ものものブログ

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買ってよかったもの、毎日の生活の向上、デジタルガジェットについて、たくさんの写真で紹介するブログです。

【自動化しよう】車に乗ったら、いつもの曲を自動再生する [Android Tasker活用]

子供が産まれて3人で車に乗るようになりました。

赤ちゃんが「ふぇ、ふぇぇぇぇ~ん!」と泣くこともあるけれど、運転中はチャイルドシートから降ろすわけにはいかなくてもどかしい。

本人からすると「隣に座っているのに、なんでいつもみたいに抱っこしてくれないのぉ?ふぇーん!」という感情だと思うんだけれど...(笑)

うーんかわいそう。できればスヤスヤと眠ってほしい。

 

ということで、車に乗ったときは「いつもの曲」として、ジブリの眠れるピアノ曲を再生してあげることで、ちょっとでもリラックスできるようにしています。

 

さて、「古い車種でもスマホの音楽を再生できるようにする方法」は前回の記事で紹介しました。今回はもうひと手間かけて、自動で音楽を再生できるようにしてみたお話です!

  1. スマートフォンを持って車に乗り込む
  2. 車のエンジンを掛ける
  3. → 自動で「ジブリの眠れるピアノ」が再生される

自動化をすることで上記の動作になります!

TaskerというAndroidアプリを使おう

なにはともあれ、GooglePlayスタオからTaskerをインストールしましょう。

買い切りの有料アプリだけど、買う価値はある!

Taskerは「こういう状態になったら、こういう処理をする」という自動化ツール。

今回紹介する音楽自動再生以外にも、工夫次第でいろいろ活用できますよ。

 

※ iOSの場合は、ショートカットというアプリで今回紹介したのと同じような設定ができるようです。でもやっぱりAndroidの方が自動化でできることが多く、カスタマイズ性が高くて好き。

 

 

「こういう状態になったら」に当たるのがプロファイル、
「こういう処理をする」がタスクと呼ばれています。

※ Taskerの細かい操作方法は直感で学習してもらうか、Google検索してください

 

僕の場合は以下のように動作するように作りました。

  • 車に接続(==FMトランスミッターに接続)したら、スマホのメディア音量を14にして、YouTubeミュージックで"ジブリの眠れるピアノ"を再生する。
  • 車から切断(==FMトランスミッターから切断)したら、メディア音量を5に設定する。

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プロファイルにはBluetooth接続イベントを登録します。

設定画面では虫眼鏡アイコンをタップして、カーナビのBluetoothを選択しました。

接続したのか?切断したのか?は"条件"欄の%bt_connectedの値がtrueなのかfalseなのかをEQ(イコールかどうか)で判定しています。

つまり、上の右画像の"条件"欄がtrueとfalseの2つを作成しています。

 

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それぞれのタスクがこちら。

■ 左画像がBluetooth接続した時です

YouTubeミュージックアプリで再生したい曲の画面を表示して、共有ボタンを押すとそのURLをコピーできます。Taskerでは"URLを開く"というアクションでそのURLを開くことで、YouTubeミュージックの特定の曲を表示することができました。

あとは再生音量を調整するために「メディア音量14に設定」し、メディア操作として再生ボタンを押すことで曲の再生を開始します。

 

■ 右画像がBluetoothを切断した時です

スマホの機能として「Bluetoothと切断すると自動的に音楽の再生をストップする」という挙動になっているので、曲を止めるだけならこの設定は不要です。

ただ、次に曲を再生しようとすると音量が大きな状態から始まってしまうので、メディア音量を小さめの4に設定し直しています。

その下にある「車Bluetoothと切断で音再生」は別に作ったタスクを実行しています。スマホを車内に置き忘れることが何度かあったので、車のキーを抜く(==車のBluetoothからスマホが切断される)と、スマホ内に置いておいたチャイム音mp3を再生することで置き忘れを防止しています。ちなみにこの場合は"アラーム音量で曲を再生する"という設定にしておくと、スマホのメディア音量やマナーモードにかかわらず大きな音で再生できるのでおすすめです。

Taskerで快適になりました

ちなみに、ジブリの眠れるピアノ曲はこちら!

https://music.youtube.com/watch?v=B1go9DPd_xg&feature=share

 

我が子が産院から退院して家に来てから、毎日長時間リピート再生しています♪

 

Taskerはできることがとても多い。

アイデアと工夫次第で、スマートフォンをもっと便利にしたり、新しい機能を作り出すことだってできちゃいます。

久しぶりにいじって楽しかったから、もっともっと活用方法を考えてみようっと。

 

 

www.monomono-blog.com

 

 

【愛車の年式が古くてもBluetoothが使える!】現代のFMトランスミッターがすごかった

これまで乗っていた僕のビートルが事故で廃車になってしまったので、一時的に親の持っている車を借りることになりました。(岐阜は車無しでは生きていけないのです)

ということで、今乗っている車は10年以上前のアルファード。

僕が高校生の頃に父が買った車なので、カーナビ周りがだいぶ古い...。

CD・MD・FM(それと、今は終了しているアナログテレビ)しか再生できません。

スマートフォンに対応したUSB入力はもちろん無くて、AUX(外部オーディオ入力)もついていないのです。

 

車に乗ると必ず音楽を流したい...!

どうにかうまく出来ないか考えてみました。

Bluetooth対応のFMトランスミッターがすごい

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Amazonを探っていると、Bluetooth対応のFMトランスミッターという商品を見つけました。これがすごくいい!

FMラジオしか聞けないような古い車でも、スマートフォンでいつも聞いているYouTubeMusicやAppleMusicなどのサブスク音楽サービスを快適につかえるのです。

取り付けは、FMトランスミッターを車のシガーソケットに取り付けるだけ。差し込むだけ!

それだけで、スマートフォンからの音声をBluetoothとFM経由で車のスピーカーから再生することができるようになります。

 

つまり、簡単に言うとこんなかんじの仕組み。

  • スマホからFMトランスミッターまではBluetoothで接続
  • FMトランスミッターからカーナビのラジオまではFM電波で送信

こんなものが売っているなんて感動しません?!

昔から、車内用のFMトランスミッターという商品はあって、使ったこともあったのですが、音楽を再生するプレーヤーからFMトランスミッターは有線接続するのが普通でした。

最近の車だと当たり前のようにカーナビ自体がBluetoothに対応しているから知らなかったけど、いつのまにかFMトランスミッターもハイテク化していたんですね!

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実際に取り付けてみるとこんな感じです。

今僕が乗っているアルファードのシガーソケットは、パコッと蓋を開けた中にあります。なので、FMトランスミッターを差し込んでしまうと蓋を閉じることができません(笑)

 

車のヒューズボックスから電源を取ってシガーソケットに変換するやつをFMトランスミッターと同時購入したけど、ひとまずは蓋を開けっ放しのこの形で使っています。

いずれは見えない場所に収納できるように調整したいなぁ。

FMトランスミッターでできること

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  • 名前はT-16。スマホでBluetooth接続するときはこの名前を探す。
  • マイク内蔵で電話に出られる。
  • 電話ボタンを長押ししてからダイヤルを回すと周波数設定モード
  • ダイヤルを回すと音量調整
  • 電話ボタンを押すと音楽の再生・停止
  • 電話ボタンを5秒長押しするとBluetoothとAUXの入力ソース切り替え

と言った感じ。

ちょいちょい機能がついているけど、一度スマホとBluetoothペアリングしてしまえば、電話に出るボタンと、曲を送る/戻すボタンくらいしか使いません。

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ちなみに、FMトランスミッター上に表示されている88.0という数字はFMの周波数です。

自分で好きな周波数に設定できるので、住んでいる地域で使われていない適当な周波数に設定しましょう。

車のラジオでここに表示されているFM周波数に合わせると、スマートフォンの音が車のスピーカーから聞こえます。

 

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また、このFMトランスミッターにはUSBの接続端子がついていて、スマートフォンを充電することもできます。

けれど、ケーブルがピローンってなっているのが気に食わないので、僕は基本的には接続していません。緊急用って感じです。

この値段で十分な機能でした

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2000円ちょっとのデバイスで、車内音楽が超快適になりました!

音の品質も良くて、FMのノイズが入ることもありません。

 

古い車でBluetooth音楽を聞きたい方はぜひおすすめです。

 

 

誕生日に事故。愛車ビートルが廃車になってしまいました...。

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これは事故が発生する2秒前のドライブレコーダー画像です。

僕がビートルを運転していて、右折してカフェの駐車場に入ろうとしています。

この直後に事故が発生しました。

 

さて、ここで問題です。事故の原因は何でしょう?

答えは記事中盤で。

事故は突然やってくる

1月のとある日曜日。僕の誕生日のこと。

妻とショッピングモールに遊びにいった帰りに、有名なカフェで売っているケーキを買うために立ち寄ることにしました。

店の外には『新しくなったモンブラン!』のポスターが掛けてある。

「あっ見て~!モンブランも良いよね。何にしようかなぁ?」と僕がニコニコ話しながら駐車場に入ろうとしたとき。

 

ゴンッガリガリガリ

下から蹴り上げられたような衝撃とともに、鈍い金属の音。

 

突然のことに驚いて、そのまま前に進んで駐車場に入りました。

「ありゃーちょっと擦っちゃったかなぁ」と言いながら車を降りてみると、じわじわと濃い液体が流れ出しているじゃありませんか。

「えっ?何?ガソリン?車が爆発する?」

指でそっと触れてみると、ドロっとした茶色くて油っぽい臭い。

「よく分かんないけど、エンジンオイルっぽい?でも分かんないから、消防に通報しなきゃかな?」

僕も妻もある程度距離を取ったうえで、消防に電話をかけて相談してみる。

「茶色っぽくて油っぽいです」と伝えると、おそらくオイルらしいですと。

排水溝などに流れ込まないように、何かで流れを食い止めてくださいとのことでした。

「えー食い止めるって言ったって、そんな都合のいいもの持ってない...あっ、さっき薬局でキッチンペーパー買ったんだった!」

 

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ダラダラと漏れ出す液体をなんとか食い止めてから、保険会社へ連絡。

(ちょうど先週保険会社から届いたハガキを、助手席のグローブボックスに入れておいたところだった。迅速に電話対応できたのが奇跡)

そうこうしていると消防車が到着しました。

液体を目視で確認した上で、専用の吸着マットで油を吸い取ってくれました。

 

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さて、結局なんでオイル漏れになったかというと、この黄色矢印のところが原因です...。

駐車場に入る良い位置に、50cmほどの小さな縁石。(マジか。こんなところに縁石があるなんて全然わからなかった 涙)

カフェの看板を見ていて、完全に見逃していました。

ちなみに後々Googleマップで見てみたら、僕が事故をする以前に、縁石にこすった傷が付いていた。多分同じ感じで事故を起こした人がいたんだなぁ...。

 

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消防の方が対応してくれている間に、ビートルの底面を撮ってみました。あーこの辺に縁石が擦れたんだ。でも割れているわけでもなくて、重症じゃなさそう?

 

事故から90分後くらいに、保険会社が手配してくれたレッカー車が到着。

ビートルの修理見積もりをするために、一旦工場へと持っていくことになりました。

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その後、市の環境課の方がオイルが側溝に漏れていないかをチェックしに現場にやってきました。休日の休み中のところ呼び出されたそう。ごめんなさい。

チェックの結果、ほぼ側溝への流出は無いとのことで調査終了。

 

 

せっかくの誕生日なのに、諸々の対応でヘトヘトです。

 

事故をして不運ではあったけど、考え方によっては超幸運だったとも言えます。

  • 妊娠7ヶ月の妻にも、自分にも怪我は無かった
  • 他人を巻き込まなかった
  • 他人の車との事故ではなかった
  • 縁石の破損も無かった
  • 炎上や大事故にはならなかった

いや、ホント、無事で良かったよ。

ビートル修理する?

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後日、修理工場から修理見積もりの連絡がありました。

「中を開けてみないとわからない。修理費が40万円なのか100万円なのかなんとも...」

入っていた保険には車両損壊の修理費は対象外だったので、自腹で修理するかどうかの選択を求められました。

(正直、そんなに掛かるんかい?古い外車だし、修理が面倒だからちょっと盛ってるんじゃ?と思ったけど)

  • このビートルは親が乗っていたもので15年くらい経っている
  • 内装にかなりボロが来ている
  • そしてなにより、衝突回避センサーの類が何も付いていない

ということが決めてになって、修理を諦めることにしました。

すっごく愛着があったけど、仕方がない。別れは来るものだもの。

買い取り業者は信用できない

修理は諦めることに決めたので、事故から4日くらいかけてその後の手続きを進めました。

 

今ビートルを置かせてもらっている工場で廃車手続きをすると1万円くらいかかるらしい。それなら中古車買い取り業者に引き取ってもらうことにしよう。(工場の方にも、他社引取りOKと確認しました)

 

廃車買取でネット検索して、4社に審査を依頼しました。

  • カーネクスト
  • ナビクル廃車買取
  • 廃車本舗
  • 市内のローカルな業者

それぞれの業者に事故の状況や自走不可のことを伝えて見積もりしてもらった。

 

まず、カーネクスト。
電話で「それだと1.5万円です」と言われて、他も検討しますと伝えました。すると翌日SMSが届いて「今日なら3.5万円で買い取ります」とのこと。どんな適当な見積もりなんですか(笑)

 

そしてナビクル。
カーネクストとナビクルは同じ窓口らしく「さきほどカーネクストに問い合わせいただきましたね」と言われました。名前が違うけど一緒って...。

 

廃車本舗。
電話で査定依頼をした後に、SMSにて5万円の返答。

 

市内のローカルな業者。
他に見積もりしていますか?と聞かれたので正直に5万円でしたと伝えたところ、結果3万円。

 

もっと粘ったら金額が上がったかもしれませんが、工場で預かってもらっている状況なので長々伸ばすこともできず、5万円のところで申し込みました。

 

うーんそれにしても、引っ越しの見積もりとかと同じで、見積もりなんてあって無いようなものですね。客がドタバタしていると低価格で出してくるという...。

今後買い取り依頼をすることはほぼ無いとは思うけど、買うのも売るのも値段査定をしてもらうときは気をつけようと思います。

  • できるだけ日にちに余裕を持った状態で査定を開始する。
  • 必ず相見積もりをする
  • 今日だけ今なら!の言葉に惑わされない

これ、だいじです。

 

さようならビートル

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回収当日。一時保管場所である工場で引き渡しました。

走行距離は4.3万キロ。15年経っているけどほとんど市内しか走っていなかったから、少なかったみたいです。

引き取りのレッカーが工場に来て「あーこの状態だと3万円でしかだめですねー」とか言われるんじゃないかと思っていましたが、電話で聞いていた通り5万円が振り込まれました。

 

僕たち夫婦が岐阜に引っ越したときに両親から譲り受けて約1年。

丸っこくてピカピカでかわいい。

古い車なのに、他のどの車よりも魅力的な存在でした。

突然の事故で別れることになってしまったけど、ビートル自体の破損だけで済んでなによりでした。

今後の事故を防ぐことがビートルへの供養になると信じて、この事故以来は道路と駐車場を出入りするたびに「右よし、左よし、人なし、段差なし!」と口に出して確認して進むようにしています。

 

今までありがとうビートル!

充電ワット数が見えるケーブルと、強くて便利なUSB充電器を買い足しました

わが家に新生児が居る生活になったことで、リビングでノートパソコンを使う機会が増えました。

これまでは自室にあるデスクトップPCと2台の24インチモニターでガツガツ作業をしていたけど、さすがにそれはできなくなった。夜間は僕が赤ちゃんをリビングで見守るシフト制で生活しているのです。

そこで、いい感じに充電ができるようにしたくなって追加購入しました。

コンセントから伸びるのが良い。USB充電器

勇気を出して知らないメーカーの充電器を買ってみました。

結論としては「使いやすくて良い」です!

コンセントからケーブルを伸ばして本体がある形です。

壁のコンセントからテーブルの上まで持ってこれて、差し替えがしやすい!

USB-AとUSB-Cが2口ずつついています。

充電したいデバイスによってUSBケーブルの形式が異なることがあるので、どっちも挿せるのは便利。

ワットが見えるUSB-Cケーブルを買った

ついでに購入したのが、充電中のワット数が見えるUSBケーブル。

コネクタ部分に液晶がついていて、今何ワットで給電しているかが把握できます。

PCから充電すると10W以下になっちゃうなーとか、この充電器からだと15Wの急速充電できるなーとか、充電器に2台接続するとワット数が落ちちゃうなーというのがわかります。

単純に光ってカッコいいっていうのもある(笑)

ちなみにさっき紹介した充電器をノートパソコンに繋いでみると...

59Wの急速充電!

 

この組み合わせで、リビングのテーブルでも充電に困らなくなりました。

赤ちゃんが熟睡している間は色々と快適に作業ができるようになって嬉しい。

 

習字下手でも、ズルしてカッコいい命名書を作れました![withダイソー]

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先日子供が産まれたので写真映えする命名書を作ってみました。

こんな感じの市販の命名書も用意したのですが、結局病室内で何回か使っただけでした。肝心な名前が小さくて写真に撮っても目立たないんですよね。

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A4サイズで自作した方はバッチリ目立つので使い時たくさんでした!

※仮の名前として陽向くんで説明していきます。

本名の出来がすごく良くて、僕の親や親戚からも褒められました。陽向の文字は練習不足&画像合成でちょっと下手っぴですが、実際はかっこよく仕上がってます(笑)

材料はダイソーで揃える

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ポスターフレームを探しに近くのダイソーへ。

ちゃんとしたやつが100円で買えます。

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木製風のもあったけど、めでたい命名書きということでゴールドの額縁を選択しました。

  • ポスターフレーム
  • 練習用の半紙
  • 習字用の下敷き
  • 墨汁
  • A4のコピー用紙

これらを手に入れたら準備OK!

デザインを考える

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手書きの習字だけだと、僕の文字の下手さが目立っちゃいます。

なので、プリントアウトした文字と組み合わせることにしました。

陽向の部分は筆で書いて、その下の横文字はプリントアウト文字です。

 

そもそも家庭用のプリンターは半紙にも対応しているのか...?試してみることに。

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A4のコピー用紙に半紙を貼り付けて...

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余分なところをカットして...

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レッツプリント!

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あぁーーー

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途中で半紙が歪んで全然ダメでした。

頑張ってもどうしようもなさそうなので、A4コピー用紙を使うことにしました。

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プリントアウトして百円のポスターフレームに収めた様子。

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おおお。結構良いのでは!

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10枚くらいプリントアウトして用紙の準備は完了です。

奇跡的に綺麗に書けた文字を使うぞ

 

僕の手書き文字は誰が見ても汚いと感じるほどひどい(笑)

そして習字も下手っぴです。中学生ぶりに筆を手に取りました。

どんなふうに書いたらかっこいいのかがわからないので、ネットで画像検索してあれこれ試しに書きまくりました。

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こっちが本名の練習の様子。少しずつ文字の特徴を変えながら200回くらい書きました。

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この記事の説明用の「陽向」は20回くらい書きました。

文字をきっちりと書いてしまうと、習字の授業みたいになってしまって味気ない。

どこかに特徴を加えるとおしゃれになるみたいです。

この文字の出来によって子供につけた名前がかっこよく見える。

命名書は家族とかに名前の発表をするときに使うわけなので、その仕上がりって結構重要なんですよね。雰囲気だいじ。

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100回以上書いていると「おっ、この文字はプロっぽいよね!」という奇跡がおきます。

(書道的には怒られちゃう手法だけど)ここからはズルをして仕上げていきます。

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奇跡的に綺麗に書けた文字を切り取ります。

この「陽」と、この「向」がいい感じにできた!っていうやつをピックアップ。

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白紙のA4用紙の後ろに配置して、それをベースにもう一度書きましょう。

後ろに置くときには、それぞれの文字の位置を微調整すると綺麗にできます。

文字を書くときは完全になぞるのではなくて「このくらいの大きさでこのあたりにー」という目安にして、あとは勢いでバシッと書くとうまくいきました。

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さっきプリントアウトしておいた用紙を使って10枚ほど書いていって、その中から最もバランスが良いものを選んだら完了です!

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ちゃちゃっと作ってみた陽向くんバージョンでもこのとおり。

それなりにバランスよく出来ました。

この手法は何かと使えそうだ

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こんな感じに退院時にも使いました。(名前部分は画像合成)

何度も書いてベストを組み合わせる手法を使えば、習字が下手でもそれっぽいやつが出来上がります。

命名書じゃなくても、筆文字でかっこよく決めたいぜっていうときに活用できそうですね。(...と書きつつ、そんなタイミング今後あるかな?と思っちゃった)

 

 

妻の叫び声を聞き続けた13時間。僕の出産立会いはこんな感じでした。

医療ドラマの出産シーンとか、出産本を読むとこんなことが書いてあります。

  • 夫が立会いをしても、あたふたするだけの人もいる
  • 普段とは違う口調で妻に怒られる
  • 何もできなくたっていい。出産を見て経験することが重要
  • 声がけをしましょう
  • マッサージで痛みをやわらげましょう
  • 体調が悪くなっちゃうお父さんもいるんですよ(笑)

夫も立会いした方がいいの?一応その場に居る程度?

夫の立ち会いって、あんまりプラスなイメージで書いてなかったりするんですよね。

 

妊娠後期に入ったときに僕もパパママ学級に参加して、クリニックから軽い説明を受けたけど、ほとんど知識がないまま陣痛を迎えました。

「その場にはプロの助産師や医者がいるのだから夫ができることはあんまりないよね。せめて邪魔にならないように、でもできることはやろう。」

そんな気持ちで挑んだ立ち会い出産の様子を伝えてみようと思います。

 

僕みたいにドキドキ不安に感じているお父さんの参考になるといいな...!

出産に立ち会った13時間

予定日は2月末でした。当日になっても全く普段と変わらず近所を一緒に散歩して過ごしていました。

ちなみに「いきなり破水して汚しちゃうと迷惑だから...」ということで、臨月に入ってからは飲食店やスーパーの店内には入らず、気分転換のために公園を歩く程度でした。

 

予定日を過ぎた3月1日の夜。「あ、なんかお腹ちょっと痛いかも~」と軽い痛みが訪れる妻。タイミングもまばらだし、 前駆陣痛(臨月にくる痛み)ぽいので在宅で様子見することに。

3月1日の夜間は痛みに耐えつつ、妻はあまり眠れないまま3月2日に。

午前中も様子見。その日の16時に陣痛の感覚が10分以内になりました。

妻「10分以内になってきたけどクリニックに連絡したほうがいいかなー?もうちょっと様子見たほうがいいかなー?」

僕「早めでもいいから連絡してみよう」

一応連絡するタイミングは決まっているのだけど、いざその時になるとちょっと遠慮しちゃうんですよね。ちなみに電話口での様子も検知したいから、どんなに辛くても妻本人が電話することになっていました。確かに夫が「なんか痛そうです。とても痛そうですぅぅ」と話してもうまく伝わらなさそうですもんね。

 

ではクリニックに来てください。ということで僕が車を運転して妻をクリニックへと連れていきました。

駐車場で15分くらい待っていると「まだ産まれる感じじゃないようだし、夫を呼ぶタイミングになったら助産師さんが教えてくれるから一旦家に戻っていいよー」と妻から連絡があり、僕は一旦帰宅することに。

クリニックからの帰り道でのんきに味噌カツを食べて帰りました(笑)

家に戻ってからは家事を済ませて、妻からお呼びがかかるまで待機することに。

でもいつ呼ばれるかわからない...。深夜0時?2時?朝方?

「寝過ごしているうちに産まれました」なんて事になったらシャレにならない。

スマートフォンのマナーを解除して着信音量を最大にした上で、2時間ごとにアラームを掛けて23時に就寝。(普段は3時くらいに寝るのだけど、早い時間に眠るほうが熟睡しきらずに起きれるかなと)

深夜1時ごろ。妻からの連絡が来て「22:45に破水したけどまだ産まれはしないよ。痛みは増しているけど」とのこと。

その後は気になってしまって二度寝できなくなっちゃいました。持っていくカメラのバッテリーやSDの整理をしてソワソワする気持ちをしずめながら待ちます。

3時「看護師さんの巡回は来ていないけど、痛みが強くなってきたからひとまず駐車場まで来てほしい」と妻からの連絡を受けて、深夜のドライブ。

わぁいよいよか。産まれるのか。パパになるのか。ドキドキしながら冷静にドライブ。

すぐには呼ばれない雰囲気だったので、クリニック近くのコンビニに立ち寄って、意味もなくツナマヨおにぎりを買って車内でもぐもぐ。コンビニの駐車場でしばらく待機。

4時。まだ連絡が来ないので、クリニックの駐車場に移動して待機。

4時30分。ついに「クリニック内に入っていいよ」と連絡が来たので、妻の待つLDRへ。

※ LDRは陣痛→出産→回復までを行うための部屋。産むまでの部屋の移動がないので気楽。

出産用ベッドの隣には新生児用のベッドもスタンバイされていました。

このまま朝方には産まれちゃう?と思いきや、ここからが長かった。

出産までの流れは...

  1. 陣痛が定期的に来る
  2. 赤ちゃんが出られるくらいに子宮口が広がるのを待つ
  3. 子宮口が広がったら、いきんで押し出す

という感じ。

ドラマで見ると1から2の「痛いぃ~」のシーンはすぐに終わって、3の出産シーンになるけど、現実は1と2がめっちゃ長い。

ひたすら続く陣痛

深夜4時に僕がクリニックに入ったときは、妻も立ち上がって話をしていたんだけど、その後痛みが増してきてベッドで横になって耐えるしかない状態。

痛みの波が収まっている瞬間は話すこともできるけど、痛いときはもだえ苦しんでる。

あっという間に夜が明けて外が明るくなりました。

朝8時。妻の朝食が部屋に届く。

妻は痛みで食欲がなくて、フルーツとゼリーを食べただけ。無理して食べると痛みで気持ち悪くなったときに吐いちゃうかもしれないから。

残りは僕がいただきました。塩分少なめの仕上げで、まさに素材の味。体に良い食事って、こういうやつなんだよね。

このあたりから痛みが激しくなったようで「うぐぐぐ。痛いー痛いー」と悶える妻。妻のこんな姿は見たことない。というかここまで痛みに苦しむ人をリアルに見たことがない。

痛くても麻酔を打つわけにはいかないし、ただ出産の時が来るまで耐えるしか無いわけです。ナースコールを押しても解決しないしなぁ。

そんな時に夫の僕ができる事は、腰のマッサージ、テニスボールを押し当てる、水分補給の手伝い、声がけ。あとは記録用に写真を撮るだけですね。

 

ちなみに、この時間から夕方に産まれるまで、妻の腰のマッサージをし続けました。左手にテニスボールを持ってお尻に強く当てて、右手で腰を押し続ける。腕がパンパンです。

1時間に1回くらい、お腹にセンサーを取り付けて何かを測ります。

左手で妻にテニスボールを押し当てながら、スマホで調べてみる。

どうやらこのモニターには赤ちゃんの心拍と子宮の張り具合が表示されている様子。子宮収縮の波形と赤ちゃんの心拍を見ることで、陣痛の進み具合や赤ちゃんが苦しんでいないかが分かるっぽいです。

右の数値が子宮収縮。数分ごとに数値がぐいーっと上がります。そのたびに半端ない痛みに耐える妻。

「痛いぃぃぃ。痛いぃぃぃ!!」

(これホラー映画で見たことある。暗い地下室でじわじわと強烈な拷問を受けるシーンだ。)

「痛いよねー頑張ってるよね。赤ちゃんも頑張ってるよ!あっ数値が下がったからもう痛みの山を超えたよ」声がけのパターンが思いつかなくて、僕は妻に同じことを何度も言っていました。

この時点で妻は2日間ほとんど眠れていません。陣痛の間に目を閉じると一瞬記憶が飛ぶけど、すぐに痛みで起こされるという...。苦しいよね。

そういう僕も睡眠不足で眠い。地面に膝立ちで左手にテニスボールを持って妻のお尻に当てる。あー頭がふわふわするぅ。

そのままベッドに寄りかかって2分くらい眠っていたけど、妻の叫びで起きる僕。

お腹の痛みはあるのに、なかなか赤ちゃんが下がって来ない。ということで陣痛促進剤を点滴することになりました。

あーこれで産まれるようになるかも...!と僕は思うわけですが、それどころじゃなくなった。

促進剤で一層強まる痛み。

病室のドアを超えて、同じフロア中に響き渡るくらいの大声でもだえる妻。(さらにこの後4時間くらい続きます)

赤ちゃんの体がお尻の内側に当たるらしく、痛いとのこと。

出産後に聞いてみたら「木の棒を突っ込まれてかき回されている感じだった。痛みで気絶するかと思った」...らしいです。

 

最初は少量の点滴で様子をみて、しばらくしたら徐々に投与量を増やしていきます。

「あー痛いよねぇ。でももうちょっと増やせるかなー?頑張れるかなー?」と看護師さんが妻に問うわけですが、痛くてもYESの返事しかできません。

痛さが強まらないと出産のゴールまでたどり着けないんですもん。

助産師さんのアドバイスに従って、僕も一緒に「ふっふぅ~~ふっふぅ~~」の呼吸法をして、妻の呼吸を整えて痛みを逃すお手伝い。

妻が大声を出せるように、僕も一緒になって声を出していました。

 

ミラーレスカメラや360度カメラ動画用カメラを持っていったけど、ほとんどの時間は両手で妻の介抱です。呑気に撮影する暇なんてほとんどなかった。

だけど、出産の記録係という役割が僕に任されている!

痛みで叫んでいる妻の顔の前にカメラを持っていって、数枚撮って励ましに戻ります。

こんなに痛い様子を撮影していていいのか...?と心が痛んだけど、やっぱり撮っておいて良かった。

定期的に内診が行われました。

その時だけは、僕はカーテン越しの部屋の隅で待機するよう指示されます。

妻にマッサージをし続けている僕にとって、この5分だけが休憩タイム。

ソファーに腰掛けて目を閉じて一瞬眠ります。

カーテン越しに「痛いー!」という声が聴こえてくるけど「助産師さん。後は任せましたぁ。」という思いで僕のスイッチはオフ状態です(笑)

 

とはいえ、妻は痛みで眠れないし休憩も無いのですよね...。

妻の痛みに耐える声を聞いて、カーテン裏で何度か泣きそうになりました。

記録のために動画も撮りましたが、めちゃやばい。

この叫びを聞いても明るく励まし続けられる助産師さんはすごい。

16時いきみスタイルへ

陣痛促進剤を打ち始めてから4時間が経ちました。

ここでやっとクライマックスへ突入です。

 

やっといきみOKの許可が出たので、陣痛に合わせて踏ん張る妻。

複数の助産師さんと、お医者さんに囲まれていきんでいる妻の様子を見ていると、命をかけて産むってこういうことなんだなと。

ここまでくると、僕はうちわで仰ぎながら応援することしかできません。(妻の手を握ろうかと思ったけど、すでにベッドのバーが壊れそうになるくらい握りしめていたのでそっとしておいた)

 

そして、いきみ始めてから40分。

「産まれますよぉ~!」という助産師さんの声が聞こえ、ついに出てきました!

「あっ、いる!いるよぉ~出てきたよぉ。産まれたよぉ。」

僕が最初にでた言葉がこんな感じでした。

「よく頑張ったねぇ。やっと会えたねぇ」

 

生まれた瞬間は感動で涙が出てくるかと思ってたけど、実際は涙は出ませんでした。

すごい産まれた産まれた!の興奮と、妻の陣痛がやっと終わるんだという安心感、そして自身の疲れでなんだか感情が混ざってしまったみたいです。

 

出産後の処置をしてもらって、LDRから入院用の個室へ移動。

ほとんど眠れていないはずの妻は意外にも元気でした。さっきまで痛みに耐えていたのが嘘のように「明日の面会時間はね~」と普通に僕と話をしていたんです。すごい。

 

そのまま20時ごろまで夫婦二人で過ごして、僕はひとり帰宅。帰宅するとすぐにベッドに倒れて翌朝まで12時間眠り続けました。

立会いを経験してみて思ったこと

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  • 妻が痛みに耐える時間はとてつもなく長い。想像よりもかなり長かった。
  • 夫がいると多少は役に立つ。お尻をテニスボールで押したり、マッサージしたり、水分補給のペットボトルを差し出したり。単に応援する以外のところで働ける。長時間の陣痛中ずっと助産師さんが付きっきりになるわけではないから、雑用ができる近親者がいるのは重要だと思う。
  • (産む母親に比べたら全然だけど)僕もめっちゃ疲れた。12時間マッサージし続けたせいで全身筋肉痛になった。
  • 「出産時は動物園みたいに生臭い」っていう記述を見たけど、全然匂いはしなかった。出産時の出血は少量だったらしいのでそれもあるかも。
  • 妻が怒ることがなかった。テレビだと「違う!ここを押して!」とか強い口調が出ることが多いイメージだけど、そういうのは全く無かった。終わってから妻から「立ち会って励ましてくれてありがとう」っていう感謝のLINEが届いて感動た。
  • 様子を撮影しておいて良かった。思い出にってこともあるけど、今後どこかのタイミングで見返して、妻への感謝の気持ちがその都度高まると思う。

 

出産の壮絶さを最前線で見守れたことに感謝です。

3月3日。僕はパパになりました。

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男の子です。2023年3月3日ひな祭りに産まれました。

写真は生後2日目の様子。小さくてほわほわ。

ミルクを飲んで、たまに上を見上げて、後は眠るだけ。

 

まだホギャ程度の声しか出ないのに、手足の動きとか、些細な口元の変化で「僕を守って育ててください~」って、親に感じさせる力を持っている我が子。

髪の毛がふさふさでこれまた可愛いんです。

小さなベッドの中ですやすやと眠っている姿を見て数時間過ごせちゃう。

ぽけーっとしながら、眠りに落ちる寸前。

その様子を見つめているだけで、僕の脳内からエンドルフィンがどばぁぁぁっと放出されるのが分かる(笑)

 

そしてもうすぐ妻と子がともに退院です。

新しい生活が始まって、妻も僕も新しい経験や学びが盛りだくさんになりそうです...!

 

このブログも子供関連の話がちょいちょい出てくると思いますが、暖かく見守っていただけると嬉しいです。