ものものブログ

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【芸術の秋!美術館に行こう】近頃は西洋美術への興味が湧いたので、いろいろと楽しみ学んでみました!

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最後に美術館に行ったのはいつだったかなぁー。

 

最近僕はなんとなくの流れで西洋美術ブームが来ていまして「きっとこの熱はすぐに冷めてしまうから、今しかない!今できるだけ多く知識を蓄えておこう」となっています。まさに芸術の秋!

学ぶきっかけは旅番組でした

1ヶ月前にテレビで四国地方を旅する番組がやっていて「そういえば徳島にすごく良い美術館があってねー」という話になりました。(ちなみに大塚国際美術館 MAPというところ)その場では単に美術館あるよねーという話を10秒して終わっただけだったのですが、僕の頭の隅にインプットされたのでしょう。

その週末に近所の本屋に立ち寄ったとき、吸い寄せられるようにアートコーナーへと近づいていったのです。

あるあるあるある。たくさんある!

絵を見ても「これは...人だね。人と貝だね。」というように物体として何が書いてあるか程度にしか分からない僕にぴったりの優しい入門書たち。

エジプト・ギリシャ・ローマ、ゴシック・ルネサンス・バロック、ミケランジェロ・モネ・マネ・ピカソ。美術に関するほんの一部の単語だけ知っている...けどよく分からない。そんなレベルからでも入っていきやすい入門書たち。

この時代はこういう手法で、何のために、どんな人が書いていた。その時代背景は...と、パラパラっとめくってみるだけで一度は目にしたことのある絵画が並んで説明が加えられています。昔は奥行き表現がおかしかったとか、赤ちゃんがおじさん顔で描かれている理由とかとか。これは...おもしろい!

いやぁ、高校の世界史で赤点を取っていた僕でも、もっと知りたくなってくる。フランス革命ってなんだ?とか貴族が力を持つとは?とか、絵をきっかけに世界が広がるよう。

しかも専門書というと3000円超えするイメージですが(いつも読んでいるIT関係の技術書は高いやつが多い)西洋美術入門はカラーで内容たっぷりなのに2000円しないものが沢山あるので手に取りやすい。

というわけで入門書をゲット!入門書と言えどもなかなかの文字量。各時代に沿って少しずつ読みすすめることにしました。一気に読んでもよく分からなくなるから、会社帰りの電車内で毎日少しずつ読むのがちょうどよかったです。

とりあえずこの3冊が絵画写真がたっぷりで、絵画に対する知識が皆無でも最後まで読み切ることができたのでおすすめです。「あっ!これ見たことある!」って言える絵が一気に増えました。タイトルと作者まで全て記憶するのは難しいですけどね。そこは試験を受けるわけじゃないので覚えなくても良いと思う。自分がなんとなく好きな絵とか好きな時代を見つけられるだけで西洋美術の入り口に立てたって言えるんだと思います。

そして話はキリスト教へ

西洋美術を見ていくと、描かれる対象として圧倒的に多いのが神々の姿。ギリシャ神話の神様から、神の子イエスとその使徒たち。

美術入門書を読んでいると気になってくるわけです。ビーナスとマリア?アダムとイヴ(エヴァ)?このシーンはなぜこうなってる?そもそもイエスが十字架に架けられたのはなぜ?...みたいな好奇心が続々と。

これは学んでみるしかない!薄い知識だっていい、まずはざっくり学んでみました。ギャグ漫画である聖☆おにいさん→漫画で解説するイエス・キリスト→キリスト教をざっくり学ぶ本...というように、最初から文字たっぷりの本だと心折れちゃうのでユルいところから攻めました。

キリスト教って映画にも頻繁に出てきますよね。アクション映画だって胸の十字架を握りながら神に祈ったり、ホラー映画でも「悪魔がやってくる!」とか、魔法映画でも蛇(悪魔の化身)がでてきたり、パニック映画だって「楽園が」「方舟が」などなどベースとして当たり前のように出てくるキリスト教ネタ。全く普通のシーンのようでも実はキリスト復活のシーンをなぞっていたりと、エンタメをもっと楽しむという理由でも知っているのと知らないのでは全然違う!

 

ということで入門の入門だけですが、ほとんど知らない状態から、なんとなくストーリーを知ってるという状態へと成長しました。やったね!

聖☆おにいさん、知識が詰まっているというものではないけれど本当の本当に入り口としては良いと思います。僕としてはこのユルいギャグ漫画が大好き。

これも読んでみた。難しい部分は端折りつつも、キリスト教以外の人にもざっくり楽しくキリスト教について教えてくれる本です。

Kindle unlimitedで読んだ漫画。真面目なストーリーだけど、漫画なのでサクサク読めて流れが分かりました。

あとはWikipediaで調べてみたりして一旦お勉強は終了。

美術展って案外すぐ近くでやってる

こんな感じで西洋美術についてほんの少しだけ勉強してみると、実際に見てみたくなるわけです。フレスコ画ってどんなもの?テンペラ画、油絵の質感って?あぁ見てみたい。...おや見れるじゃないか!

電車でちょちょっと行くだけで、誰もが名前を知っている画家の作品を見ることができる!ゴッホもフェルメールも生で見ることができる!こんな近くにあるんだ。東京すごい。

 

ということで一人で 松方コレクション展|国立西洋美術館 に行ってきました!

土曜日の上野駅。

松方コレクション展「モネ、ルノワール、ゴッホ...数奇な運命を経て 今、傑作が集う」

世界文化遺産に登録された国立西洋美術館です。

チケット購入は20分かと思いきや...

その場でネットから買えば待ち時間なし!いいねいいね。

(企画展は撮影禁止だったので写真はありません)

いやぁー凄いですね。本やPC画面で見るのとは印象が全く違う。当たり前だけど。

ほぼ実物大で描かれた絵を見ているとまるで自分がその場に居るような。いくつもの映画を見てきたような満足感。すっごい。(凄さを言葉にできないのは僕の知識の足りなさです。ぐぬぬ)

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こっちは常設展。撮影OKなのに気づいたのが最後の方だったので現代美術あたり1枚だけ撮っておきました。それにしてもキュビズムはまだ僕には早いようで理解が難しい...。笑

美術館って空間自体が魅力的。広い部屋、高い天井。歩く音が響くほどシーンとしていて。平日の雑踏とは全く異なる世界に来たようで、休日を満喫するという目的にもたのしめますね。

翌週には奥さんと二人で コートールド美術館展 魅惑の印象派|東京都美術館 にも行ってきました!まさしくマイブーム。

さて、今後は...

冒頭にでてきた大塚国際美術館ですが...!

なんとなんと、話しているうちに行きたくなってきてしまい...こんど行くことにしました!ワーイ!旅に出るまでにもう少しお勉強しておこう。

以上、僕の最近の西洋美術ブームについてでした。みなさんはどんな秋をお過ごしでしょうか。

 

次に読む予定なのはこの本。これまで読んだ本とはまた違った角度から絵の見方を説明してあって楽しそう!