「小物写真を撮ろう!だけど机の上が汚れてる...。(鍋やった時の汁?)」
そんな状況で僕のアタマに浮かんだ選択肢は3つ。
- 机の上での撮影はやめて、壁の前で撮ろう。
- 今日は撮影やめちゃおう。
- ...そう言えばDIYで使った板の端材あったな!
「いやいや、机拭けよっ!」っていうお叱りを受けそうですが、とにかくその時はそういう気分じゃなかったのです。笑
というわけで、寝室のベッド下に放置していた板を取りに行ったら、突然やる気がでたので「自宅での撮影環境改善」をしてみました。今回が第一歩。
これまでの悩み
大抵はこのテーブルの上で撮影することが多いです。我が家のダイニングテーブルです。
食事をする場なので、真上にペンダント照明を配置しています。食卓の光って大事ですもんね。照明があるかどうかで、生姜焼きの見た目の美味しさが全く違ってきますもんね。
このペンダント照明があるために発生する悩みが「反射」です。これがなかなか厄介。特に上方向から撮影しようとすると、ニス加工された机の表面がぎらりとテカる。
このテカリを防止するためには「左手でペンダント照明を横に向けて、右手だけでカメラを構える」という乱暴スタイルをとってきました。ちょっと変人スタイル。
この反射を改善するために導入したのが先日このブログでも紹介した「撮影用LED照明」です。
これのおかげで上方向から撮影したときも少しは反射が目立たなくなりました。
そして、もうひとつ困るのが「大きな物が撮りづらい」ということ。
大きなものを撮影しようとするとどうしても背景が映ってしまいます。(いや、常に綺麗になっていれば良いんですけどね。)そういう訳にはいかないのが日常生活というものなんですよ!ね!
そう言えば、自宅にちょうど良いACアダプターが余っていたのでひとまずLED照明の電源はコンセントから取ることにしました。でも結局はバッテリーを買うのが良いのだと思います。良きタイミングで購入します。
端材の板を撮影台にしよう
半年くらい「いつか役立つときが来るはず!」と放置してあった板。ベッドの下から引っ張り出してきました。90cm x 90cm ほどの大きさです。
このトイレDIYの時に壁板として使った1枚1000円くらいの板の残り部分。
この板を撮影の土台にすると...
でーーーん!
何も考えなくても光が反射しなくなりました。やったね!
撮影舞台裏
ガッチリとした撮影スペースを作ったわけではなく、こんな感じに適当に板を置くようにしました。
実はちょっとだけ斜めになるんですよねー。まっ気にしない!
で、この上に物を置いて...
適当に 緻密な計算をした光を当てて舞台の完成!
- 板を置くだけだからそれほど手間も必要ない。
- ダイニングテーブルの机の上に物が置いてあっても(たとえ汚れていても)すぐに撮影することができる。
お悩み解決ありがとう板!
配置のセンスは絶賛練習中であります。
中心に置くのはもちろん問題なし。ちゃんとフレームに収まる。ダイソーの偽観葉植物もいい雰囲気に撮れるぞ。
板の端っこに物を置けば...
ちょっと水平気味からのアングルでも奥に余計なものが映り込みません。これはいいぞ。
大きな物でも楽に撮れる
この前ご紹介した新人メープルさんです。
ティッシュ箱より二回り大きいサイズのメープルさんでも、この板を使えば..
厄介なものが映り込みませんね!壁がいい感じに背景になってくれます。
さらに大きなバックパックだってこの通り。
これまでは大物撮影にはとても困っていたので解決策ができて良かった!
ちなみに「【試行錯誤を重ねて作り上げられたバックパック】大容量で大きく開く。辿り着いたのはTERGの3Way Backpackでした。」という記事ではビジネスホテルのベッドの上で撮影しました。
まとめ「もっと早く使えばよかった!」
単なる板なんだけど、めっちゃ便利ですねー!
- ホームセンターで安く手に入る。1000円くらい。
- 表面がテカテカしていないので照明が反射しづらくて良い。
- 部屋が汚いときでも、スッキリ綺麗な物撮りができる。
一方、現状で気になるのが...
- 杉板なので木目がちょっと気になります。
- 色が一種類なので、どの記事も同じような写真になってしまいそうです。
- サイズでかいです。
この板の上に布を敷いたり、カラフルな壁紙を置いてみたり、いっその事ブルーバックにして背景素材と合成してみたり...いろいろ楽しめそうです!
さて、この巨大な板をリビングのどこに置いておこうかな。適当に壁に立てかけておくには存在感が強すぎるんだよね。
【追記】バッテリーも買いました!