- 部屋で小物を撮影していると変な色になることがある。
- 基本的に夜撮影なので、家のペンダント照明頼り。
- いい感じに照らしてくれる照明が欲しい。
- (でも沢山のお金は出せませんよ!)
という理由で「撮影用LED照明」という物を導入してみました。プロ用だと数万円する世界なのですが、今回買ったのは3000円以下!お試し入門用のやつです。
「寝る前だからすっぴんなのー。ウッフフー」みたいな盛り盛りなインスタの時にも女優ライト的に使えそうですね。ちなみに「すっぴんって言いつつばっちりメイクしてるじゃん!」って世間で言われる写真、僕は好きです。ディズニーも中に人は入っていない!そんな感覚です。
さて、開封と試し撮りしてみたのが今回の記事です。
一面に並ぶのは204個のLED!
箱です。メーカーはCRAPHY、名はC-204と申します。
早速オープン。
カントリーマアムが入っているような安っすい梱包でした。梱包のチャチさに対して、本体の質感は案外クオリティが高いです。
中身です。
- 本体
- 一覧レフのホットシュー用アジャスター
- フィルター(オレンジ・ホワイト)
- 説明書
「LED丸出しなんだろうなー」と想像していたけど、表面は透明なプラスチックで覆われていていい感じ。直接LEDには触れられないような作りになっているので、間に埃が溜まることがありません。
THE 集合体。
ズラァ〜っと並ぶLEDに圧倒されますね。
初代ゲームボーイの1.5倍くらいの厚みがあります。
裏側です。上下のボタンを押し込むとカバーが開きます。
6本分の電池スペースがあります。本体が分厚いのはコレのせいか。
ダイソーの単3アルカリ乾電池を買ってきました。
電池込みの重さは440gだったので「超ガチな写真撮るぞ!!!!」という時だけリュックに入れて持ち運ぶようにします。
ちなみに単3電池の代わりに、別売りのACアダプタやこちらのバッテリーを使うこともできます。そんなに高くないから必要になったら買おう。
二種類付いているフィルターたち。
マット加工されているプラスチック製で厚さは2mmくらい。
端っこに磁石がついているので本体に近づけるだけでカチッとくっつきます。気持ちいい。
いよいよ...3秒長押しでON!!
ピカーーー!ピカピー!ピッピカピー!
光量は10~99の間で設定できます。「あとほんの少しだけ明るくしたい」という要望にも対応してくれるいい子ですね。
明るさレベル10だとこのくらい。既に「スマホをMAX明るくした画面」より明るいレベルです。あとスマホについている1点LEDと違って、面で照らすので影がほわっといい感じになります。
裏面にあるダイヤルをグルグルと回して一気に99へ!
光量レベル99だとこんなに光ります。直視できない明るさ!!!!!マブいよ!
※LEDを直視すると目がやられます。良い子のみんなはやめておきましょうね。
本体に三脚穴がついていました。こんな感じに取り付けられます。
ピカーーーーン!!!
試し撮りしてみました
通常の家の照明(リビングのペンダントライト)の下で撮影したものです。我が家はキッチン以外は全て暖色の照明なので少しオレンジ色に映ります。
そしてこちらがLED照明を当てて撮影した写真!
...おや?...あれ?大失敗。
単純に「撮影用照明を買えば綺麗に撮れそう!」と期待していたけどちょっと勉強が必要らしいですね。いやいや、ここで諦めたらアカン。
色々試してみてコツを探ってみましょう。
通常照明でのコーン缶です。
一方LED照明。照明とモノの距離が近すぎるとカメラのフラッシュを焚いたみたいに下手な感じになることが分かりました。
「お話しできることはありません!事務所を通してください!やめてください!」って感じのフライデー風になりますね。
照明を50cmくらい離してみました。さっきよりはマシだけど、手元が明るすぎる一方背景が暗くなってしまうのがダメなんですね。全体的にほんのり照らすくらいじゃないと。
てことでもっと離してみました。
やっといい感じになりましたねー。ちょっとずつコツが分かってきた気がします。
下から煽ってみると「ついに我々は伝説のコーン缶を手に入れたのだ。」みたいな雰囲気になりました。
1メートル以上離しました。
ベストショット。一発でこれが撮れるようになりたいですね。
「見下ろすコーン缶。」
真上から撮影しました。家の照明では無かったいい雰囲気出せてます。
舞台裏はこんな感じでした。照明を三脚にセットすること無く、手に持ってちゃちゃっと撮れるのが一番現実的ですね。夕飯を撮影する時に三脚なんて立ててられないですから。笑
こちらは「日曜日の朝9時。フレグランスオイルでリラックスする優雅な朝だよ。はーと。」的な写真です。
舞台裏はこう。光量レベル15にしたLED照明を机の上に立てることで、窓から降り注ぐ陽の光代わりに。あー、こういうのが正解の使い方なんだろうな!
瓶を逆さに置いて底を真上から。アーティスティック!現代美術館に飾りましょう。
まとめ「写真撮影を楽しめるアイテムが増えました!」
安くてハンディなLED照明「簡単に使いこなさせないんだからね!」というツンデレなところがまた楽しめるのです。
スマホを使ってSNSに写真をアップしている人でも(こっそり照明を使って)ワンランク上の綺麗な写真を目指しましょう。
というわけで、これからも試行錯誤して照明を効果的に使うテクを身に着けていきたいです。
単三電池6本で動作するけど、今後頻繁に使うようならバッテリーも買おうと思います。
買いました!