ものものブログ

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買ってよかったもの、毎日の生活の向上、デジタルガジェットについて、たくさんの写真で紹介するブログです。

14年間過ごした東京から、岐阜に移住することにしました。

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「いつか、岐阜に住もうか。何かのきっかけが来たら。」

1年前、都内のスタバでカフェラテを飲みながら僕は妻と話していました。

 

僕の地元である岐阜へ移り住む話。

"いつか"は漠然とした未来を表していて、それが2年後なのか10年後なのかなんて全く決まっていませんでした。

 

そして2ヶ月前のこと、移住話が急に動き出したのです。

 

僕たちが14年間過ごした東京を離れます。

「偶然が重なった時」がタイミング

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■ 東京に住み続ける大きな理由が無くなった

ここ数年で僕たちのライフスタイルは大きく変化しました。

以前は月数回のみ許可されていたリモートワークが、今では週5日のフルリモートになりました。

出勤するのは半年に1回くらい。それ以外はずっと在宅です。

通勤がなくなったことにより、住む場所の範囲が大幅に広がりました。

 

■ 頻繁に都心に出なくても楽しく生活できる

"新しい生活様式"や長い緊急事態宣言の発令によって都会への用事なんてほとんど無いことに気が付きました。

自宅の最寄り駅は東京駅から電車で西へ40分くらいなのですが、2020年なんか3回しか山の手線内に遊びに行っていません。

都心には魅力的な街や施設がたくさんある。でも毎月行く必要なんて無い。最寄りの駅ビルで十分過ごしていけるのです。それが実証されたのです。

 

普段は近くのショッピングモールと映画館。たまにレンタカーでドライブして遠出する。明確な用事がある時だけ都心へ行く。

...それってつまり都内に住んでいる必要ないのでは?さいたま市とか静岡市とか宇都宮市とか(そして僕の地元の岐阜市とか)の地方都市で十分生活していけるんだと気が付きました。

 

■ 生活やお金への意識の変化

僕は半年前にやっとお金について学びはじめました。

月々の固定費(家賃)を下げるなど具体的なお金の話もあるけれど、保険や資産についての学習を進めるにつれ、今後の人生についても考え始めたのです。

いつまで東京にいるのか。地元の岐阜にいつ戻るのか。僕は何を待っているのか。

 

■ 決め手は妻の退職

今回の移住話の決定打になったのが、妻の退職の決断でした。

水曜日の食後に、近くの公園でバドミントンをしていた時のこと。

妻のスマッシュが力強いと思っていたら「(保育士として働いている)園での職場環境悪化がひどい!来年度も働けるかのヒアリングが来てるけど辞めてもいいかなー」との相談。

僕の返答は「いいと思う!そんなところ辞めちゃえー!」です。良くない環境で無理に頑張る必要なし。保育士の需要なんていたるところにあるのですから。

 

これでリモートワークができない妻の仕事にもキリがつくので「それなら岐阜に引っ越しちゃおうか」となったわけです。

岐阜市へ戻る目的はなんだろう

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でもさすがに話の流れだけでUターン移住するわけにはいきません。

何を目的に岐阜市へ移住するのか。

自分と妻の考えの整理もあるけれど、妻のご両親へも、僕の両親へもしっかり伝えなければなりません。

「フィーリングでいい感じがするので移住しまーす」じゃだめ。おいおい大丈夫なのかいってなりますもんね。

 

■ 実家でのあれこれを引き継いでいく

一番の目的はこれです。

今は東京に住んでいるので、岐阜での作業にはノータッチで過ごしてきました。

実家の法事やお墓の管理、建物の修繕や土地の管理、引き継がなきゃいけないことが色々あるのだけれど。正直なところどれも面倒...なんだけど、両親ともに元気なうちに少しずつ情報やノウハウを教えてもらわないといけない。

うん、面倒だけども。

 

■ 生活の質を向上させる

東京都内(といっても23区外だけど)と岐阜市では家賃相場が全く異なります。

驚くほど違います。

今住んでいる賃貸は築年数がかなり経過した60㎡のマンションで家賃は管理費込で12万です。同じ地域で築浅で同じ広さのだと15万~が相場です。

(僕は車を持っていないけれど)ちなみにマンション前の駐車場は月3万円。高い...。

 

それが岐阜市だと、新築で60㎡で8万円台~。東京の半額くらいなのです。(岐阜駅のすごく近くはもう少し高いけどね)駐車場は5000円が相場です。

家賃が安くて快適な住まい。地方都市はコスパ良いです。

 

ただし、岐阜市での生活のためには車は必須です。毎月車にかかるお金を考慮すると、固定費は東京での生活とあまり変わらないかもしれません。

まとめるとこういうことです。

  • 東京都(23区外)では、ちょっと古いマンションで、駅ビルまで歩いていける。電車に乗れば都心へ行ける。
  • 岐阜市(駅から距離ある)では、新築の快適なマンションで、マイカーがある生活ができる。気軽にいろんなところに行けるようになる。

都心に行かなくても生活ができるようになった僕にとっては、休日に近くの川や隣の街にドライブできる方が魅力的に感じます。あと在宅勤務なので家の環境が向上するのは嬉しい。

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ちなみにこちらが岐阜駅前の様子です。

都会っぽいけど、デパートとかはあまりありません。笑

 

■ いざとなれば名古屋がある

岐阜駅から名古屋駅は電車で25分。

東京駅から吉祥寺駅と同じ乗車時間。

地方のシネコンやショッピングモールには出店していないような高級なブラント店を欲したときや、都市の活気あふれるストリートを感じたくなったときは名古屋に行けばいい。なんて言ったって名古屋は日本で第三の都市ですもん。大抵のものは揃っていますよきっと。

 

■ 東京だって遠くない

岐阜駅から東京駅までは約2時間。電車と新幹線で片道1.2万円程です。

どうしても、どうしても東京に行きたくなったら、連休を使って東京旅にだっていけますもん。

僕が高校生のころは名古屋だって東京だって遠い存在に感じていたけど、自分で働くようになってお金の価値がわかるようになって、岐阜と東京の距離が近くなったように感じます。

 

ここ一ヶ月でやったこと

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一気に話が動いたので、慌ただしく物事を片付けていきました。

  • Uターン移住の決断
  • スケジュールの検討
  • お互いの両親への報告
  • Web上で新居探し
  • 帰省して、新居探しと申し込み
  • 引越し業者の相見積もり
  • 家の不用品整理
  • 新居の火災保険の調査

当初立てたスケジュールでは遅すぎることが発覚したので「進められるタスクは早急に片付けていこう」でドタバタしておりました。

というのも、引っ越し日を4ヶ月先に決めた時点で、新築物件に申し込むなら急ぐ必要があったのです。

建物を建てるための工数を考えると、今情報がでていない新築物件が引越し日までに新たに建つことはありえない。公開されている新築の部屋が埋まってしまったら、僕たちの選択肢からは新築が除外されるという...。

 

ということで「急がなきゃ!今週末岐阜に帰省するぞ」と戻って新居を申し込んできました!!!

東京生活はあと100日

新居の家具DIYを検討していたり、マイカーについて調査していたり、今後もいろいろと新しいことにチャレンジして快適な生活を目指していきます。

ちょっとドタバタしておりますが、残りの東京生活もじっくり楽しもうと思います!

 

ひさびさの都心フォトウォークにも行きたいと思っているので、またブログで紹介しますね。