「オンラインゲームで戦う相手は自分自身である」
ゲームに取り憑かれてしまった友人、そして自分自身に伝えたい。
今回は子供を叱るお父さんみたいな内容になりますが、現在ゲームにのめり込んでいる(昔の僕なような)人がこの記事を読んで「もっと有意義なこと」をするきっかけになれたら嬉しいです。
また、自戒の念を込めて書き記しておこうと思います。
オンラインゲームは楽しい
「同じゲーム内の世界で誰かと戦うことができる」オンラインゲームはめちゃめちゃ楽しいものです。
特にFPS(銃を持って撃ち合いをするようなゲーム)だと、敵を一人倒すたびに脳内でアドレナリンがバンバンでるのを感じることができます。
敵に倒されてしまったときには「うぉぉぉーーーーーー!」って悔しくなって、自分が倒されないまま、相手を連続で倒している(連続キル)が続くと「自分すごい!やったぜ!!!!」って気分が良くなる。
リアルなCGで作られた非日常の体験を楽しみ、他人に勝つという達成感を楽しむ。
オンラインゲームは楽しいのです。
大学生の頃は朝までゲームしてた
8年ほど前、大学生だった僕はオンラインゲーム(レインボーシックスベガスとかメタルギアソリッドなど)にがっつりはまっていました。
「ハマる」というより「やめられなくなっていた」という表現が適切かもしれません。
当時は大学の授業が終わって帰宅するのが夕方頃でして、一人暮らしをしていた僕はそこからずーっとゲーム三昧。時には夕方18時から早朝6時まで12時間以上ゲームをし続けることもありました。
超ヘビーゲーマー...いいえ、ゲーム中毒者だったのです。
改めて僕が思うのは
- 大学生の頃でまだマシだった。社会人になってからそんな状況なら人生やばかった。
- 数百時間かけて戦った結果、得られたものは「オンラインゲームは時間を無駄にする」という反省だけ。
- あの頃からこのブログを始めていたら、旅行とか勉強とかもっと有意義な時間を過ごせていたんだろうな。
...という思いが浮かんできます。
- ゲームの世界に降り立つ。
- 緊張感の中、撃ち合う。
- アドレナリン、ドーパミンどばどば!
- 「うぉぉぉぉー!やった倒した!」
- あと1時間したら止めよう。この試合が終わったら止めよう。...と延長し続けて止められなくなる。
本当にダメな生活でしたね。
- 初めての一人暮らしで、生活リズムを監視してくれていた家族から離れたこと。
- ゲーム以外の事に楽しみを見つけられなかったこと。
そんなのがゲーム中毒した原因だったかなと。
ただ「ゲーム中に優位に立つため課金しまくる」という自体には陥らず、今のスマホゲームで起きている問題のような課金地獄にならなかったのはせめてもの救いでした。
こんな過去があったように、僕はゲームが大好きです。
ゲームばかりやってしまう人の気持ちがわかります。止められなくなるのもわかります。
今でも僕はゲームは大好きですから。
無料でできるFortniteをやってみた
そして最近僕の前にふいに現れたのが「Fortnite」というゲーム。
Youtubeで動画視聴の合間に、僕の前に広告が現れやがりました。最初は無視していたのに7回ほど目にしたところでついにクリック&インストール。(断酒している人に対してビールのCMバンバン流されるみたいな感じでした)
このゲームは流行りのルールで「100人のユーザーが広大なマップに降り立って、最後の一人になるまで戦う」というものです。
(同様のルールでPUBGが有名ですね)
上空から始まって...
100人がそれぞれのタイミングでダイブして...
島に降り立ちます。
空き家の中に入って武器を拾ったら...
出くわした敵(他のオンラインユーザー)を撃ち倒します。楽しいっっっ!
自分が倒されたらそこでこの試合は終了。別のユーザーが最後の一人になるまで見守るか、新たに別の試合に参加します。
- スマホ、PC、PS4、Nintendo switchなど色んなコンソールでプレイできる上、無料で始められる。
- アイテム課金はあれどファッションアイテム的なものが多く、戦闘が有利になるものではないのです。なので無課金でも実力で戦えます。すごい。
久々にオンラインゲームに参加してみたわけですが「やりすぎには注意しよう!」という強い思いがありました。
「OK Google、タイマー30分」
というようにスマートスピーカーでタイマーを設定してからゲームをするようにしていたんですが...
ー ピピピピ ピピピピ ー
「OK Google、タイマー30分」
ー ピピピピ ピピピピ ー
「OK Google、タイマー30分」
ー ピピピピ ピピピピ ー
「OK Google、タイマー30分」
...22時に始めたのに、ついには深夜1時に...。
「あーもうこんな時間か。寝なきゃ。」
そんなのが平日の2日連続で続きました。
ベッドに入った僕は考えるのでした。
ゲームをやるメリット、デメリットを考えた
そもそも僕は何のためにゲームをやるんだろう。
メリット
- 非日常の世界での時間を過ごすことでストレスを発散する。
- 映画を見るように、ストーリーを通して新たなものの見方や、感動など「何か」を感じる。
「ゲームをすることで立体認識力を高められる」などもありますが、散々ゲームやりまくっていた過去がある僕にとってはこれ以上伸びそうもありません。
デメリット
- ゲームをしている時間は別の作業ができない。→例えば海外ドラマなら掃除しながらとか、写真編集を進めることができる。
- 奥さんと共有の時間を過ごせない。→奥さんはゲームに興味がないので別々の時間を過ごすことになる。また、最近のゲームは一人プレイが多いので協力プレイができない。奥さんはゲームが苦手なのでそもそもやらない。
さらにオンラインだと...
- オンライン対戦だとストーリー性がほぼなく、ただ撃ち合って戦うだけ。
- オンラインだとゴールやエンディングがなく、ずっとやりつづけられてしまう。
- 10試合やっても100試合やっても、何も残らない。僕自身にとってのメリットが無い。
オンラインゲームはやらないほうが良い。それが僕の結論です。
後付けですが今回の場合は「あーなるほど。流行りの100人対戦ってこういうものなんだ。」と理解できた時点で役目は終わっていました。これ以上は特に学びは無く、単に無意味な作業(オンライン対戦)をしている状態になっていたんですよね
今後の自分ルールを決めた
- やりたいと思ったゲームは買っていい。
- オフラインのストーリーを進めるのはOK
- 「隠しアイテムを全部見つける」みたいなやりこみはしない。
- ストーリーをクリアしたら売ってしまう。早く売れば4,5千円で売れる。
- オンラインにはできるだけ手を出さない。
- もしオンラインをに手を出してしまっても、今回の考えを思い出す。いかに時間を無駄にしているのかを思い出す。
今後も僕はゲームをし続けます!
だけど、できるだけオンラインはやりません!
このブログでオンラインゲームについての記事を連投したときは僕がオンラインゲーム中毒になっている証拠なので、コメント欄で怒ってやってください。
まとめ「オンラインゲームは自分との戦い」
オンラインゲームをどの時点で止められるか、自分にケリを付けられるか。
僕が伝えたいのは「オンラインゲームを止めて家事をしろとか、勉強しろ」...というのではなくて「何かを得られる事をしようよ!」ということなんです。
オンラインゲームを止めた時間を使って、映画を見まくってもいい、読書でもいい、スポーツでも、旅行に出ることでも、なんなら他のゲームでもいい(オンラインはNG)。
自分自身にとって新しい学び、発見、成長、経験などをする時間に回したほうが意味のある時間となること間違いないですよね!
(そう大学生だった自分に伝えたい!!!)
以上、オンラインゲームに依存していた僕が今思うことでした。
キミとの時間、楽しかったよ。
ありがとう!ばいばい!
追伸
冒頭で「ゲームに取り憑かれてしまった友人」と表現したのは、僕がゲーム三昧だった頃からの友人のことです。先日、彼が「俺もブログを始める!」ということで土曜日にカフェに集まりました。
僕がサポートしてブログを開設し、最初の記事の投稿まで一緒に行いました。翌日の日曜日に次の記事を書いて更新するという目標も立てて...。
その日の夜、食事をしながらこの記事の元となる話をしました。「オンラインゲームやりかけたけど、キッパリやめようと思う。」と。すると彼もちょうど最近そのゲームやっているというので「ブログに取り組むならゲームをやめて取り組んだほうがいいよ!」と進めたのですが...一週間経っても記事は投稿されず。「ブログ始めました」の1記事のまま...。(あぁ僕のサポートした時間はなんだったんでしょう...笑)
彼の場合は大学の頃からずっとそんな感じなのですが、一度ゲームにハマってしまるとなかなか離れられないものですよね。まさに中毒性が強いものなんだなーとひしひしと感じます。
(僕の期待が裏切られてしまったうえ「どうなってるー?」と聞いてもスタンプ一個で返信されてしまう悲しさは別として)彼がゲームをし続けたからといって、誰にも怒られません。
うーむ。まさに「自分自身との戦い」。