いつかやってみたいと思いながら、ずっと「いつか」のままにしていることってありますよね。僕が思っていたのは第二種電気工事士の資格でした。やりたいなぁと思って本屋で立ち読みしてみるんだけど、そっと棚に戻してしまう、そんなことを2年くらい前から何度か繰り返していました。
今日は暇だなぁーと思ったある日曜の朝。突然なにかを学びたくなりました。
電気工事士資格のホームページを見てみると、ちょうど上半期の試験の申込期間。とりあえず申し込みをしてから参考書を買いに本屋へと向かったのです。
資格があれば家を便利にできる
電気工事士という資格。国家資格!これを持っていると自分の家のコンセント周りの工事ができるようになります。
たとえば...
- 古い型の壁のスイッチを、おしゃれなスイッチに取り替えることができる。
- 壁掛けテレビの後ろの壁に、コンセントを追加で取り付けることができる。
- 部屋の好きな場所の壁に、有線LANケーブルの口を設けることができる。
- 既存のコンセントに、テレビのアンテナ用の口を設けることができる。
- 壁に直接USBを差して充電できるようにできる。
- 壁に人感センサーを埋め込んで、人が通ると明かりをつけられるようになる。
- 駐車場に防犯カメラを設置するときの電源を壁の中から引っ張り出せる。
などなど。壁とコンセントと電源に関するDIYができるようになる!
ちなみに今の僕の住まいは賃貸マンションです。資格を得たとしても勝手に工事をするこはできないので、資格を取れたらまずは実家の古くなったコンセントの交換とかLANの配線をやってあげようかなと思います。
(壁の裏にLANケーブルを通して、コンセント部分にこんな口をつけたい)
将来、マイホームでの作業もできるようになる。予定は全くないけれどね。
新築を立てた後の人の話で「ここにコンセントをつけておいたら便利だったー」というのを良く聞くけれど、そんな場合にも「じゃあ自分で追加しちゃおう」とできちゃうわけです。
DIY好きとしては持っておいて損はない、そんな資格。
資格ゲットまでには4万円くらい
- 参考書: 6千円
- 実技試験の工具と練習部品: 2万円
- 受験料: 1万円
受験料の他に、参考書や実技試験で使う工具も必要です。全部で4万円くらいみたい。英語検定とか基本情報技術者試験に比べると高いけれど、今後の工事費を浮かせられるのであれば元はとれそう。
たとえば「あの壁にコンセントを新規で追加したいなー」と思った場合、工務店に頼むと1箇所1万円前後かかる。既存のコンセントの口数を増やすだけでも5千円前後かかるみたい。スイッチを取り替えたりLANケーブル配線したり...と複数箇所の工事を考えると4万円なんて軽く超えそうですよね。
ちなみに合格率は60%ほど。ちゃんと勉強していれば独学でも十分合格できるみたいです。学習を進めているところだけど、難易度的には自動車の普通免許と同じくらいかな。
申し込み→筆記試験→筆記に通ったら1.5ヶ月後に実技試験...という流れです。
勉強を初めて3週間の現在
まずは緩いところからスタートすることで挫折しないようにしました。
- 学習全体の流れが分かる漫画を読む
- 教科書を読む
- 電気の基本の解説本を読む
- 問題集を解きながら暗記項目を頭に入れていく(←いまここ)
という流れ。
教科書を読んでよく分からないところはネットで検索するとWebページが見つかります。「なんのこっちゃ?」なところはYouTubeで解説動画を見て理解していく感じ。
なんだか、こうやって勉強するのは学生以来ですね。懐かしいー。自作の語呂合わせで覚えたりね。
初めての国家試験ゲットに向けて数ヶ月頑張るぞー。