巷で話題になっているドローン「Tello」を買ってみました!
「ずっとずっと気になってた!欲しかった!サンタさんにもお願いした!」
そんな僕にとっては規模も値段もちょうど良いドローンがTello。本気のドローンは安くても10万円〜とめちゃめちゃ高いですからね。趣味で楽しみたい、試してみたい人には最適なのではないかと思います。
目次
- 目次
- メリット&デメリット
- Tello (テロー)開封の儀
- 室内でテストフライトしてみた
- 動画はほどほど画質
- 写真は綺麗で実用性あり!
- 操作不能やバッテリーが無くなるとどうなる?
- 安い専用ケースを買いました
- どこでも飛ばせるわけではない
- まとめ「ドローンを試してみたい!なら買い」
メリット&デメリット
ざっくりこんな感じでした。
【メリット】
- 12,800円と手の届くお値段。
- ドローン大手のDJIの名を持つドローンで信頼できる。
- 80gなのでドローン航空法の対象外。申請とかいらない。
- 他のトイドローンに比べて飛行時間が長い(最大13分)
- 飛行中に壁にガンガンぶつけたり、洗濯物に羽が絡まっても壊れにくい!
- 写真の画質は実用性あり。
【デメリット】
- 「どこでも自由に飛ばして良い」というわけではない。※後述
- すこし強めの風が吹いていると飛ばすことができない。
とは言うものの「この値段でこれほど安定した飛行ができて、カメラ撮影も可能なドローンが購入できるなんて凄い!」というのが僕の感想でした。
さて、では実際に見ていきましょう!
Tello (テロー)開封の儀
パッケージです。シンプルですね。
さっそく開封です。
裏面に説明書と付属品が入っています。
透明なパッケージがおもちゃ感でていますね!
裏面にはしっかり日本語で表記されています。
本体を手に取ってみると...
「うん、確かに軽い!けどこれが飛ぶのか...すごいなぁ!」
と感じます。はじめて触れるガジェットって楽しすぎる...!
スペック上では約80gとありましたが、実際にはバッテリーとプロペラガードを含めて88gでした。むしろ約90g。
付属品は予備のプロペラ4個とバッテリー。
正面には小さなカメラが付いています。
本体にカメラが固定されているので「飛行中にカメラだけ下に向ける」というのはできません。
高級チョコレートみたいなバッテリーをセットします。
しゅっ。
スポッ!
ガチッと爪で固定されているわけではないので、部屋で飛ばしていて2mくらいの高さから思いっきり落下したときにはバッテリーが外れる事がありました。敢えての仕様なのかな。
側面には小さな電源ボタン。
反対側には充電用のmicroUSBコネクタ。
なお、90分の充電で12分程の飛行が可能です。予備バッテリーが欲しくなりますね!
裏面。
離着陸を行う際に地面との距離を測るためのセンサーが付いています。
さて、開封も終わったので室内で飛ばしてみましょうー!
室内でテストフライトしてみた
TelloとスマートフォンをWi-Fiで接続して、専用アプリで操作を行います。
※なおAndroid用のアプリも用意されていますが、Android端末によって不具合がある(カメラが白黒でしか映らないなど)ようなのでiPhoneでの操作がオススメです。Android側はアプリアップデートで修正されるのを待ちましょう。
Telloと接続したところ。Telloのカメラの映像がスマホで映し出されています。
スマホ上には2つの円が写っています。
- 左の円では上昇下降と左右回転
- 右の円では前後左右への水平移動
の操作を行います。普段ゲームの操作で慣れている僕でも、この操作に慣れるのには時間がかかりました。狭い室内で操作しているから余計難しい...。
「テイク・オフ!」
ビュンビュン、ビュワーン!!!!という音と共にドローンが浮かび上がります。
初めて飛ばした時はそのまま部屋の天井まで上昇させてしまい、4秒で墜落しました 笑
↑音付きです。盛り上がりのない動画ですが、雰囲気の把握程度にどうぞ。
カーテンに引っ掛けたり、壁にぶつかったり、洗濯物のタオルを羽で巻き込んだり...とかなり荒い使い方で何度も何度も墜落させましたが壊れませんでした。丈夫さすごい!
何度も練習すれば思った方向へ動かすことができるようになります。そっと操作するのが重要。
動画はほどほど画質
早速撮ってみた動画ですが...
(↑音無しの動画です。)
全体的にボヤッとしていますね。動画編集ソフトで明るさ等いじればもうちょっとマシにはなりそうですが...。外で撮影するとまた違うのかもしれません。
写真は綺麗で実用性あり!
この距離で撮影してみました。
スマホ上ではこのように映っています。右上の撮影ボタンを押すことでスマホ内に画像を保存できます。
「パシャッ」
上の画像がスマホに保存された画像です。少し暗めに映ったけど、あの小さなカメラで撮影したにしては画質が良いのでは...!
画像をMacに移してLightroomで明るさなどを調整したのがこちらです。
ブログに載せるには十分な画像になりました!うん、実用性ありますね!
細かな部分も割と綺麗に写っていると思います。
飛ばし続けてバッテリーが無くなってきたので今回はここまで。
操作不能やバッテリーが無くなるとどうなる?
- Wi-Fiが切れたらどうなるの?
→ その場所から動かないように頑張ってくれます。 - バッテリーが無くなったら墜落するの?
→ 残り10%程になるとアプリ上には警告が表示。高度が自動的に下がってきます。(アプリで上昇操作操作することで高度の維持、移動をすることもできます。下が海などの場合は、残り10%で安全な位置まで移動しておきましょう。)
ちなみにモバイルバッテリーでも充電できます。旅の移動中に充電して次の場所でまた撮影することができますね。
安い専用ケースを買いました
さすがに本体丸出しでは持ち運べないので1400円ほどでケースを購入しました。パッケージも無く、そのまま送られてくるという中華仕様です。
大きさはこのくらい。
中は本体とバッテリー2個が収納できるようになっています。
このように収納できます。
大きさはCDケースより一回り大きいくらいかなー。
重量は266gとケースを含めても軽い!
そのままバックパックに突っ込めます。
ドローン飛ばしの旅に出てみたいですね!
どこでも飛ばせるわけではない
200g未満のドローンは航空法(無人航空機に係る航空法)は適応されません。このTelloもあくまでトイドローンという種別です。
...なのですが、結果から言うと「都内で飛ばせるところはあまりありません!」
細かなルールはググっていただければ出てくるんですが、基本的には「人のいる場所はNG」と思っておくのがよいです。
んーーーー。難しい........。
例えば「野球をすること」自体は違法では無いですが、「遊具や砂場で小さい子供が遊んでいる横でバッティング練習したら危険」という理由で、主な公園では野球禁止だったりしますよね。
トイドローンもそんな感じの危険な存在として扱われていると思うと納得できます。自分の子供が遊んでいる公園で近所のおじさんがフラフラとドローンを飛ばしていたら「いや、危ないでしょ。やめてください!」って思いますよね。そういうことですね。
羽の小さなトイドローンは風の影響を受けやすく、突風が吹いて道路に流されていって、大事故に繋がる...なんていう危険を考えると、操縦者側としても不安が募ります。
飛ばしてみたいけどなかなか飛ばせない。それがドローンの現実のようです。
山の中や海辺など「人や車の居ない場所にドローンを飛ばしに行く」という使い方となりそうです。
または部屋の中でラジコン的に遊びましょう!
まとめ「ドローンを試してみたい!なら買い」
購入の際は「実際いつ使うのか」を考えてからのほうが良いと思います。
「近所じゃ飛ばせないのは分かっている...けど旅行に行った時に飛ばしてみたい!」という思いが強まりすぎて、夢にも出てくるようになった方は1.3万円でTelloを買って、試しに室内で飛ばして、ドローンを飛ばすために遠出して...と飽きるまで楽しんでみるのが良いと思います。
僕もゴールデンウィークに地元に帰ったら、大空に飛ばして楽しんでみることにします!