ものものブログ

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買ってよかったもの、毎日の生活の向上、デジタルガジェットについて、たくさんの写真で紹介するブログです。

新米パパはチューリップハットを作ることにした。

今後息子が育っていくにつれて、きっと役立つであろう裁縫スキル!

初心者の僕でも作れそうな題材として、チューリップハットにチャレンジしてみました。

 

ビギナーのくせに「できるだけ手作り感を出さないようにしたい」という強欲な思い出挑みました(笑)

チューリップハットは裁縫初心者にぴったりらしい

いずれは洋服も作ってみたい。

でもまずは挫けず作りきれるものから始めることにしました。

本屋で立ち読みしたり、"ベビー 裁縫"でググったり、YouTubeで動画をあさって、チューリップハットを作ることに決めました。

部品が単純で間違えづらいらしいのです。

YouTubeで見た型紙をもとに、生後3ヶ月の赤ちゃんサイズにカスタマイズしてIllustratorで作った。

用意した型紙に沿って、同じ形の布を6枚用意して縫うだけ。

「だけ」って言っているけど、縫い合わせるだけでも色々と学びがあるのだ。

 

肝心の型紙はYouTubeで紹介されていたものを目視でアレンジしつつ、生後4ヶ月~半年くらいの赤ちゃんが被れそうなサイズに調整しました。

初心者なのに型紙から作るっていうチャレンジャーです。

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型紙を作ったはいいけど、本当に被れるサイズなのかが不安。

なので、わざわざ6枚分を紙にプリントアウトして、テープでペタペタと組み上げてみました。

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スポッ。寝かしつけている最中にかぶせてみました!

 

少しだけ大きめくらいでちょうど良さそうです。

(あんまり自身はないけども)

 

うん、これでやってみよう。

材料費は300円以下

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とりあえず布を買いに行ってきましたー!

おしゃれなデザインの布がたくさんあって1時間くらい店内をぐるぐると歩いて選びました。

失敗する可能性を考慮して、そんなに高くなくて派手すぎないやつを選択。

 

表面になるこの布は、幅108cmを20cm分買って106円でした。

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裏面になる布はダイソーでインド綿の生地を買いました。

布の種類についての知識がなく、正直ぜんぜん分かりません。

赤ちゃん用なんだからオーガニックコットンなんとかがいい...とかありそうだけど、制作に失敗する可能性もあるので、できるだけ安い材料でチャレンジしてみることに...。

 

赤ちゃん用品は布の面積が少ないから材料費はすごく安いんですね。

表面から作っていくぞ

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買ってきた布を裁断するところからスタートです。

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効率の良いやり方がわからない...。

とりあえず縫代なしの型紙をチャコペンで書き写しました。

このチャコペンはダイソーで買ったやつ。数日で消えるらしいです。

縫うラインと、余白のラインをうまいこと書き写していきます。

6枚分かけました。

型紙をコピー用紙で作ったけど、ペンでなぞってくのが難しかった。

ダンボールを切り取って、型紙定規みたいにしたら効率良かったなぁという学びがありました。

1枚ずつちょきちょき。

 

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久しぶりのミシン。

最初は慎重に...

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ゆるいカーブを縫っていくだけなんだけど、途中でズレないようにまち針の位置を調整しながらやるので、結構時間がかかります。

3枚ずつが2ペアできたら、この2つをさらに縫い合わせます。

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できた!

縫い代部分に切り込みを入れてチューリップハットのカーブがきれいに出るようにするらしい。

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YouTubeで見た手順にはアイロンがけがあったので大人しく従いました。

ペロペロを開きながらアイロンを掛けるのはめっちゃ面倒です...。

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全箇所アイロンで開けた!

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裏返すと...のっぽさんの帽子みたいになっていますね!

ちょっと完成形が見えてきたのでやる気が蘇りました(笑)

アクセントにゴールドのリボンを挟み込んでタグっぽくしてみました。

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てっぺんの部分は1mmくらいズレちゃったけど...許容範囲かなぁ。

裏地もつくる

全く同じ手順で、裏地を作っていきます。

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裏布を切り取った時点で僕は気づいたのです。

「表布も裏の布もペラペラで、チューリップが垂れてしまうんじゃないか?」

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手順を増やすのは嫌だけど、手を抜いてヘボかったら悲しい。

悔しいけど接着芯もカットして、表布の裏面に貼っていくことにしました。

※ 接着芯っていうのは、ペラペラの布の強度を増すためにアイロンで貼り付ける接着剤付きの布のこと。10年位前に買ったやつの残りが引き出しの奥にありました。

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これを...

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アイロンで貼っていったわけですよー。

表布がバラバラのパーツの時点でやれば楽だったのに、ある程度縫い合わせてからやると余計に手間がかかっちゃいました。

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接着芯のお陰で、表布だけでも自立するようになったよ!

表と裏を縫い合わせ

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あとは表布と裏布の帽子パーツを縫い合わせるだけ!

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1. 最終的に表面になる側を内側に合わせる

2. 数センチの返し口を残して縫っていく

3. ぐるって内面を返す

という流れになるみたい。

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このあたりから、さらなる集中力が求められます。

ジグソーで木材を切っている時と似た技術が必要なんだなと思いました。

裁縫だって木工だって対して変わらない(笑)

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この返し口からぐるっとひっくり返すと~...

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模様面が表に出てきて出来上がりの姿が近くなった!

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返し口の部分もミシンで縫って閉じてしまいます。

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縫い合わせたところもアイロンできれいに整形したら出来上がり!

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うわぁ~!ちゃんと帽子になったぁぁぁぁぁ~!!!

眠っていたけど、どうしても出来立ての帽子を被ってほしくて被せちゃいました。ふふふ。

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深夜2時20分。

作り始めたのが23時前だったから約4時間で完成。

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作業場はリビングの端っこでこんな感じ。

ぐっちゃぐちゃです(笑)

このままやり続ければスキルアップしそう

翌日ちゃんとご機嫌なときに記念撮影。

めちゃめちゃ可愛い仕上がりだと思います!(自分で作ったっていうバイアスがかかりまくっています!)

被ったままお散歩に行くと、抱いている腕に当たったり強風で外れそうになるので、後に顎ゴムを取り付けました。

 

チューリップハットを作ったことで、僕でもやればそれなりの形になることがわかった。

しばらくは裁縫ブームが来そうな予感です!