

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画用紙やケント紙などはサクサクカットできます。

白い紙は焦げが目立ちやすいので注意。カットする前にマスキングテープを貼っておいて、カット後にテープを剥がすことで焦げを防止することができます。

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こちらは紙の最小カット幅のテスト。0.6mm幅でも切り抜くことができました。

紙の種類や厚みによって変わってくるけど、レーザー位置の制度としては相当なものです。

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普通の封筒に「東京都港区六本木」の文字を彫刻するテスト。

レーザーで紙の表面を僅かに焼くことで彫刻を施しています。

レーザーが弱すぎると色がつかないし、強すぎると紙に穴を開けてしまいます。レーザーパワーの調整と、レーザーの移動速度の丁度いいところを探し当てるのがポイント。

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木材への彫刻テスト。ズレもボケもなく、すごくきれい!

キーホルダーを作ったり、家の収納のメモを作ったりできますね。

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MDFを切り抜いて...

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アイアンペイントで色を塗ってルームサインを作りました!

データは自分で作る必要があります。Illustratorだとやりやすい。svgを扱えるフリーソフトInkscapeでもOK。

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最後はちょっと立体なこちら。

MDF板に小さな穴をカットしておいて、同じくMDF板から切り出した杭をはめ込んで見ました。

穴の大きさの微調整を極めることで、接着剤不要ではめ込むことができます。

これ自体はなんの意味もありませんが、こういうものを作っていくうちに、アイデアを発展させて何か楽しいものが生み出せるわけです。

 

 

 

今回の記事はここまで!

また近々レーザーカッターネタの記事を投稿しますね。