「カメラを持っていったけど、あんまり撮らなかったなぁ」
旅行から帰ってきてカメラを見返した時にそう思うことってありません?移動中にお菓子を食べているような何気ない様子こそ、その空気感を思い出すために重要なのにもったいないですよね。
「なんでかなーどうしたらいいのかなー」って考えて辿り着いた答えが「ストラップの自作」です!
費用はたったの100円でした。
目次
カメラ持っていったのに撮れていない問題
「目的地に到着したら撮ろうかなー」そう思っているので出発時にはカメラは鞄の中。目的地に到着したら記念に数枚撮影。「あれ...あんまり写真ないぞ。」
僕も以前はこうでした。「もっと撮っておけばよかったなぁ〜」と思いつつもなかなかできません。
旅行中だけじゃなくて、週末に近所を歩いている時の写真だって大切な思い出になります。
「この一瞬は今しかない、もっと残しておきたい!」そう思ってもなかなか撮れないものです。なんでなんで?
もっと写真を撮影するには?
僕にとっての答えは単純。
「常にカメラに手が届くようにすればいい!」
これまでだと...
- カバンからカメラケースを取り出す。
- ケースからカメラを取り出す。
- レンズキャップを取る。
この手間が最大の原因でした。
そう思って、カメラ用の斜めがけできるストラップを数種類試してみたんですが
- 首から外して手に持っている時に長いストラップが邪魔。
- ストラップが首が擦れて痛くなる。
- 夏場はストラップに汗が染みてしまう。
結局はいつの間にかカバンにしまってしまいました。
そんなこんなで最近使っていたのはスマホ用の指ストラップ。
- 撮影するときに指に引っ掛けることで落下防止。
- 紐が短いので邪魔にならない。
- 首からかけられないから、常に手にカメラを握っている状態になれる。
「あっ!これ!」って思った時にすぐに撮れるようになりました。
移動中の時はバックパックのショルダーストラップ部分に付けたカラビナに引っ掛けてカメラをぶら下げています。
ほらよく見るとミラーレスがぶら下がってますね!(しかもマンフロットのミニ三脚を付けたまま 笑)
しかし、しかし!この細い紐にカメラの命を預けるというのはとてもリスキーなのです。万が一、紐が切れてカメラを落下させたら修理費は数万円ですよ。
そして先日この紐がちぎれかけているのを発見した事で「超頑丈なやつ作ろう!」と決意しました。
ミラーレスをぶら下げても安心なストラップを作ろう
好日山荘というアウトドア製品を取り扱っている店でナイロン紐を買ってきました。1m80円くらいでした。100均より安いですね。
ミラーレスのストラップホールに入るうちで、一番太いサイズを選びました。
ナイロン紐は手で引っ張ったくらいじゃちぎれません。とにかく頑丈!擦れてもカメラ本体に傷を付けないので安心ですね。
それじゃ作りましょう。レッツ ロープワーク!
カメラを握った時に手の甲が入る大きさの輪っかを作ります。
軽く結びます。紐の切れ目の向きが大事です。
もう一方も同様に、ふわっと結び目を作ります。
結ぶ長さを調節して...
結び目同士がくっつくようにギュッと引っ張りましょう。
ギューーーーー!これで引っ張っても解けない輪っかが出来ましたね。
余った紐は余裕を持たせて切断しておきます。
ボワボワになっちゃった切り口はどうしましょう。
火で炙りましょう。
2秒くらいでOK。火傷に気をつけましょう。
先端部分のナイロンが溶けてカッチカチになりました。これで ほつれません。
1つの輪っかだけでも大丈夫そうだけど、念のために二本目の命綱を作っておくことにしました。
もしも1本目がちぎれてしまっても落下が防げますね!頼もしいですね!
2つの輪っかを適当に結んでまとめておきました。
頑丈ストラップの完成!!!
ちょっと見た目が悪いので、第二弾を作る機会に改善したいところですね。
こんな感じに使おう
撮影してますモード
構えて撮影する時はストラップを手にはめます。
自撮りする時など、左手を添えられない時ありますよね。そんな時に手が滑ってカメラを落としかけても命綱で助かります。
無駄に長くないのでプラプラしたストラップがラーメンスープに浸かるということもありません。
両手を離して待機モード
待機モードの時はこれです!
カラビナを使ってバックパックのショルダーストラップに固定しておきます。
基本的には胸元に装備しておきましょう。
いつでも撮れるようにするためには、出来るだけカバンの中に入れないのが重要!僕はレンズキャップも使いません。(基本的に保護フィルターは付けています)
好きなカラビナを使えばいいのですが、僕は見た目がスマートなNITEIZEっていうやつを使っています。
常に胸元にカメラがある状態にしておくことで気軽にシャッターを切ることができますね。
一応、繋がったままでも撮ることができます。散歩中にちゃちゃっと撮影できますね。シャッターを切ったらすぐに手を離すことができます。便利。
不意にパシャっと撮ったら...
手を離してぷらーん。
ちゃんと構図を考えて撮る時にはストラップを外すだけです。カバンの中のカメラケースから取り出すのに比べたら機動性が抜群に良いと思います。
手元で撮影待機モード
基本的にはこのように手にストラップを通しておきます。
手を下ろしても落下しづらい。
カメラ本体は支える程度で大丈夫。
ぷらーん。
ぷらぷらーん。
まとめ「気軽にカメラを構えられるようになりました!」
旅行のような「今日は気合い入れて撮影するぞ!」って時は、1台はショルダーストラップから吊り下げて、もう1台は手に持って行動しています。広角レンズと単焦点レンズを付けて臨機応変に使い分けています。
(海辺の両親)
「カメラ持って行くけど、あまり写真撮れていないなぁー」というお悩みをお持ちの方はぜひ試してみてください。