ここ最近は、家事力を向上させるために裁縫や料理に取り組んでいたのもあって、久しぶりの電気っぽい作業です。
僕のSwitchは2017年の発売日に買ったもの。
買った当初はゼルダとかマリオカートとかをやったけど、ここ1年間くらいはほとんどバッテリーが切れた状態で放置していました。
スプラトゥーン3が発売されるということで、久しぶりにデジモノ置き場から引っ張り出してきたけど、なんだか音が小さい。
そっか、そういえば片方のスピーカーから音が出ないんだった。
だいぶ前から壊れていたSwitchくん
本体を強く落としたわけでもないのに、いつからか片方モノラル化してしまっていた僕のSwitchくん。
Switchでゲームを機会が多くないから、2年前から故障を放置していました。
今さら修理するか迷うけど、スプラトゥーンをやるなら両方のスピーカーが鳴ったほうがいいですよね!
左右の音の大きさによって、敵が近づいてくることが分かりそうですし。
修理費についてネットで調べてみました。
Nintendo公式でも、街にあるスマホ修理屋さんでも5000~6000円くらいかかるらしいのです。
えー!たかがスピーカーの交換でそんなに?
毎日数時間やり込むなら修理に出してもいいけど、1年間もSwitchが眠っていたことを考えるとちょっと高いよなぁ。
スプラトゥーン3を買ったのに、修理に出してしまってプレイできないのも嫌だしなぁ。
自分でSwitchの修理をやってみる
とりあえず開けて見てみようー!(なんか楽しくなってきた)
単純に配線のコネクタがズレているだけとか、配線が断線しているだけだったら、スピーカー部品の交換なしで修理できるかもしれないし。
昔買った分解ドライバーセットが役に立ちます。
こういった作業が好きなら、1セット持っておくと楽しめます。
そしてミニ電動ドライバーもあるとちょっと楽ちん。無くてもいいんだけど気分が上がる。
「Nintendo Switch 分解 手順」でググると丁寧な解説が多々あるので、ネジ位置や開け方を確認しながら作業を進めていきましょう。
ということで、外側のカバーに付いているネジを9本ほど外してカパッと開けます。
さらに、microSDリーダー部品とヒートシンクのネジを外してパカッ。
取り外したネジは手順通りに上から順番に置いていきました。
心配な場合はテープで貼っておくと良いです。適当にまとめちゃうと最後に戻すときに結構困ります。
こっちは正常に鳴るスピーカー。
逆側の故障しているスピーカーを取り外して、黄色いケーブルで配線を分岐させてみました。ケーブルかコネクタが断線しているのか、スピーカー自体が壊れているのかを見極めたいのです。
分岐した黄色いケーブルを正常に鳴っているスピーカーの根本にくっつけてみます。
...鳴りません。
どうやらスピーカーの部品自体が壊れているようですね。
1000円で買えたスピーカー部品
スピーカーが壊れていることがわかったので、速攻でポチりました。
深夜にポチって翌日の午前中には家に届くスピード。さすがAmazon。ありがたし。
左のが壊れた純正スピーカー。袋の中が交換部品です。中華製の非公式スピーカーです。
ドライバーセットに含まれていたピンセットを使用してコネクタにはめ込みます。
ピンセットの先が金属製なので、他の部品や金属部分に当たらないように注意しましょう。バッテリーの配線も抜いておくと良いですね。
接続が完了!
この状態で電源を入れて動作チェックをしてみると、右側の交換したスピーカーも正しく鳴るようになりました!
でも純正スピーカーの方が音量が大きくてバランスが取れていないような...。
故障していない左側のスピーカーも交換部品のものに取り替えました。
これで左右が同じスピーカーになったのでバランスがとれたのですね。
カバーなどを元に戻して修理完了です。
粘着テープでガッチリ固定されている部品もなくて、かなり作業がしやすかったです。
ちなみにスプラトゥーン3は...
発売日に購入して8日間ほど遊んでみたけど...とにかく操作が難しい。
FPSゲームに慣れている僕でも、コントローラーのジャイロセンサーを使った操作は難しい。
4対4のチーム戦なのですが、基本的にやられっぱなし。
圧倒的な差を付けられてボロ負けすることも多くて、悔しくて涙目になります(笑)
3連敗したときに僕は思ったのです。
「なんでお金を出してゲームを買って、こんなにストレスを感じているんだろう。なんで負けるのに何時間もかけて戦っているんだろう...」
世の中にはひたすらに頑張り続けなくても、逃げてしまうのが勝ちっていう場面もあるりますよね。
ソフト購入から9日目。メルカリで売ってさよならしましたとさ。
スプラトゥーンの思い出をありがとう。
そしてスピーカーの修理がなされたNintendo Switchは、また引き出しの奥深くで眠りについたのでした。