ものものブログ

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買ってよかったもの、毎日の生活の向上、デジタルガジェットについて、たくさんの写真で紹介するブログです。

もしも妻と出会った頃の写真が手に入れられるなら、何万円でも出せると思うんだ。

僕は日常的に写真を撮りためています。

旅行先へはミラーレスカメラを持っていってパシャパシャと撮るのだけど、なんてことない日常の中でも撮るようにしています。僕のスマホの中にはゆるい写真がたくさん。とりあえず写っていればいいという具合なので、ブログに公開するほどのものじゃないけれど。

写真を撮りまくる僕からすると「スマホのカメラなんてQRコードを読むときくらいしか使わないよー」なんて人と話していると、そうかこれが生活文化の違いなのかと気付かされます。男性だと撮らない人の方が多い気がする。日常生活を撮る?何のために?ってね。

(ちなみに上の写真は2013年のデート中に撮ったもの。パンケーキを食べに表参道あたりに行ったんだけどすごい行列だったから、隣のカフェでランチした...というのを写真一枚で思い出しました)

初期の写真が少ない

僕がカメラを趣味とするようになったのは2013年の10月くらいからでした。それまではカメラに興味を持って安い一眼レフを買ってみたけれど、結局は使わないままクローゼットの箱の中に眠っているという状態でした。

じゃあ何をきっかけにカメラが好きになったかと言うと(惚気話であれなんですが)2013年は僕も社会人になってしばらくたった頃で、当時付き合っていた彼女がいたんです。一緒にいる居心地の良さを感じたときに、あぁいつかこの子と結婚するんだろなーと漠然と感じていました。今年だ来年だという感じではなくて本当に『いつの日か』という感じだったなぁ。で、その彼女が僕の奥さんとなったわけです。

いつか結婚するのかなーって考えていると、今のこの恋人関係は貴重な時間なんだろうなって思うようになって、写真として残しておきたくなった。そういう理由で思い切って10万円超えの一眼レフを買ったあたりから僕のカメラ好きが始まったのです。

カメラにはまったのが、彼女と付き合い始めてから一年ほど経った頃だったので、付き合いたての写真は少ないのが本当に悔やまれる。もっと撮っておけば良かったなぁーって今でも思っているのです。

心を穏やかにする写真

撮った写真は全てGoogleフォトにアップロードしています。スマホで撮った写真はその日のうちに自動でアップロード、ミラーレスや一眼レフで撮った写真は週末にRAWからjpegへ現像編集処理をしてからGoogleフォトにアップロード。

 

Googleフォトからの通知が素晴らしい。

写真をアップロードすることでいつでも見返すことができるのはもちろんですけど、思い出の通知機能がありがたいのです。

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「この日の思い出」という通知が結構頻繁に届きます。これをタップすると、数年前に撮った懐かしい写真が表示される...っていう機能です。機能の説明にするとただこれだけなのですが、これがすごく良い。

通知が来なければいつ見返すか分からなかったような写真。2014年とか2015年の写真をふと見返すきっかけになります。週末のデートで日暮里に行って、小さな公園に寄ってシャボン玉して遊んだなぁとか、帰りが遅くなるけれど駅の地下で一緒に夕飯を食べてから解散してたなぁとかとか。

...そんなことを仕事帰りの電車中で思い出すわけです。

Googleフォトから通知がきて、写真を開いてざーっとスクロール。時間にすると1分程度なのにその効果は絶大。仕事疲れも軽減されるし、家に着いてから奥さんへの態度も優しくなれます。自分だけロマンチックモードになって帰宅する感じですよ笑

「何のために日常の写真を撮るのか?」という問いはこれなんだと僕は思います。

ほんわか写真は、すぐにはほんわかしない

日常の様子の写真とか映像って撮った直後に見ても大してなんとも思わない事が多いでうす。例えばソファーで僕がだらけているところを奥さんが写真におさめたとしましょう。その写真を翌日見ても「だからなんなんだ?」という状態。それが1年後には「ここにソファーあったねー」みたいな感じになり、10年後には「この家懐かしいー!引っ越す前はこういう部屋に住んでたんだよね」みたいになる。撮った瞬間はなんでもなくても、それが過去になるほど価値が上がっていくのです。自分の中だけで価値向上、他人から見たら価値は変わらないんだけどね。

 

プロに撮影してもらった数枚の写真よりも、一般人がスマホを片手で持って撮影した日常写真100枚の写真の方が価値があるって思う。例えば実家で古いアルバムを見つけたとしよう。色が薄れた表紙に油性ペンで書かれているのは『1995年七五三』。近所の写真館で撮ってもらった記念写真には緊張した様子の僕が写っています。その前後には袴を着ながらはしゃいでいる様子とか、千歳飴を持った様子とか。使い捨てカメラで取られた雑な写真でも僕にとっては日常の一コマのほうがだいじ。

新しい技術はすごい

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スマホで撮影でもいいのだけれど、どうせならいろいろな形で思い出を残しておきたい。そう思ってだいぶ前に購入したのが360度の写真が撮れるRICOHのThetaです。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

こういった感じに空間を残すことができるカメラ。 

www.monomono-blog.com

もしも付き合っているあの頃の様子を360度で見られるなら10万円出してでも欲しいと思うのです。でもいくら出したってもう写真は手に入らない。ドラえもんが未来カメラを持ってうちの引き出しから出てきてくれるのを望んでいてもきっと来ない。

2015年に発売されたThetaS、当時はThetaを使って素人でも簡単に360度写真を撮ることができることに驚きました。まさに革新的でした。写真はすごいんだけど360度で撮影する動画の解像度はあまりにも低かった...。

あれから5年。デジタル機器の5年は驚くほどに進歩しています。

つまり、新しいデバイスを手に入れる価値はあると思うんだ。

最後にひとこと

僕の奥さんへ、大事な言葉を残しておこう。

今の日常は今しか撮れない。今この日常は、将来から見ると大切な思い出の日々なんだ。思い出を見返すことで未来の自分たちにもメリットがある。穏やかに優しい愛に溢れた生活を送ることができると思うんだ。

...そこでひとつご相談があるのです。

Insta 360 One R っていう360度の動画も撮れるアクションカメラが欲しいので、どうか購入の承認を頂けないでしょうか...!

 

新しく高いデバイスを購入したい夫による、写真への思いを綴った記事でした。

おしまい