撮った写真に何やら違和感が...
「なんかモヤのようなものか写り込んでいる。これは...もしかして...ひぃぃぃー!」
そう思って前後の写真を見てみると全く同じ位置に何かが写っていました。そう、それは...カメラ内部に入ってしまったホコリなのですっ!!!!
このようにカメラの内部に埃が入ってしまうと、撮影した写真にボヤッとしたゴミが映りこむことがあります。本当に小さな埃でもゴミとして映ります。
そんなゴミに旅先で気づいてしまった時は悲惨なものでして...
「あぁ、センサー部分に埃が乗ってるのが見える...。けど手で取るわけにはいかないし、気をつけながら口でフーフーするしかないのか...」
となったことが何度かありました。(←唾とか飛んだらヤバいから絶対ダメなやつ!!)
安くて評価の良いブロアーを購入して、センサーがヨダレまみれになるリスクを回避しました!
ワンコインで買えるブロアー
Blowerと書いてブロアー。美容室なんかで「髪をブローする」って言いますよね。あのブローと同じ意味で「送風するやつ」っていう意味なのがブロアーです。つまりは送風機。
ワンコインらしく簡易的なパッケージで届きました。
シリコン製の小柄なレモンサイズです。オレンジのレモン。
「プシュプシュ」
ギュッと握るとプシュッと先端から強風が出てきます。この風圧で埃を飛ばすのですね!
(関係ないけど)昔、クジラ型の穴あけパンチで押すと「ぷっしゅう〜クジラぁ〜♪」っていう文房具を姉が持っていたのを思い出しました。Google画像検索してみると...そうそうこれこれ!
プッシュークジラの話は置いといて、こちらがおしりです。
- ノズル部分までシリコンでできています 。
- 扱いに慣れていなくてカメラ本体に当たってしまっても傷つける心配がありません。
これは初心者に優しい!
...というのも実は僕、これが初めてのブロアーなのです。
これだけ大量に写真を撮っていて、レンズ交換も頻繁に行うのにカメラを雑に扱っていました。
決してカメラ内部に向かって「ふーっ」って口で息を吹きかけちゃダメですよね!(と知っていても何度かやった記憶が...)
今日からは、ちゃんとブロアーを使う良い子になります!
さっそく使ってみよう
まずはレンズを外しましょう。
カパッ。
これが撮像素子。人間でいう網膜にあたる部分です。
超超超デリケートで、ここに埃が着くと撮影した写真にゴミが写り込んでしまうのです。傷がついてしまったらもうどうしようもありません。
ブロアーの先端が撮像素子に当たらないように気をつけてプシュップシュッと吹き付けます。
※実は上の画像には間違いでして、正しくは...
- 撮像素子が下に向くように左手でカメラを持ち上げる。
- ブロアーを下から上に向かって空気を当てるようにして吹き付ける。
のが正解でした。吹き飛ばしたゴミが下に落とせるようにするためですね。
ついでにレンズの隙間に付いていた細かな埃もブロー!ブロー!
ゴミが写り込まず綺麗に撮れるようになりましたとさ。
まとめ「旅に出る時には持って行こう」
- コンパクトなので邪魔にならない。
- 小さくても有ると無いとでは大違い。
- ワンコインで安い!
ということで、口で「フッフッー」ってやっちゃっている人がもしいたらオススメです。フッフーは危険なのでやめておきましょう。映像素子が唾液で汚れる前にブロアーを手に入れておきましょう!