「ものものひつじ」のキーホルダーを作ってみした!桜の木でできた素晴らしい限定アイテムです。桜っていうだけでオシャレに聞こえますよね。
ちなみに「ものものひつじ」という名前は今思いつきで名付けました。都合によって今後変更するかもしれないけど、その時は「あーこの人以前自分で名前つけてたの忘れてるんだな。おバカだな。」と心の中で悟ってください。
デザインさえ決まればあっという間!
今回もレーザーカッターさんの力を見せてもらいましょう。
ハガキサイズの板から部品を切り出します。
カット図はこちら。Inkscapeというフリーソフトで作ったものを、現場のIllustratorで読み込んでから微調整しました。
ものものひつじのキーホルダーとバッジは右側にある部品です。
左側の部品を使って印鑑ケースを作ろうとしたんですが、作ってみたらイメージとは全く違う物が出来上がって失敗しました...。失敗を重ねて学んでいくのです。はい...。
ものものひつじを彫刻しているところです。
「ほんとプリンターみたいにギュワンギュワンしてる!」
大きなひつじも10秒ほどで彫刻完了するのです。
彫刻後、カッティングを行いました。
部品が散らばらないようにマスキングテープでくっ付けた状態でお持ち帰り。前回は部品バラバラになって困った体験から学びました。些細な成長やったね!
自宅にて開封。
印鑑ケースの部品として、深く彫刻をしてみたんですが...
- 焦げ付きの香りが激しい。
- 焼いたところがネチネチする。
- 水に濡らしたティッシュで拭き取ってみたら、木材に水が染み込んで反ってしまった。
ということで失敗続きでした。レーザーカッターだからと言って万能というわけでは無いのです。
あと、テストカットも省スペースで何通りも試せるように効率化できました。
というわけで、レーザーカッターによる加工が完了しました。
裏側には片方にだけ「ものものブログ」という彫刻を入れてみました。5mm四方の文字も余裕で彫刻できます。
...これならロゼッタストーンみたいに、大きな板に文字をたくさん書き込めるな。入籍届けをスキャンして彫刻とか。
ハゲないように表面に加工
サンディングシーラーという下地材を塗ります。そのままだと粘度が強いので少しだけ水で薄めてから塗るとやりやすいです。
塗ったあとは目の細かい紙やすりでゴシゴシ。
さらにもう一度塗り塗り&ゴシゴシ。
サンディングシーラーが乾いたら、同様に透明つや消しクリアのニスを塗り重ねました。
乾くまで待ちます。
...
...
カバンにつけたら...
できあがりっ!
少しだけタレ目になってるのがチャームポイントです。
シンプルなバックパックに似合うと思います。そう思い込んでいます。
まとめ「初めてのオリジナルグッズができました。」
「空いたスペースにオマケでキーホルダー作ってみるかー。」そんな軽い気持ちで作ってみましたが、メインだったはずの印鑑ケースは失敗に終わり、オリジナルグッズがメインとなるという結末でしたね。
やはり経験を重ねることで作成時のコツが分かってくるので、ダメ元でも試してみるのが大切だなと学びました。
今回学んだこと
- 彫刻面が広いと焦げ付きの匂いが強い。
- 深く彫刻をするとネチネチする。
- テストカットした時の設定値をメモっておかないとすぐ忘れる。
- 小さな文字も余裕で彫刻できる。
- カットデータは、彫刻とカットという処理別にレイヤー分けしておくと作業しやすい。
次回の時はもっと効率化できることでしょう!
「都内 レーザーカッター」とかで調べると使える場所が出てくるので、ハンドクラフト好きな方はチャレンジしてみましょう。