土鍋コーティングされたタイガーの炊飯器を結婚祝いとして、姉に買ってもらいました。
[ 10年使った6000円の三合炊飯器 vs 新品の28,000円の5.5合炊飯器 ]
価格は4.5倍、美味しさも4.5倍になるのか....!!!!
家電量販店に行っても判断できない
「炊飯器を探すぞー!」と量販店に行ってきました。
いろんな意見を聞きたいので異なる3店舗で店員さんに相談してみると...
- 三菱は米がふっくらですよー
- 象印は歯ごたえがありますよー
- ここのは炭をくり抜いている釜なので上部...うんぬん
と色々教えてもらいました。
「なるほどー。(じゃあ結局どれを選んだらいいんでしょうか!)」
量販店に置いてあった、5万円と9万円の炊飯器で炊いた試食おむすびを食べてみることに。
店員さん「いかがですか?買ったの方が風味がありますでしょ!」
僕: 「あー。はい、そうですねー!」(いや、どっちも美味しいよね。)
という感じで「本体のデザインと洗いやすさ」以外の違いはよくわかりません。何十構造とか言われてもね。
選ぶポイントが分からなくなりました。
そして考えることをやめて「Amazonで売れているやつ!」...とレビューに全任せした結果、今回のタイガーの炊飯器に行き着いたのです。
Amazonで高評価な炊飯器を買った
思ったより大きな箱で届きました。
タイガーくんのアイコンが可愛い!
しゃもじが付属しますが、我が家には米がくっ付かないしゃもじがあるのでこれは不要。
本体は白黒でスッキリとしたデザインなのでキッチンに置いても馴染んでくれます。
おこげボタンとかあって、これまでより高機能!タイマーも設定できるようにもなりました!
出勤までに時間がある日は、寝起きで炊きたてのご飯を食べられますね。
ちなみに古い方はこんなメニューでした。
(「白米」「白米急速」しか使ったことないけど)
僕はすぐに注意書きシールを剥がしたい派なんですが、この炊飯器のは印刷されていました。むぅ。
蓋には蒸気カバーみたいなのがついていて、炊いている時に蒸気が出にくくなっています。
白米、雑穀米用の計量カップ付き。
カパッ。
加圧式炊飯器ということで上蓋もしっかりとしたものになってました!
圧力をいい感じにしてくれるであろう仕組み。
最大5.5合まで炊けますが「Max量だと味が落ちますよー」と店員さん。逆に5.5合釜で2合だけ炊くのは全く問題ないらしいです。
あと、公式の説明として「釜で洗米可能」です。安心して使えますね!
釜にプラスチック製の持ち手が付いています。
高い炊飯器でも持ち手が付いていないものが多くあったので、これは地味に嬉しい。
熱々の状態でタッパーに移すことが多いので、持ち手は必須条件でした。
情報量が多くて読むのを躊躇する説明書。読解力が問われます。
僕が頑張って読み解いて、要点だけ奥さんに伝えておきました。
新旧炊飯器を比較
10年前...僕が大学進学のために上京してきたときに買ってもらった炊飯器。
6000円の安い炊飯器なのによく10年も壊れずに頑張ったなぁ!
3合から5.5合への買い替えなので本体サイズもひとまわり大きくなっています。
内蓋の重厚感も全然違う!
改めて見ると古い方の釜は傷だらけになってました。お世話になりましたね。
釜のサイズが全然違う!
この持ち手は何用なんだろう。3合炊飯器には付いていることが多いけど、人によっては頻繁に移動させるのかな?
五合の炊飯器には持ち手はありません。
この機種だけ持ち手が無い...というわけではなくて大抵の5合炊飯器には取っ手が付いていません。
「5合炊飯器は重いからそもそも不要だよね」ということでしょうか。
炊き比べ、食べ比べ
いつもAmazonで購入している「新潟産コシヒカリ」を一合だけ入れて炊いてみます。
炊飯器の値段は4倍以上。
美味しさも4倍になるのでしょうか!!!!わくわく!
普通に白米モードで炊飯スタートします。
(いつもは早炊きだけど、今回は時間をかけるモード。)
バックライトがかっこいい!
一方タイガーさんは、白米を炊くだけでもメニューが豊富です。
- 早炊き
- 白米
- 極うま!!!
- +おこげ
もちろん今回は「極うまモード」で!
お米の甘さを引き立たせることができるらしい。
1合が炊けるまでの時間を計測してみます。
(ただひたすら待つべし)
41分で古いほうが炊きあがりました。
中はこんな感じ。窯との境目に注目です。米ラインが平らになっていますね。
美味しそう!
一方、新しい炊飯器は...
蒸らし時間待ち。
55分でピーピーと鳴って、炊きあがりました。
(一番時間のかかる極うまモードなのでこの時間です。加熱、蒸らし時間を短縮する、早炊きモードだともっと早いです。)
窯の中はこんな感じです。
安い炊飯器と比べると、周囲の米粒がバラけて立っているように見えますね。
まぜまぜ。
いざ食べ比べ!
白米クイーズ!
さて、どっちが新しい炊飯器でしょう!
Aのごはん。
Bのごはん。
...正直見た目では全然わかりません。ツヤも米粒もほぼ一緒。
ではでは、僕たち二人で目をつぶって食べ比べしてみます。
じゃあまずAの方ね。
ぱくっ。もぐもぐ。うん、美味しい!
次はBの方。
ぱくり。もぐもぐ...。美味しい!
...どう?どっちがおいしい?
Bの方が食感が固めで、Aの方がもっちりしてる気がする。...両方美味しい。
...じゃ、役割交代!
はい、まずこっちね。
なるほど。おいしい。
次はこっちね。
...どっちも美味しい。
だよね!
だよね!
...というわけで、一般人の僕たちは10年使い込んだ6000円炊飯器と、買ったばかりの26,000円の炊飯器の違いが明確にわかる!とはなりませんでした。
ただ言えることは
「どっちも美味しい!おかずが欲しい!」
(ちなみにBが安い炊飯器でした。)
今回は1合だけ炊いたのですが、3合の炊飯器で3合炊くより、5.5合炊飯器で3合炊いたほうが美味しく仕上がるのはこれまでの経験から言って間違いなさそうです。
1合だと熱の加わり方に大差なかったのかもしれませんね。
まとめ「炊飯器よりも、まずはお米が大事!」
良い炊飯器を買うとか、ミネラルウォーターで炊くとか、冷水でしっかり擦って洗米するとか...そんなことの前にまずは良いお米を買いましょう。
今使っている炊飯器で良いお米を食べてみた上で、さらにその先を求めるならいい炊飯器にすべきだと僕は感じました。
最初は5万円超えの炊飯器を候補にしていたんですが、我が家では2.6万円の炊飯器で十分。
高級炊飯器との差額でお米を買いましょ。
できあがった白米の味の違いはわからなかったものの、前の炊飯器よりもスタイリッシュになったので結果満足です。
(姉、結婚祝いありがとう!)
↑食べきるたび5回リピートしています。美味しいお米を家まで配達してくれてありがたい。
↑今回の炊飯器です。デザイン気に入ったし、液晶画面が白く点灯してかっこいいからこれはこれで良かった。
1万円の炊飯器。強いこだわりがない方はこれで十分だと思うので、差額で良いお米としゃもじを買おう!
↑購入してから100日以上経った今も全く米がくっつきません。いいよ!