キッチンのシンク下に食器マンション的な収納を作りました!
- 散らかりづらくなった。
- 収納スペースが増えた。
- → スペースが開いた分、新しい食器を買える!
これまでは無駄な食器は増やさないようにしていたけど、今回のDIYで配置場所ができたので、カレー皿とか、煮物入れるやつとか、たまにしか使わないような食器も購入できるようになりました。
料理の味の30%は皿に左右されると思うので生活の質が上がります。
シンク下が散らかっていて、開けるたびにモヤモヤしている方はぜひDIYチャレンジしてみてください。
目次
シンク下散らかっている問題
さてさて、引っ越してきて半年以上経過しました。
我が家の食器はシンク上の棚と、シンク下に置いています。
シンク上には大きめの皿を置いています。
案外、大皿って場所を取るんですよね。
そして今回のお話はこのシンク下について。
引っ越し当初はもっとひどかったんですが、これでも第一段階として整理済みです。
無印のポリプロピレン収納ケースを置いてなんとなく片付いているように見えますが...。
どうも使いづらい。
茶碗を出すのも、イライラ棒(古いか)並に慎重に取り出さないと他の食器に当たる状態なのです。
「うわぁぁぁあ〜〜〜〜〜〜どうにかしたい!!」
いらだちが限界まで達したので改善することにしました。
市販の収納グッズも見てみたけど、ぱっとしませんでした。
デッドスペースを減らすためにも、DIYで自分のシンク下サイズに合わせてピッタリ作ることにしました。
材料はこちら
我が家のDIYでは恒例ですが、なるべく安く作るために2x4材だけで作り上げます。
1.8mで1本220円の1x4材を3本、660円。
ホームセンターでカットしてもらいました。カッティング代は150円くらい。
合計12本の木板部品です。
設計図
自己流の設計図です。
雑な書き方だけどとりあえず自分自身では読み解ける設計図となっています。
あらかじめシンク内のサイズを測って、木材の長さを決めてからホームセンターへ行ってきました。
ピッタリサイズの部品はミリ単位の精度なので何度もサイズがあっているかを確認しましょう。
中身を出して軽く掃除しよう
実際はここから完成までの作業が2時間くらいかかりました。
組立自体よりも、取り付け位置を計算したりが時間かかります。
とりあえず購入してきた材料を床に散らばしました。
今入っているものは全て外に出します。
玉ねぎの皮などのゴミが散らばっているので簡単に掃除をします。
お助けアイテム「水の激落ちくん」。
真水ではないので多少の注意は必要ですが、キッチン周りはほとんどこれで掃除できます!
- 水の激落ちくんをシュシュッと吹きかける。
- 汚れがひどい場合はキッチンペーパーなどでこする。
- 綺麗に拭き取る。
コンロ周りとかも気軽に掃除できるのでおすすめです。
マジックリンのように洗剤を拭き取りきる必要がないのでめっちゃ楽です。
そしてコスパ最強!
ということで2分でお掃除完了。
サクサク組み立てます
ここから木材を組み立てていきます。
いつもの電動ドライバーと...
ホームセンターで購入してあった300円くらいのビスセット。
設計図は見やすいように扉に貼り付けておきました。
まずはこの部品から。
念のためカットサイズが合っているかを確認するため、立てかけてみます。
うん、いい感じだ!
今回の設計では、棚板はこんな感じに被せるようにしました。
丼を置いてみました。
この形で組み上げていきます。
棚板部分はこの隙間をあけて配置します。
ちなみに、後で分かるんですが計算をミスしていて隙間がめっちゃ小さい設計図になっていました。へへへ。
フライパン置きを作ったときと同様に、板を奥まで寄せてしまうと食器を置いた時のバランスが崩れやすくなってしまうので、奥側に数センチ隙間を開けます。
(計算ミスに気づかないまま作業開始。)
まずは柱となる木材に棚板を固定する場所を書き込んでいきます。
楽に線を引くにはこのツーバイフォー材用定規が役立ちます。
定規で長さを測って...
ツーバイフォー用定規で水平線をメモります。
「あれ、なぜか余白があまりすぎる...。」
ここでやっと違和感を感じました。
...久々に筆算をしたら10cm分計算ミスしていました。
ちゃんと電卓使いましょう。
何度か書き直していたら木材上がメモだらけに。笑
どうせ見えない場所なので消さずに進めます。
2本目の柱にも棚板の固定位置をメモしました。
ここからはメモった位置に棚板をくっつけていきます。
ビスビスビス!
こうやって位置を決めて...
危ない危ない。木材の向きを間違えていました。
正しくはこっち向き。
ツーバイフォー材用定規は、ビスを打つ位置に穴が開いているので定規で図らなくてもちょうどいい位置にビスを打つことができます。
ツーバイフォー定規の穴に鉛筆で点を付けておいて...
下穴をあけてからウィーンとビスを打ち込みます。
4箇所打ち込み完了。
さらに4箇所ビス打ち完了。
作りかけですが、ちゃんとシンク下に収まることを確認するために配置してみました。
扉もちゃんと(ぎりぎり)閉まります。
問題は無さそう!
もう一箇所の柱も取り付けました。
図工の課題より簡単レベルですよ。
念のため、ちょっと作業が進んだら配置して確認というのを繰り返しました。
斜めに傾けてシンク下に入れます。
すぽっ!
うむ、結構いい感じだなぁ!
まだ5枚の部品が残っています。
設計図でいう左側を作ります。
さっきやった作業とほぼ一緒なので効率よく組み上がりました。
そーっとシンク下に突っ込みます。
斜めに入れるようにして、さっきの部品と組み合わせます。
スポッ!
気持ちいいくらい綺麗にはまりました!
さっき作った部品とちょうど互い違いになるようになっています。
これだけだと木材全体のバランスが悪くズレてしまいそうだったので、シンク下にあるパイプとの間に余った木材を入れて固定しました。
突っ張り棒的な感じでハマっているので安定感抜群です。
ほぼ完成!
二つの木材部品を固定するために重なっている所にビスを打ち込んでおきました。
1箇所だけ固定しました。
これでグラつくこともありません。
完成したので食器を配置してみよう
もともとシンク下に突っ込まれていた食器たちを再配置しました。
よく使うものは右上、あまり使わないものは左下においてあります。
奥の方は若干取りづらいけど、全体が整理されました!
「この食器を取り出したいのに、上に別の食器が乗っている」ということがなくなってストレス軽減です。
元から置いてあったサラダ油やじゃがいも、人参を戻してもこの余裕の広さ!
壁面のスペースが有効に使えています。
(比較用に元々のシンク下も再度掲載)
まとめ
- たった1000円以下でシンク下用の食器棚を製作できた。
- 食器を取る時の無駄な動きが減った。
- 持っている食器量に対して1.5倍くらいの収納力があるのがいい。
作ってみたもののまだ100点の使い心地ではないので、今後使いながら改善していこうと思います。
棚板の高さ調整くらいなら15分あればできそうですので。
食器棚スペースない上に、シンク下も荒れている状態で毎日モヤモヤしている方はぜひDIYチャレンジしてみてください。
以上、キッチンのシンク下からお送りしました!
水の激落ちくん、キッチン、リビング、洗面所と我が家には3本置いてあります。
間違いなくコードレスがおすすめです