ブライダルフェア...それは夢と現実が入り混じる不思議な世界。
キラキラとした雰囲気とおもてなし精神溢れるスタッフに迎えられます。これまでの人生で支払ったことのない金額に怯えるブライダルフェアに参加してきました。
集合はなんと土曜9時前
土曜日だというのに、いつもよりも早起きして家をでました。8時40分ごろ、人もまばらな表参道に到着です。
ね、眠いぞ。
左に写り込んでいるのが表参道アップルストア。その右隣にあるのが「アニヴェルセル表参道」です。
アニヴェルセルは挙式会場の大手で、口コミランキングなんかでも上位にいくつもの会場がランクインするほどの人気店。初回にアニヴェルセルを見に行って、ここを基準に結婚式場を選ぶことにしました。
でーん!!
この写真には写らなかったけど、建物前で「ブライダルフェアはこちらです」と書かれたプレートを持っている店員さんに迎え入れて貰いました。
「予約をしたOOです」
「OO様ですねっ!お待ちしておりました!」最上級の営業スマイルでの対応。ものすごいおもてなし感。
僕たち二人とも、こういったきらびやかな接客に不慣れなもので緊張感が高まります。一応襟付きの白シャツを着てきました。
二階にある受付前を通る時には「OO様、お待ちしておりました!」とセレブにでもなったかのように迎えられます。
応対開始っ!
このような打ち合わせテーブルに案内されました。
建物内の一室が打ち合わせ専用スペースになっていて、ファミレスくらいのテーブルが20卓ほど並んでいます。
朝9時前だというのにほぼ満席状態。都会ってすごいなぁ。
席に座ると、早速応対してくれる店員さん(ブライダルプランナー)の登場です。
「おはようございますー。おめでとうございますぅーーー!うふふ〜!」という感じのテンションと笑顔MAX状態でスタート。朝9時のテンションじゃないぞ...圧倒的プロ感。
(例えるならラジオショッピングに出てくる販売員さんみたいな感じ。すごい。本当にすごい。ディズニーのキャストよりもハイレベル..いや、ハイテンション!!!!!)
「あっ、おっ、ありがとうございますー」と若干引き気味になってしまった僕たち。お客さん側のノリが良くなくても終始笑顔で接客を続けるのってすごいですね。社員教育の凄さを感じました。
結婚式のイメージや、参列者数、予算についてのアンケートに答えたところで「ではまず、チャペルの見学に行きましょう!うふふ〜」と席を立って移動開始。
この日も午前中から挙式が入っているから、使用される前に覗きに行きましょう!というわけなのですね。この時点で9時くらいでした。早い早い。
すごいぞチャペル
表参道という都会ど真ん中にもかかわらず、独立型のチャペルがあります。確か、昔からこの土地をアニヴェルセルが持っているという解説でした。
プランナーさんはここでも笑顔。まるで僕らの友達みたいに明るいです。(いい意味で褒めの言葉ですよ!)
こちらがチャペル内。要望によってもっと暗くしたて幻想的にしたり、明るくして爽やかに演出することができるらしい。
ちなみにここに座っているのは列席者ではなく、みんな見学に来た人たち。大人気ですねー!!!
そのあとは壁一面が本棚で仕上げられたシアタールームへ。
「挙式の時にご両親と3人で集まることができる小部屋があります。そこでご両親からのお手紙を読んでいただく時間を設けています。」
通常の挙式だと両親と静かに顔を合わせるタイミングがほとんどないけど、感動タイム用意していますよー。ってことでした。
実際に挙式を行った新婦と両親の感動シーンを5分ほど観ることになります。
純粋な心で観ると感動する映像。
なのですが、僕の頭の中ではこんな考えが浮かんでいました。
- なるほど、こうやって結婚式への具体的なイメージを高めるのか。
- そしてこの店舗オリジナルのイベントをアピールするのか。
- ...それにしても動画の手ブレが目立つぞ。もうちょっと作り込んだ方が良いのでは?
- このCM映像を撮らせてもらう代わりに何かしら値引きしてもらったのかな?
などなど、結婚式って結局は値段があってないようなもの。感情だけに流されて高額な支払いをするのはできるだけ避けたいものですね。(そんなの回避不可な気もしているけど、自分が納得できればいいと思う)
披露宴会場
その後、同じ建物内にある披露宴会場をちらっと見学です。
「お客様の招待人数だとこちらのような披露宴会場となります。」と見せていただけました。
表参道のビル内、各階にこういった会場があって広さや雰囲気で選ぶことができるのです。
自分が主催者になると思うと、テーブルの上を見ても「オプション代いくらかな...」となっちゃいますね。
こちらが新郎新婦席。高砂というやつですね!
今思うと、記念に二人で座ったところを写真撮ってもらえばよかったかなー。次回どこかに見学に行った時は撮ってもらうことにします。
待合室。インテリアは自由に変更できるとのことでした。
このフロアは喫煙バルコニーもトイレも併設されているので、他の列席者と顔を合わせることがないのがメリット。
こちら別の階です。
海をイメージした配色。
外の景色が見えるので開放感があるけど、内装はあっさりしているイメージ。
これがフルコースの試食会
こうして一通りの見学が終わって席に戻ってくるとフルコース試食会の準備がされていました。
「よっ!待ってましたっ!」
フルコースの試食というのがポイントで、あくまで試食会なのですよ。
こんな感じにワンプレートでちょこちょこあるだけなので、お腹はほとんど満たされません。なので朝食もしっかり食べてくる必要があるし、終わったら別のところで昼ごはん食べることになります。
(会場に併設されているおしゃれカフェの5000円分の金券が貰えたので、見学終わったらそのまま直行するのもありだったなー)
味は文句なく美味しかったです!もっと食べたかった〜。
相談デスク全体の雰囲気はこのような。
「一般的な挙式会場よりも、待ち時間が少なくて楽しいよ!」な解説でした。
準備やおはなしメモなど
- ブライダルフェアに行く前に質問リストやチェックリストを作って、Evernoteにぶちこんでおきました。
- 当日はPC使っていいですか?と聞いてからMacを開いて会話の内容をメモメモ。
- 確認事項は食事のランク、引き出物の料金、カメラマン、招待状etc 料金と、持ち込み可能かどうか、などなどです。
謎の値引きが盛りだくさん
婚約指輪を買うためにいろんなブランドを周ったときにもあったんですが、ブライダル業界って「本日なら!」「この日なら!」「oxなら!」と強引な理由を付けて値引きしてくれるんですよね!
最初の見積もりから20分くらいしてから謎のキャンペーン等で50万以上見積り金額が下がりました。僕らは「値引きしてくださいよー」と一言も言っていなくてもです。すごいぜブライダル。額がちがうぜ。
というものの、普通は準備を進めていくと何かとオプション料金を積むことになって結局は見積り金額よりも大幅に上乗せされるのが一般的なようですね。
いや値引きというより、、値引きしてくれているように見せる。というべきでしょうか。もともとの金額に上乗せしておいてから、キャンペーンで割引したって雰囲気にするかんじ。
例えば最初から350万円というより、「今ならキャンペーンなので300万円です!」って言われると「じゃあ50万円分オプションで華やかにしようか」ってなりやすいですもんね。うまいなぁー。
うーん分かっちゃいるけど僕もそういう流れになりそうです。心理テクすごい。
まとめ「色々と勉強になりました」
初めてのブライダルフェア参加ということで、当日契約するのはありえない という事も伝わっていたはずなのに、丁寧な(そして120%の笑顔とテンションで)接客をしていただけて満足でした。
ホテル挙式など他にもいくつか見学した上で、メリットデメリットを列挙して、ここを基準に決めようと思います。
以上、はじめてのブライダルフェアへ行ってきたお話でした!
(...いっそのこと、「列席者全員がVRゴーグルかけて、VR世界遺産で結婚式」とかはどうだろうと想像してみました。遠隔地からも参加できるし...笑。)