来ましたよー!ついに新型のノイズキャンセリングイヤホンが来ましたよ!発売したてのSONYのネックバンド式ノイズキャンセリングイヤホンWI-1000XM2です!!!
旧型WI-1000Xを2017年に購入してから、雨の日も風の日も2年間使い倒してきました。累計使用時間を考えると、めちゃめちゃコスパに優れた製品です。
「毎日使うのにシャカシャカ音の安いイヤホンなんて使っていられないよ!高くても良いから1番良いやつ欲しいよ!!!」という考えは正解でした。
毎日使いまくってボロボロになってきたWI-1000Xでしたが、調べてみるとちょうど新型のWI-1000XM2が発売されるじゃありませんか。これはもうディスティニーってやつを感じたので買うしかない。買うしかないのです!(あぁそうか。これがソニータイマーというやつか)
とにかくとにかく「騒音をかき消して快適に音楽を聞きたい欲」があるならば、値段なんて関係なく買っちゃうのが正解です。正直、全く安いとは言えない高級イヤホンですけど、値下がり云々なんて関係ない。
いつ買おうかなー安くなったりするかなーって悩んでいるその間に使えるのならば発売してすぐにでも欲しくなるイヤホンなのです!
目次
- 目次
- 旧型WI-1000Xと新型WI-1000XM2の違い
- どうして分離型イヤホン・ヘッドホンではなく、ネックバンド式を選ぶのか
- WI-1000XM2開封の儀
- もっと見ていこう
- ケーブル収納はできなくなった
- 新旧比較してみよう
- イヤーピースは早速Complyに取り替えたよ
- まとめ「ここにはノイズキャンセリングの魅力がある」
旧型WI-1000Xと新型WI-1000XM2の違い
前のやつとの違いは何なのよ?という点についてざっとまとめておきます。スペック的な比較はSONYさんに任せておくとして、僕が使ってみて感じた箇所を挙げてみます。
- ネックバンドがシリコンになってコンパクトになった。装着感がよくなった。
- 軽くなった。旧型に比べて18%のダイエットに成功。
- ノイズキャンセリング能力が上がった。売れまくっているヘッドホンWH-1000XM3と同じノイズキャンセリングプロセッサQN1を搭載。やったね!
- 音質がよりクリアになった。「低音強めにしたい」などお好みで専用アプリから変更できます。
- 音量ボタン位置が変更された。正直これは好みが分かれます。
つまり「新型は全体的に使いやすく、性能向上もしておきましたぜ!」ということですね!
実際に使ってみても、これまでのWI-1000Xに比べてノイズキャンセリング機能がワンランクアップしているのを実感できました。電車内のゴーーっていう音の消え具合がすごい。音楽を止めた状態でノイズキャンセリング効果を試していたら、近くの人が文庫本をめくる音が聞こえましたよ。
もうノイズキャンセリング無しの生活には戻れません。ありがとうソニー。
どうして分離型イヤホン・ヘッドホンではなく、ネックバンド式を選ぶのか
このWI-1000XM2には兄弟がいます。ソニーのノイズキャンセリング対応の分離型イヤホン・ヘッドホンとしてWF-1000XM3とWH-1000XM3があるのですが僕は断然ネックバンド式派。
【まず分離型イヤホンのWF-1000XM3について】
Apple AirPods Proが出たことで、これまでイヤホンにこだわりが無かった人にまで分離型イヤホンが流行っている昨今です。でも、分離型イヤホンって専用ケースにいれて充電しますよね。このために好きなイヤーピースへの交換ができないのが最大のデメリットだと僕は思うのです。
最初に付いてくる薄いシリコンのイヤーピースじゃ不満なので、別途Complyのを準備して付け替えたい。でも付け替えるとケースに入らなくなってしまうので、充電のたびにイヤーピースを外す必要がある。これじゃ使えないも同然。イヤホンとは別にイヤーピースを買う人なんて超少数派だとは思うけど、自分に合ったイヤーピースに交換するだけで圧倒的に高音質になるのをみんな知らないんだな。きっと。
あと、耳から外したときにポケットや机に置いておくことになると紛失リスクも高まります。小さくて軽い分バッテリー容量が少ないので頻繁な充電も必要ですし。...ということで僕の使い方には合いませんでした。
ちなみに分離型イヤホンWF-1000XM3 の場合は分離型イヤホンとして限られたバッテリーを有効に使うため、ヘッドホンWH-1000XM3とネックバンド式WI-1000XM2でのQNプロセッサとは異なり、QN1eプロセッサを使用しています。ノイズキャンセリングの性能としてはヘッドホン・ネックバンド式の方が分離型よりも上なのです。
【ヘッドホンWH-1000XM3について】
耳を覆ってしまうことで暑いのが苦手なのと、低音が響くような使い方をした場合はカナル型イヤホンよりも音漏れ面で課題があるのでやめておきました。自宅利用ならヘッドホン欲しいなぁ。
ということでここからは開封時の様子とともにお伝えします!
WI-1000XM2開封の儀
開けゴマ!
同封されているイヤーピースたち。
こちらがイヤホン本体が入っているケースです。
旧型WI-1000Xと比較してもこんなにコンパクトになりました。新型WI-1000XM2は首掛け部分がシリコンになったことで小さく持ち運ぶことができるんですねー。
くにゃーんって入ってる。くにゃんくにゃーんって。
SONYブランドのケース。ジッパーも高級そうでいい感じ。毎回イヤホンをこれに入れて持ち運ぶことはしないので、他の用途としてつかおうかな。
こちらが本体です!外見が旧型に比べてシンプルになりました。ケーブルも平麺になったようですね。
ロゴはシリコンに印刷されている感じ。どことなくレトロな雰囲気で好き。使っているうちに剥げていかないといいなぁ。
付属品。イヤーピースと、オスーオスのイヤホンジャック、飛行機用のアダプタ、説明書。充電器はスマホで使っているものとかでOKです。
もっと見ていこう
イヤホンの外側と内側にそれぞれノイズキャンセリング用マイクがついていて、なんだかんだ数学的にいい感じに、逆位相の波がぷわーんってなってなんとかで...ノイズをキャンセリングできるってわけですね!(全然理解できていない笑)
イヤホンの先に弱めの磁石が装備されたことで、先端をくっつけることができます。
片方を手にとって振ると外れるくらいの磁力。いい意味で弱め。
耳から外すとこの状態。(イヤホンより目立っているのはお気に入りの「おもちTシャツ!」Omochi Rises.)
指でくっつけるとくっつく。
こんな感じになるのでプラプラしない。
「指でくっつけなきゃいけないから不便じゃ~ん」って書こうと思っていたけど、首から外したまま歩いていたらいつの間にかイヤホン同士がくっついてまとまっていました。いいですね。
電源ボタンはネックバンド部分の左側上面にあります。
でも旧型の位置のほうが押しやすいような...(慣れなのかな)
充電はUSB-Cへとなりました。
で、一番いい変更点はイヤホンジャックのメスがついたこと!
つまりはこんな感じに端子そのままを刺すことができるので...
普段はスマホにBluetooth接続しているけど、一瞬だけMacの音を聞きたいという場合にもさっと刺すだけなので簡単です。NintendoSwitchとか飛行機内のモニターなどのBluetooth非対応端末でもメスーメスコードで簡単につなぐことができます。
旧型だとイヤホンジャック→microUSBというレアな変換ケーブルが必要だったけど、今回のイヤホンジャックメスーメスは百均とかでも売っているので手に入れやすくていいですね。
このWI-1000XM2で好きになれなかったのがリモコン部分の変更です。
これこれ。
これこれこれー!
視界にはいらない位置なので、指の間隔でボタンを選ぶのですが、真ん中のボタンがどれなのかが分かりづらい...。慣れかい?慣れろということなのかい?
ボタンによる操作はこんな感じ。使っていれば自然と覚えます。(ちなみに旧型から変更ありませんでした)
そもそも、イヤホンへのケーブルの途中にリモコン部品がついているのは見た目的にもバランス的にも要らなかったような...。世の中はこれが一般的なんでしょうかね。
ケーブル収納はできなくなった
こちら旧型の写真。ネック部品に溝があって、そこにケーブルを挟むことができました。
こんなふうに。イヤホンを使っていないときに首からかけっぱなしにしておいてもケーブルがプラプラしないので気に入っていたのです。
新型WI-1000XM2は溝自体がなくなったので収納はできず。毎日使う機能ではなかったけれどちょっと残念。
新旧比較してみよう
左が新型WI-1000XM2、右が旧型WI-1000Xです。ガッシリ感がちがう。
新型のネックバンドはシリコンになったことで、そのままジーパンのポケットに突っ込むことも可能になりました。
軽くなったこともあり、首にかけたときの快適性は圧倒的に新型WI-1000XM2の方が良いです。
金属管がなくなったので女性にも受け入れられやすい...かな?
あー旧型のSONYロゴは一部が剥がれて「ON」になっちゃっていますが...。
ネックバンド自体も一回り細くなってゴツさが軽減されました。
あと、電源ボタンを押すとバッテリー残量を%で教えてくれるようになったのも嬉しいです(旧型は「LO・MEDIUM・HIGH」の三段階だった)。その時のアナウンス音声も日本語対応になりました。(でもハキハキした日本語よりか、旧型で聞き慣れた英語アナウンスのほうが好きなので設定で変更したんだけどね)
イヤーピースは早速Complyに取り替えたよ
デフォルトで装着されているこのイヤーピース。個人的にはイマイチです。
プニプニの薄いやつ。
同梱されているイヤーピースの右側は低反発タイプのお高いSONY製イヤーピース。
とりかえてみたものの...やっぱり今まで使っていたComplyのイヤーピースに比べるとちょっと違う。もっと耳の穴にピッタリフィットして、低音まで逃さず感じ取りたい!!!結局これまでと同じComplyのイヤーピースを取り付けました。
使いまくっているとヘタっていくので、2~3ヶ月ごとに取り替えています。これ大事。
まとめ「ここにはノイズキャンセリングの魅力がある」
強力なノイズキャンセリングを求めてイヤホンを選ぶならこれを買っておいて間違いない。高いけどね。うん、高いけどね!でもそれだけの価値はあります。ノイズキャンセリングをONにしたときの感動、OFFにしたときに感じる無駄な騒音。「いつもこんな音にあふれる世界で生きてたのか...」って僕はなりました。
そうだ、最高なノイズキャンセリングなのですが、そのまま道路を歩いていると車の気配に気づけないことがあります。外の音をイヤホン内に取り込むモードがあるので有効に使いましょう。
これから数年間は毎日WI-1000XM2にお世話になって、快適な音楽生活を送っていこうと思います。
↓旧型はこちら。値段の差とつけ心地の快適さを比較してどちらを選んでも正解かと...!
どうしても分離型イヤホンが良いなら↓これが間違いない。
ヘッドホンでノイズキャンセリング。防寒対策としても。