奥さんが「はらぺこあおむし」という絵本のファンでして、初めてのキャラクターカフェに行ってきました。
- 絵本の世界を表現できていていいね!
- 料金の高さは...。うむむ。
- ついついお土産も買って帰ってしまいました。
という「はらぺこあおむしカフェ」を絵本口調でご紹介します。
「はらぺこあおむしカフェ」は期間限定で銀座にあります
東京の銀座駅と有楽町駅のあたりに「マロニエゲート」という商業ビルがあります。
そのビルの一角にあるのがはらぺこあおむしカフェ。8月末までの限定カフェなのです。
カフェの隣にはメガネ屋さん。
Zoffの真隣というなんともユルい場所にあおむしは住んでいました。
絵本をテーマにしているだけあって、銀座と言えども高級感はありません。
各テーブルではのんびりとしている「はらぺこあおむし」に会うことができます。
おやおや。偶然なことに、あおむしTシャツですね。去年グラニフで買ったものです。
店内はとてもコンパクト。
- 昼時間は完全予約制です。
- 夜は予約不要ですが曜日によっては並ぶこともあります。
こちらの予約フォームから予約できたのですが、昼枠は全て満席でした。
「どうしよう。どうにかならないのかなぁ」
ぼくの奥さんは、何度も何度もWebページを覗いていました。
するとどうでしょう!
奥さんの願いが叶ったかのように、偶然にも日曜日のお昼にキャンセル枠が出たのです。「あきらめずにブラウザを更新する心」ぼくは学びました。
はらぺこあおむしってどんな話?
1969年に発売された絵本「はらぺこあおむし」きっと皆さんも一度は読んでもらったことがあるでしょう。
かんたんに説明すると、1週間であおむしが成長していくお話です。
- 日曜あおむしが産まれる
- 月曜りんごをひとつ食べる
- 火曜日なしをふたつ食べる
- :
- 金曜日オレンジをよっつ食べる
生まれた翌日にりんごを丸ごと食べきるなんて凄いですね。
そして土曜日にはたくさんの食べ物を一度に口にしてしまうのです。
チョコレートケーキ、アイスクリーム、ピクルス、チーズ、サラミ、ペロペロキャンディー、さくらんぼパイ、ソーセージ、カップケーキ、スイカ。
自分の何十倍もの食べ物をお腹に入れてしまったあおむしはどうなるかというと...お腹を壊してしまいます。
しかし翌日にはみどりの葉っぱを食べて体調回復!
さなぎになって何日も眠って...
きれいなちょうちょになりました。
という、テンポがよく分かりやすいストーリーと、優しい絵のタッチ、さらに楽しくなる曲でいつの時代も子供たちに人気のある作品なのです。
一度聞くと「にっちよーびー♪にっちよーび♪」とついつい口にしてしまう歌がぼくのお気に入りなのでした。
記念撮影もできます
ドリンクメニューを見ただけで気づきました。
「そうかわかったぞ!料金は完全にオトナ向きなのだね。」
キャラカフェというものは高いものなんだな...とぼくは学びました。
壁には大きな大きなポスターが貼ってあって「インスタばえ」な写真を撮ることができます。肩にあおむしを乗せちゃうあたりに はしゃぎっぷりがわかりますね。
あおむしとはしゃいでいるのがぼくの奥さんです。
「奥さんのこういうところがとても好きなんだよなー」ぼくはひっそりと考えていました。
この はらぺこあおむし。表面はタオル生地で思わずすりすりしたくなるほど気持ちがいいのです。
それは小さなこどもたちも一緒。
思わずハムハムしたくなるのか、うっすらと...いいえ、はっきりと、よだれのような香りを感じました。それでも躊躇なく触れられるのは絵本マジック!ふしぎですね。
いっただきまーす!
「どんな味かな〜?」
「ちゃんと火が通っているかなー?」
ぼくがボケをかましていると、あおむしがつっこんでくれました。
『そうそう、緑のところから...って、ちゃうで!ちゃうちゃう!』
おっと、あぶない間違えてしまうところでしたね。
今度はちゃんと、ごはん。
「りんごをひとつたべました。」
運ばれてきたのはそういう名前の料理なのです。
食べ物なのにあおむしが住んでいます。とてもシュールです。
りんごの葉っぱはクッキーでできていました。
見た目が鮮やか、トマトベースのソースがとてもおいしく感じました。
「でもこれたんぴんで1700えんなのかぁ。」
ぼくの心のなかで、その値段への驚きはじわじわと続いていました。
こちらは一番人気の「はらぺこあおむしのフレンチトースト」。
なかなかの再現度ですね。
挟まっている具材はアボカド、ブロッコリー、エビ。
ソースはトマトかはちみつを選ぶことができました。
2500えん
値段をおつたえするだけで悟ってもらえる。ぼくはそう思いました。
「せっかく予約できたんだし、デザートもいこうよ!」
ここまできたら食べちゃうことにしました。
「ふとっちょあおむしのチーズケーキ」
コーヒー付きで1300円です。気になるお味はというと...
「そのへんのチーズケーキの方がおいしいかな」
キャラカフェに味の期待はしてはいけないのかもしれないですね。
おみやげをふたつ かいました
出口にあったマグカップをふたつ買いました。
一個1000円なのがとても良心的に感じました。かわいいです。
メニューはこちらです
写真で一気にご紹介しましょう。
「どれもなかなかのお値段だけど、この空間を楽しめたんだからいいよね!」
ぼくはそういう結論にしておきました。
楽しい思いで終わったほうがよいですからね。
まとめ「キャラカフェへ行くときは覚悟を持って行きましょう」
- 本当に好きなキャラクターだけ行きましょう。
- 料理の値段にビビらないようにね。
- 料理の味に過度な期待はしてはいけません。
- 写真はたくさん撮っておきましょう。
- 「楽しい思い出」として記憶しておきましょう。
料理の面では満足度は低かったのですが...
「奥さんも喜んでくれたならそれで来たかいがあったな!」
写真を見返しているぼくは、そう思って ほほえんだのでした。
おしまい!
(絵本調もたまにはいいですね!小説調とか落語調とかでもブログ書いてみよっと)
テーブルにいたやつはたぶんこれですね!