ものものブログ

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買ってよかったもの、毎日の生活の向上、デジタルガジェットについて、たくさんの写真で紹介するブログです。

大きなぬいぐるみを洗うぞ大作戦!ひつじのメイプルの手術記録です。

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「どうも、こんにちは。この家に住んでいる ひつじです。みんなからは『メイちゃん』だとか『メイさん』だとか呼ばれています。ほんとは『ひつじのメイプル』って言うんだけどね。この家にはたくさんのメイプルが同居しているから、それぞれにあだ名をつけているそうなの。」

「いつでももふもふのふわふわ。だからご主人たちは頻繁に触れてくるんだよ。わたし、こう見えてかなりBIGなの。だからソファーの上で枕がわりに使われることもよくあるの。」

「この家に来てから2年くらいたつんだけど、最近少し汚れてきちゃったことに悩んでる。わたしのお腹に綿が詰まっているからお風呂に入れないんだって。でも頑張って『オペ』っていうのをやってくれてキレイにしてもらえるの。今回はそんなオペ記録のおはなしです。」

ひつじのメイプルを洗うことにした!

まずはハンドパワーで麻酔をかけます。

ねむった。

完全に眠りに落ちた。

さて、メイさんの準備は整いました。ここからは現実に戻ろう。

ということで、今回はぬいぐるみに染み付いた汚れを一掃する作業を行います。(※生地によっては水につけることさえNGの場合もあると思うので自己判断で)

大きなぬいぐるみは洗濯機で洗うことができません。たとえ洗濯槽に入ることができても十分に洗えないし、たぶん中の綿に水が染み込んでしまって乾かない。そのうち中からカビてくるかもしれないです。

じゃあどうするか?

  1. 体の一部を切り開く
  2. 中の綿を全て取り出す
  3. 布部分を洗う
  4. 干す
  5. 綿を元に戻す
  6. 取り出した場所を縫って閉じる

という流れで進めます!

開くのは腰の部分の20cmほど。

よく見ると継ぎ目があるんですね。

まずは継ぎ目上の二箇所を糸で縫っておきます。こうすることで切り開いた部分が必要以上に広がってしまうのを防ぎます。

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いよいよ開腹。「糸切りリッパー!」

慎重に狙って糸を切断したら...

穴を広げていきます!

内部の綿の量から考えて、20cmほど穴をあけておくと取り出しやすそうです。

取り出した綿は個別に保管しよう

ここがポイント!

中の綿を、頭、おなか、左手、右手、左足、右足と5つのパーツごとに分けてビニール袋に入れて保管しておきましょう。こうしておくことで後で綿を戻す際に元のバランスどおり各部位に戻すことができます。

実はこの大きなメイさんの前に、小型メイプルでも同様に作業をしてみてちょっと失敗したのです。綿を分けていなかったせいで「手足がパンパン、お腹がほっそり」という感じに。Amazonで予備の綿を購入していたのですがそれを入れたら全身パンパンになってしまってムキムキマッチョになっちゃいました。こういう失敗から学んで今回のビニール袋での仕分け方法に至ったのです。

(ムキムキメイプルはまた今度調整してあげることにしよう)

開いて...

ぐわしっと掴み取って...

ひたすらビニール袋に入れて行きます。綿は全然汚れていなくて安心しました。カビとか生えていたら恐怖ですからね。

お腹を取り出してぺったんこの様子。

腕部分は別のビニール袋に。

それぞれちゃんとメモっておきましょう!

おしりのオモリを治療する

メイさんのお尻部分には重りが入っています。詳しくはないんだけど、おそらく座った時のバランスを取りやすいようにするためでしょう。この砂袋がなかなか厄介者でして、作りがすごく甘くて体内で破れてしまうんですよね。このメイさん以外にもうんちを漏らしてしまった子が1匹いました。最初はおしり部分にビーズがあるのに、いつの間にか(体内でこぼれて落ちてきて)足の先っぽに溜まっているのです。ふざけて振り回した時にビーズ入りで重くなった足が当たると結構痛い。

ビーズが散らばってる...。

綿を取るついでにかき集めました。米でいうところの1.5合ぶんくらい入っていました。

これが破れた砂袋。布自体に穴が空いたわけではなく、周囲を縫っている糸がちぎれてドバドバ出てきてしまったようです。(元から二重で縫っておいてほしいですよね。)穴の空いた部分だけ手縫いで閉じようと考えていたのですが、どうせまた違う箇所の糸がほつれてビーズが飛び出ていってしまいそう。このさいミシンでぐるぐるっと縫っておくことにしました。

どうせ見えない場所なので超適当。

それでも役目は果たせそうです!裁縫男子。

オキシクリーンで洗浄するよ

パペットみたいになってる。

頭の綿も取り出しました。

ぺったんこぺったんこ。

風呂場に持っていって、熱湯を溜めて、適量のオキシクリーンで漬け込みます。「布の色を落とさず汚れだけを落とす」というオキシクリーン。

数時間漬け込んで足で踏み洗いしたのち、洗濯機のデリケートコースで洗いました。ちょっとだけ柔軟剤も投入してふわふわを目指します。

干した後も一手間かけよう

夜に干して、次の日の夕方まで、普通にハンガーにかけて干しました!感触がちょっとふわふわしてる!新品には負けるけどかなり良くなってる。それと汚れっぽい匂いから、いい香りになりました。

表面に無数の小さな毛玉ができていたので、毛玉取りで地道に切除していきます。元々の体毛を巻き込まないように慎重に慎重に。あまりにも大変だったので顔とおなか、おしりの一部だけ。

エステ帰りの美肌メイさん。元通り綿を詰めたら後少しで完了です。

これより閉腹を行います。

ひと針ずつチクチクチクチク。数分で完了。

よーく見ると少しだけ手術痕が残ったけど、気にならない程度。

メイさんは無事に退院しました

「ふっかつ したよ!」

頭に綿を入れる時に偏ったのか、ちょっと歪んでいます。

顔をもみほぐすようにマッサージしてあげると...

いつものメイさんに!もふもふだぜ。

ここまでかかった時間は

  1. (2ヶ月: 洗ってあげようと思ってから行動に移すまで)
  2. 10分: 開腹作業
  3. 30分: 綿取り出し
  4. 10分: 手洗い
  5. 30分: 洗濯機
  6. 20時間: ベランダで干す
  7. 30分: 毛玉取り
  8. 20分: 綿を戻す
  9. 5分: 閉腹作業

やる気になったら、土曜の夜から初めて、日曜の夕方には完了できる程度でした。

ということで、これからも(時にはクッション代役として)よろしくね。また夏終わりに洗ってあげるね!

 

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