これまで乗っていた僕のビートルが事故で廃車になってしまったので、一時的に親の持っている車を借りることになりました。(岐阜は車無しでは生きていけないのです)
ということで、今乗っている車は10年以上前のアルファード。
僕が高校生の頃に父が買った車なので、カーナビ周りがだいぶ古い...。
CD・MD・FM(それと、今は終了しているアナログテレビ)しか再生できません。
スマートフォンに対応したUSB入力はもちろん無くて、AUX(外部オーディオ入力)もついていないのです。
車に乗ると必ず音楽を流したい...!
どうにかうまく出来ないか考えてみました。
Bluetooth対応のFMトランスミッターがすごい
Amazonを探っていると、Bluetooth対応のFMトランスミッターという商品を見つけました。これがすごくいい!
FMラジオしか聞けないような古い車でも、スマートフォンでいつも聞いているYouTubeMusicやAppleMusicなどのサブスク音楽サービスを快適につかえるのです。
取り付けは、FMトランスミッターを車のシガーソケットに取り付けるだけ。差し込むだけ!
それだけで、スマートフォンからの音声をBluetoothとFM経由で車のスピーカーから再生することができるようになります。
つまり、簡単に言うとこんなかんじの仕組み。
- スマホからFMトランスミッターまではBluetoothで接続
- FMトランスミッターからカーナビのラジオまではFM電波で送信
こんなものが売っているなんて感動しません?!
昔から、車内用のFMトランスミッターという商品はあって、使ったこともあったのですが、音楽を再生するプレーヤーからFMトランスミッターは有線接続するのが普通でした。
最近の車だと当たり前のようにカーナビ自体がBluetoothに対応しているから知らなかったけど、いつのまにかFMトランスミッターもハイテク化していたんですね!
実際に取り付けてみるとこんな感じです。
今僕が乗っているアルファードのシガーソケットは、パコッと蓋を開けた中にあります。なので、FMトランスミッターを差し込んでしまうと蓋を閉じることができません(笑)
車のヒューズボックスから電源を取ってシガーソケットに変換するやつをFMトランスミッターと同時購入したけど、ひとまずは蓋を開けっ放しのこの形で使っています。
いずれは見えない場所に収納できるように調整したいなぁ。
FMトランスミッターでできること
- 名前はT-16。スマホでBluetooth接続するときはこの名前を探す。
- マイク内蔵で電話に出られる。
- 電話ボタンを長押ししてからダイヤルを回すと周波数設定モード
- ダイヤルを回すと音量調整
- 電話ボタンを押すと音楽の再生・停止
- 電話ボタンを5秒長押しするとBluetoothとAUXの入力ソース切り替え
と言った感じ。
ちょいちょい機能がついているけど、一度スマホとBluetoothペアリングしてしまえば、電話に出るボタンと、曲を送る/戻すボタンくらいしか使いません。
ちなみに、FMトランスミッター上に表示されている88.0という数字はFMの周波数です。
自分で好きな周波数に設定できるので、住んでいる地域で使われていない適当な周波数に設定しましょう。
車のラジオでここに表示されているFM周波数に合わせると、スマートフォンの音が車のスピーカーから聞こえます。
また、このFMトランスミッターにはUSBの接続端子がついていて、スマートフォンを充電することもできます。
けれど、ケーブルがピローンってなっているのが気に食わないので、僕は基本的には接続していません。緊急用って感じです。
この値段で十分な機能でした
2000円ちょっとのデバイスで、車内音楽が超快適になりました!
音の品質も良くて、FMのノイズが入ることもありません。
古い車でBluetooth音楽を聞きたい方はぜひおすすめです。