さてさて、今回は「キッチンの収納改善」に取り組んでみました。
最近の悩みそれは...
- 小麦粉とか醤油とか置いているシンク下の収納能力が足りていない。
- 引き出しに食材が詰め込まれているせいで整理できない。だから賞味期限切れの粉物とかが奥深くに眠っている。
- 料理中に「コンソメブロックって開けたやつどっかにあるっけ?」ってなるのが面倒。
- それなのに、全く使っていない収納部分が存在している!
「活用できていなかった収納」には幅がめちゃめちゃ狭いという、どうにもできない問題があるのです。
目次
デッドスペース化している収納問題
こちらが我が家のキッチンです。
あっ、ここから先はどんどん散らかった写真になっていくのでご了承ください。(綺麗な写真が少ないので、アイキャッチ画像はイラストにしてみました。ゲットしたiPad Pro活用できてるぞ!やったね。)
問題の収納。
幅が9cm程しかない上にすごく高さがあるため、もう何を入れていいのか分かりません。
引っ越してきて一年経つけど、めったに使わないIHコンロが無造作に突っ込まれているだけのスペースと成り果てています。MOTTAINAI!
シンク下の引き出しに盛り盛りになっている調味料類 の一部をここに逃がすことが出来るような棚を作ることにしました。
でも、どんな収納部品をつくったらいいんだろう...。
それがなかなかの難題。
上の画像を見てもらうとわかるんですが、扉を開いても取っ手部分が壁にあたって90度開いていないんです。厄介者め!
結局は「棚の横幅 - 金具の幅」ということで、幅8cmの棚を作ることにしました。
棚(プロトタイプ)をつくるぞ!
- 最適解が浮かんでいない。使ってみたら全然ダメっていう可能性もありうる。
- そもそも適切なサイズがわからない。金具部分に引っかかるかも。
- 今着手しなかったら、たぶんやらないと思う。今すぐ試したい!
という理由で、まずはダンボールで工作してみて1ヶ月くらい使って改良してからMDF材などで作り上げることにしました。
「時には直感で作ってみる」ということも大事!
この冬買ったみかんのダンボールです。
なお、二人暮らしでダンボール1箱は食べ切れず15%くらいは捨てることになりました。ひとつ学びました。次の冬はスーパーでちまちま買うことにします。はい。
ダンボールを適当にカットしたら、引っ越しの時に使ったガムテープで組み上げます。
雑に作り上げます。プロトタイプなのでこれで良いのです!
10分くらいで枠ができあがりました!超簡単ですね!
ダンボールを使っていない包丁でザクザク切っただけなので、下書きもなく、直線にカットもできていません。それでいい、それでもいい。
一旦入れてサイズを確認します。(適当に切りすぎて幅が大きすぎたので微修正しました。へへへ)
で、配置したいものを置いてみて、枠の中に棚板を取り付けます。ここで醤油を置いてみたんですが「思ったよりサイズ感が良くなくて料理中に出し入れするのは面倒そう」ということに気が付きました。
醤油、胡椒などの円柱系調味料を配置する案は止めて、普段あまり使わない袋物の調味料と食材を収納することにしました。
上部分をカット!
適当に棚板と落下防止の壁を貼り付けました。
「おっ、なかなか良いのでは??」
寒天、グラニュー糖、マロニー、マカロニ、パン粉、たこ焼き粉などなど滅多に使わない(一週間に1回も使わない)ものを配置します。
そしてそして、なんと今ならオプション装備として...取っ手をとりつけます!ビニール袋の取っ手部分を引きちぎって入手した貴重な部品です。
貼り付け完了っ!
こう引っ張り出して...
使いたい調味料をちゃちゃっと取り出せます。
引き出した時に倒れそうになるので、脚をとりつけてみました。
......。(脚案はたぶん却下だな)
ついでに引き出しも整理整頓しよう!
僕のやる気スイッチがONになって、お片付けハイな状態になったのでこれまでグッチャグチャだった引き出しも整理することにしました!
引き出し内を全部取り出してから、まずは賞味期限切れの物を分離します。(引き出しの右側にあるやつは廃棄しました)
「亡骸になっても、ずっと冬眠していたのか...。」
幸運なことにカビたり腐ったりはしていなかったです。よかった。
(...いや、前に 生パン粉が変色して異臭を放ってたことがあったな...。あれはヤバかった。)
引き出し内に収納したいのはこれらです。
よく見ると開封済みの鶏ガラスープが二袋あったりしますね。整頓できていないとこういう事が発生します。
まずはまな板を左に配置する形で、ダンボールで仕切りを作ります。
食材周りにダンボールを使うのは虫が付きやすいから良くないと聞いたことがありますが、ひとまずこれでいきましょう。まぁ、大丈夫でしょう!
黙々と作業を続けて、最終的にはこうなりました!
- 袋物はできるだけ立てて収納する。(横向きにならないように仕切る)
- いつも使うものは手前に配置。
- 散らばりやすいものは箱に入れる。
- ダンボールを貼るだけだから、今度もどんどん仕切っていける。
これで「片栗粉はここだ!」と一目で分かるようになりました!料理が快適になりますね。
ダンボールと無造作なガムテープによる見た目の雑さはありますが、またいずれ、いい素材を見つけたら改善することにしましょう。
まとめ「やる気を出せば一晩で改善するよ」
僕自身も一年間放置していた箇所だったんですが、実際やってみると「1時間もあれば劇的に改善する」というタイムパフォーマンス(短時間で大きな効果が得られる)の良い作業となりました。
最初から「できるだけ美しく作ろう!」と思っていたら東急ハンズに行ったり、ダイソーに巡ったりする手間が発生してばかりで、肝心のキッチンはなかなか改善しなかったことでしょう。
「時には単純でいいから着手してみる」というパターンを今後も意識していきたいなーと思いました。(次は洗濯機まわりを整理予定!)
以上、食材整理の棚(プロトタイプ)を作ってみたお話でした!
シンク下の食器棚DIYはこちら。
ガス台下のフライパン収納DIYはこちら。
どちらも木材を使っていますが1000円くらいで作ることができますよ。
本気で片付けしたい場合は、ブックオフとかで買って読んでみると良いですよ!(Amazonでも送料込み300円くらいで買えるっぽい)僕も「片付けるという行為」の意識が大きく替えられました。お片付けテクとか調べる前にぜひ。