「俺のイタリアンJAZZ」に行ってきました。少し前にTVなどで話題になったあれです。
- とにかくコスパ良くちょっと美味しいものが食べたい。
- 普段は生演奏を聞く機会が無いのでJAZZ聞いてみたい。
- 全席禁煙で最高。
そんな人におすすめなのが俺のイタリアンなのです。
僕たちはそんなにアルコールを飲まないので、お酒は最初の1杯だけで、後はソフトドリンクでした。「お腹いっぱい、もう食べられないっ!」っていう状態で店を後にしましたが、二人合計で8000円を切るくらいでした。
職場でよくある「飲放題付きの適当な居酒屋」でも4000円近くなる事がほとんどなので、たまにはこういう所でゴハン忘年会とかして欲しいものです。
最寄り駅は新橋。(レストランのイメージ的には「銀座の端っこ」って言ったほうが良いですね)
今回は土曜の昼頃に、その日の夕方の分を予約できました。公式サイトから予約できるので思いついたらしっかり予約入れてから向かいましょう。なお、ドレスコードは存在しないのでジーパンTシャツでも入店できます。
俺のイタリアンは僕のイタリアン。
まずは「俺のシャンパン」で乾杯。980円
普段シャンパンなんて口にしないのでこれが高いのか安いのか、オトクなのかよく分かりませんがあっさりしていて飲みやすい。
シャンパンって細いおしゃれなグラスに少しだけ入っているイメージですよね。でもこの店はグラスの表面張力ギリギリまで注いでくれます。
そのままだとグラスを持ち上げることができないので当然こうなる。どのテーブルでも見られる光景なので遠慮なくすすりましょう。
店内です。17時オープン入店で予約して、遅めの昼ごはん的な気持ちで訪れました。さすがに空いています。この店舗は全席禁煙なので、料理の香りだけを十分に楽しむことができて嬉しい。
座った席の近くには立派なグランドピアノ。
演奏は18:00、19:40、20:50、22:00から行われるのでどの時間帯に入店しても1回は聞くことができます。演奏は約20分。
さて、ここからは食事フォトです。
まずはお通し。プレッツェルwithツナのディップ的なもの。
さて、乾杯も済んだので料理を頼もう。
このメニューに載っているのはほぼ1000円以下で、高くても1500円程度なので食べたいと思ったものは気軽に注文できます。
こっちは「俺の肉祭り!」となんとも気合の入ったメニュー表。一番高いのはリブステーキ1ポンド(453g)で2980円でした。二人だけじゃ食べ切れ無さそうなので今回は見送り。
早速テーブルに届いたのは北海ウニと野菜のピューレ コンソメゼリー寄せ 780円。
「苦手な物もたまには食べてみないとね。実は好きになっているかもしれないし。」
ということで、実は僕達二人ともウニが苦手なのですが僕の提案でチャレンジしてみることにしました。
クリーミーな雲丹のコクと、コンソメのさっぱりとした風味が香ります。どちらもふわっと柔らかくてまるで口溶けの良いムース。ウニの生臭ささが苦手でもこれなら美味しく味わうことができました。
同じくウニが苦手な彼女も「美味しいね!」って言っていたので食べやすい料理なんだと思います。ウニ好きならたまらないだろうなぁ。店員さんは「量が少なめなので1人1個がおすすめですよー」って言ってたけど、僕達にとっては半分こがちょうど良かったです。
お次は王道マルゲリータ 680円。
溶けたチーズがとろぉ〜ってなっていてシンプルながら深い味わい。記事は割りと薄いので冷めてしまう前に優先的に食べちゃいましょう。
フルーツトマトと水牛モッツァレラのカプレーゼ 680円
だんだん名前が難しくなってきた。...よく考えたらピザと味の系統が被ってた。
モッツァレラが美味しいですが、量は多くありません。これならマルゲリータピザだけにして、代わりにカルパッチョとかにしたほうが色々な味が楽しめるので良かったなぁ。
ここまでで一旦休憩。
「俺のイタリアン」は席が狭めに作られています。(人を多く入れることで料理の値段を下げる努力らしい。)しばしば「この皿邪魔だなー」って思うことがありました。普通のレストランに比べるとテーブルの面積が半分位なので料理が食べづらいのが欠点ですね。
「美味しい料理が割安で食べられるというメリットのためなら、席の狭さなんて気にしないよ」っていう店のターゲット層にすっぽりと当てはまるお客さんにとっては当たりの店ですね。
食べ終わった皿を下げてもらって、二度目の乾杯。
ブラッドオレンジジュースとレモンソーダというノンアルコールなチョイスです。二人とも最初の1杯のアルコールで満足出来るので安くすみます。その分は料理につぎ込む文化となっています。
18時お待ちかねのJAZZタイム。まだ席がガラガラの中、心地の良いサウンドが店内に響きます。
サックスかっこいい!
いつかもっと本格的な所も訪れてみたいです。ジャケット買わなきゃいけないかな。
本日のメイン
牛フィレとフォアグラのロッシーニ トリュフソース 1980円。
魅力的なワードが連なっているけどなんか凄さが伝わってくるこの料理。「俺のイタリアン・フレンチ」には置いてある看板メニューなのです。僕が「俺の」シリーズに訪れるのは今回で3回目ですが、毎回注文するお気に入り。
美しく響くJAZZの途中に運ばれてきた肉。さすがの音楽も出来立ての料理には勝てません。肉のボリュームが一人だと食べきれないくらいあります。
フォアグラ&牛肉にナイフを入れます。
肉の旨味にフォアグラのアシストが加わるととろける味わい。
銀座のレストランでこれを頼んだら、メニューの値段二度見するレベルだと思いますが、俺のイタリアンなら1980円。これを食べてみたいならお店行くべき。
幸せ満腹ありがとうございました。
食後のデザートもモリモリ
ティラミス 450円。
食後のデザートとしては体積がすごいティラミスです。ズッシリ感があります。
他にもモンブランやミルフィーユなどのドルチェメニューが誘惑してくるけど、メイン料理で満腹状態になっているせいで食べきれない可能性があるので相手とシェアしつつ一品ごとのオーダーがおすすめです。
デザートを食べて味の感想を語り合っているとちょうど入店から2時間が経過したので本日のディナーは完了です。
まとめ「食べたい時に気軽に行ける」
という流れで美味しく楽しい時間が過ごせました。僕みたいに普段はフレンチなど食べる機会が無い人にとっては、リーズナブルに食べることが出来るのでおすすめ。唐突にフォアグラon theフィレ肉が食べたくなったらまた予約しようと思います。
食べ終わってもまだ19時だったので銀座の散策をしてから(何も買わず手ぶらで)帰りましたとさ。