ものものブログ

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買ってよかったもの、毎日の生活の向上、デジタルガジェットについて、たくさんの写真で紹介するブログです。

【メニューバーとヘッダーを改善】ツイッターの開始&ブログのコーディングを実施しました。

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3連休のうちの数時間を使ってブログ周りの改良をしました。熱中すると数時間すぐに過ぎてしまうのがコーディングの魅力。

ブログの進化歴史的にここに記しておきます。

Twitterはじめました

いまさらですがはじめてみました。@BlogMonoMono

  • ブログ記事の更新お知らせ
  • ブログに書く前のプチ報告
  • 忙しくてブログを書く暇がないときのつぶやき

を発信していこうと思っています。フォロー増やすというより、ブログに埋め込んで1アイテムとして活用していきたいです。

最近はこんな感じです。

ツイートする習慣がしばらく続いたら「最近の筆者のひとこと」なかんじでブログに埋め込もうと思います。

ブログのヘッダーいじりしました。

数ヶ月前にちょっとだけ手を加えて以下の状態だったこのブログのヘッダーですが「読者になる」ボタンだけ出していてもあまり意味が無いので改良しました。

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↑これが今回は↓こう。

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ヘッダーの右側にはメニューボタンを追加しました。

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押すとカテゴリーと最近の記事一覧が表示されます。

メニュー内の項目がこれでいいのかは謎ですが、今後改良していく土台ができたってことで満足です。自前コーディングだったので動作的に怪しいかもしれませんがちょっとずつ修正していこうと思います。

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記事ページでは少しスクロールするとシェアボタンが表示されるようになりました。(多少でも外部への拡散が増えるといいな)

ついでに記事一覧でのタップ領域を改善しました。

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リンクがついているのがタイトル文字部分だけだったんですが、記事枠自体にリンクを付けました。地味な改良。

ブログの改良が楽しい

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仕事上だとミーティングとか相談を重ねないと仕様の変更が難しいんですが、ブログだと自分の好きなようにいじれるので楽しいですね!

これからも記事内のCSSを修正して見やすくしていきたいと思いますのでよろしくおねがいします。

 

【WI-1000XはSonyイヤホンの最高峰】高級ノイズキャンセリングBluetoothイヤホンに買い換えて毎日のノイズを消し去った。

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日常ノイズのない世界って素晴らしい。

 

2017年10月7日にソニーから発売されたWI-1000Xを購入しました。

おそらく「今あるBluetoothノイズキャンセリングイヤホンでいっちゃん良いやつ」です!

ITな仕事をしているので僕は仕事中もほぼずっとイヤホンを付けています。

往復の通勤と仕事中合わせて一日6時間以上は付けっぱなしなのです。

使用する時間が長いので、多少高くてもできるだけ良い物を買うことにしました。

使用頻度が多いものに課金すると、生活の質がぐいっぐいっと上がりますね!

iPhoneを買ってきたときについてくるあのイヤホンをずっと使っている人にぜひ知ってもらいたい、ノイズキャンセリングやばい!ってことを。です。街中でノイズキャンセリングを使ってみると、もう普通のイヤホンに戻れなくなります。そのくらい異世界に入り込めるんです。

目次

実際に使い込んだ感想「(控えめに言って)音質最高!」

開封レビューの前に、実際に色んな場所で使ってみた感想です。量販店内で視聴するだけではわからないですからね。

ノイズキャンセリングをONにして、音楽を流さない状態での感想です。

  • @通勤ラッシュの電車内
    ゴーーっていう走行音や空調の音が9割くらい消える。サーっていう音になります。相当な大声じゃない人の話し声は消える。車内アナウンスははっきりと聞こえる。
  • @道路
    車のタイヤが地面に擦れる音やエンジン音が消え去る。漠然とした街の雑音が消える。(室外機の音とか、離れた所で鳴っている広告とか電車の音とか)
  • @オフィス内
    隣の人がキーボードを叩くパチパチ音がほぼ聞こえなくなる。空調の低音が消え去る。

どこで使用しても普段こんなに静かな騒音に囲まれて行きていたんだなって事に気づきます。通勤や仕事中、家事の時に静かに音楽を聞きたいっていう欲望を満たしてくれます。

小さな音量で曲を再生していてもかなり聞き取りやすくなります。耳にも優しいし音漏れの心配も激減。

いや、もう最高。

 

  • 毎日使うからとにかく良いものを!っていう方には間違いなく今回のWI-1000Xがおすすめ。
  • イヤホンにそんなにお金出せないけどノイズキャンセリングは欲しい!っていう方には1万円以下で買えるMDR-NWBT20NやMDR-EX31BNがおすすめです。

開封レビュー

ではいつものように開封レビューを。

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ソニーストアから届きました。

発売日は10月7日なのですが、実は2日前の5日に届いてました。これまではなんとなく量販店で購入していたんですが、発売日に買う場合はソニーストアと量販店で値段の差が無いことが多いのでソニーストアで買うのもありですね!

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ダンボールの開封には使い古した包丁が便利。

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10%オフになるソニーストアクーポンがあったので量販店で買うのと同じ値段で購入できました。(この10%クーポンは予めソニーストアに登録しておけば半期に一度くらいごとにもらえます。)

ソニーストアで購入すると、通常は1年のメーカー保証が3年に伸びてお得。

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引き続きアンボックスを続けましょう。

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こちらがパッケージ。

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透明ビニールを破るときって最高にワクワクしますね!

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ソニー製品って開封しづらいイメージだったけど、これはすんなりと開けられます。

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まるで本をめくるようにぺらりぺらり。

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黒一色で高級イヤホンなのに意外とシンプル。

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着用してみるとこう見えます

付属品も気になるところだけど、まずは試してみましょう!

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正面から。

なんか未来的な存在感があってイケてますね!このタイプのイヤホンを付けている人は滅多にみないので、友達に「それなに〜?」って言われること間違いなしです。

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横から。

満員電車の中でもSONYの文字でブランドアピールできそう。

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シャツに着替えて見ました。襟の上から付ける感じになりますね。

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後ろから見るとメタル感がかっこいいのです。

本体は触れたくなるような質感

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こちらがWI-1000Xの本体です。

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型番が表側に表記されています。

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先端部分はシリコンっぽい、ゴムっぽい素材。プラスチックよりは首にかけている時にズレにくいようになっています。

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首元部分は高級ヘッドホンのアタマ部分に似たフワフワクッションになっているので、装着中に擦れて痛くなりづらいです。

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セクシーバックショット。

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右側の先端にはノイズキャンセリングの度合いを変更するボタンがあります。

  • ノイズキャンセリング ON
  • アンビエントサウンドモード(車など周囲の音を取り込むモード)
  • ノイズキャンセリング OFF

という設定を簡単に切り替えることができます。詳細な設定はスマホからアプリ経由でできます。このボタンを押すたびに「ノイズキャンセリング オン!」ってお姉さんが耳元で話してくれるのでわかりやすい。(けど慣れると話さなくていいよってなる。)

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左側には複数のボタン。

  • 電源ボタン(バッテリー残量の確認もできる)
  • 音量ーボタン
  • 音量+ボタン
  • 再生停止・各種操作ボタン

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生成停止ボタンに色んな機能を詰め込むのが今のトレンドのようです。(先日レビューしたBOSEのスピーカーも同じ操作方法でした)

長押しでGoogleアシスタントやSiriを起動できるのが便利!

電源が入っている状態で電源ボタンを短押しすると...「バレリーレベル はぁあい★」という声が聞こえます。BatteryLevelHigh。この「はぁァイ!」っていうのがやけにハイテンションで笑いそうになりました。

ケーブル収納できるよ

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カバンの中にしまうときにはケーブルが絡まないように若干収納することができます。

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このケーブルを...。

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この隙間に押し込んでいって...

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すっきりはまります。

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さきっちょは収納できないので最大限収納してもココまでです。僕の場合は使う機会はそんなにないかな。

充電のしやすさはいたって普通

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左側の再生ボタンの下あたりにUSBコネクタが付いています。

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このカバーが硬い素材でちょっと開けづらい。使っている間にちぎれてしまわないか、耐久性に期待です。

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ケーブルは一般的なAndroidと同じUSB microBタイプでした。 

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WI-1000Xの充電が切れてしまった場合でも付属のケーブル(USB→イヤホンジャック)を使えば直接スマホなどに刺してイヤホンとして使うことができます。

付属品いろいろ

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箱の下階に住んでいる小物たちを見ていきましょう。

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SONYロゴが入った質が良い収納ポーチ。

僕は移動中は装着しているので使う機会が無さそうです。

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6種類のイヤーピースたち。

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よくあるシリコンっぽいプニプニのイヤーピース。

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さらに、低反発な素材のトリプルコンフォートイヤーピースというものが付いています。単体で購入すると1400円するらしいです。

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というか、新品なのに気泡っぽいものが入っていて残念。(仕様かな?)

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先日紹介したコンプライのイヤーピースと比較してみました。SONYのLサイズでもコンプライのより一回り小さいですね。

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結局ボクは使い慣れたコンプライ製を装着。やっぱこれでしょ!黒いの買おうかな。

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イヤホン部分にはノイズキャンセリング用のマイクが付いています。あみあみのところ。

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さらに内側にもマイク。

2つのマイクで僕が想像できないくらい複雑な処理を行うことで、強力なノイズキャンセリングパワーが発動しているんですね!すごいぞソニー!

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イヤーピースを外したところです。普通の形なので他社製のイヤーピースでも付けられます。

まとめ「SONY技術の本気を見れるノイズキャンセリングイヤホンでした」

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2年間使った前のイヤホンから最新の一番いいやつに変えた話でした。

スマホからケーブルが伸びない快適さに加えて、雑音が排除軽減される快適さは一度経験したらもう戻れません。ノイズキャンセリング沼です。

毎日使うアイテムに課金するのが正解。生活の質を上げるためにおすすめです。

 

【夜の美術館でプロポーズ#2】僕のプロポーズの瞬間を紹介させてください。(カメラ3台を用意してサプライズの瞬間を記録しました!)

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ついにプロポーズの時。これまでで一番緊張した日。

 

ここまでの流れとともに紹介します。

これまでの内容

いよいよ自宅からプロポーズの舞台となるレストランへ向かいます。

ちなみに今夜と明日の予定がこちら。

  1. 自宅を出発 ← いまここ
  2. 駅に到着
  3. 美術館へ移動
  4. 食事開始
  5. プロポーズ
  6. 六本木のホテルに宿泊
  7. 翌日の早朝に成田空港からタイ旅行

そして、ここまでの計画の経緯はこちらです。

www.monomono-blog.com

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目次

電車内でもイメージトレーニング

「下見も指輪も手紙も準備は万端!」と覚悟を決めて、夕陽が射し込む電車に乗り込みました。

意外だったのは、思っていたより冷静でいられたこと。むしろ今朝の寝起きの時より落ち着いています。

「ちゃんとプロポーズできるのか?」という緊張の反面「今この瞬間も、プロポーズ前の緊張として一生の思い出になるんだなぁ」っていうワクワクさを感じていました。そうやって無意識に冷静さを保って、緊張を抑えていたのかもしれません。

座席に座った彼女の向かいに僕は立っています。

あらかじめ撮っておいた手紙の写真をスマホで表示して、何度も心の中で読み返しました。「うまく伝えられるかな。ちゃんと話せるかな。」そうやって練習を繰り返していると、あっという間に四ツ谷駅に到着しました。

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緊張しているときは時間が短く感じますね。

本来はここから電車を2度乗り換えて六本木駅に向かい、そこから少し歩いて国立新美術館まで行くのです。しかし今回は「プロポーズをするためにレストランを訪れる」ということもあって...

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初めてのUber!(タクシー配車サービスみたいなもの)

「前から使ってみたかったんだー」というのを理由に、今日は特別に送迎です。

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アプリから連絡して駅前に迎えに来てもらい、黒塗りのアルファードに乗って都会の道路を走り抜ける間も、僕の頭の中はこの後のことを考えてフル回転。彼女に悟られないように窓の外を眺めているフリです。

こうして走ること15分、国立新美術館の真ん前まで送ってもらいました。

(まだ新宿や六本木の周辺でしか利用することができませんが、ハイヤーを使うといつもとは違う特別感を演出できるのでおすすめです。)

国立新美術館に到着!(三日連続)

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一昨日は誤って休館日に来てしまった。昨日は下見に訪れました。なのでもう慣れっこです。

美術館の正門からレストランの入り口までは、下見の時にお会いしていた店員さんが案内してくれました。

(もちろん初対面な雰囲気でね!)

「うわー綺麗だねーさすが美術館!」というセリフを口にしながら建物内へ。

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8月末のこの日は熱帯夜。とても暑い日でした。

美術館近くまではTシャツで向かって、美術館の正面で白い襟付きシャツを羽織ってレストランに似合う服装にする予定でした。

 

...その予定でした。

 

しかしプロポーズのことで頭がパンク寸前な僕。

 

その結果がこちらです。

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まさかの白Tシャツのまま!

おしゃれなフレンチレストランにユニクロのスヌーピーTシャツで訪問するというまさかのミスをしたのでした。襟付きシャツにアイロンまでかけてカバンに入れて来たのにね!

店員さんの間で「店長〜。あの青年Tシャツで来店してきましたよー。」って言われていたかもしれませんね。

いやぁ、入り口で服装NGで止められなくてよかったです。

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こうして来店が許可された僕たちは店内へと進みます。

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席に案内されてみると...

「えっ、貸し切りにしたんだっけ?!」

そう思ってしまうくらいの空席なのです。

 

広々としたレストランの中には僕らともう一組だけでした。

「人目が多いとプロポーズしづらいなぁ」と思っていたので、木曜の夜に予約して正解でしたね。

 

僕は彼女より一歩先にテーブルにたどり着いて、さり気なく窓側の席をゲットします。

そう、彼女の席は通路側である必要があるのです!店員さんとのやりとりが彼女の視界に入らないように、通路に背を向けてもらう計画でした。うまくいきました。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

席について記念撮影をしました。

美しい建物の中、広々とした店内でゆったりとした時間が流れます。美味しく料理を食べる彼女と、ドキドキが止まらなくて食事どころじゃない僕。

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こちらが本日のメニューです。それぞれ好きなものを組み合わせてフルコースを選択できるアラカルトなタイプでした。

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ドリンクはシャンパンを注文しました。

僕はアルコールが得意じゃないのですが、緊張のせいか飲めないのにグイグイ飲んで足元がふらつきそうでした。危ない危ない。

プロポーズという大切な場なのでアルコール量には本当に、本当に気をつけましょう。(なんならノンアルコールがおすすめです)

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彼女が選んだ前菜は「季節野菜の美食家風サラダ」。

一口貰いましたが全ての味のバランスが絶妙でめっちゃ美味しい。香りを楽しむ程度のフォアグラの量がちょうどいい。

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僕が選んだ前菜「フランス産エスカルゴ」。サイゼリヤで見たことあったけど、食べるのは初めてです。

「プロポーズするぞ!」っていうチャレンジャーな精神状態だったのでメニューもチャレンジしてみました。人は極度な緊張感に襲われると思いもよらぬ選択をするのですね。

次にエスカルゴを食べる機会があればこの日を思い出すことでしょう。

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次は魚料理。カサゴのなんとかです。

「魚料理の後は肉料理、肉料理を食べ終わったらいよいよその時...。」

そう思うと料理の味なんてどうでも良くなってきます。ただただ、目の前にある食物をお腹に入れるのみです。

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明日からの海外旅行について話しながら、和気あいあいと食事を進めています。 緊張が彼女にバレないよう平常通りの感じを頑張って振る舞っていました。

(しかし帰り際、店員さんに「すごく水飲んでいらっしゃいましたねー。見ていて緊張感が伝わってきましたよ〜」と言われました。こっそりチェックされてたか。えへへ。)

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そしてメインの肉料理。「おいしいかったです。」感想は以上です。

 

「これ食べ終わったらついに...ついにその時が来るのか!!」それしか頭になくて、プレッシャーが半端なく襲ってきていて、詳しい味を覚えていません。

ドラマで見るプロポーズってみんな格好良くスマートにやり遂げているけど、実際やってみるとそんなスムーズには行きませんね。

 

肉料理を食べきりました。

 

店員さんにも今日プロポーズすることを伝えてあるので、もう実行するしかない!「やっぱり今日はやめて今度にしようかなー」っていう逃げ道を自ら塞いでおいてよかったです。店員さんに伝えていなかったら、もしかしたら弱気になっちゃったかもしれません。

 

いよいよ動きだすとき、頑張れ僕!

プロポーズの瞬間を残しておくための準備

月9ドラマ主演の俳優も顔負けな演技力を発揮して、彼女にあらかじめ決めていたセリフをさりげなく伝えました。

 「あーそうだー。次はデザートが来るから、来たら一緒に写真取ってもらおうかー。」

 

それを口実にして、計画しておいた位置にカメラを配置しました。

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  • 広角レンズを取り付けたミラーレス一眼
  • 360度撮影できるTHETA S
  • 胸ポケットに装着したアクションカメラ

事前の下見で、カメラをテーブルに置く許可をレストラン側に頂いていたので遠慮なくセッティングできました。やっぱりプロポーズに事前準備は大切です。

しっかりと自分たちが映り込むような角度でカメラを設置して、バレないように録画開始ボタンを押してトイレに向かいました。

 

プロのカメラマンの協力があればいいんですが、現実的には自分一人だけでなんとかしなければなりません。

といっても、アクションカメラは1万円以下で購入できるし、ミラーレスカメラの代わりにiPhoneを三脚に設置して録画しておくのでも十分綺麗に映ると思うので、プロポーズ計画中でこの記事に行き着いた方はぜひ検討してみてください。

本当に貴重な瞬間を記録できるはずです。

離席してトイレに向かいます

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肉料理を食べ終わって皿が引かれたのをきっかけに、指輪と手紙が入った袋をさりげなく取り出して「ちょっとトイレ行ってくるねー」と言いつつ席を立ちました。

(実はこの日の朝から「ちょっと今日お腹の調子が良くないかも」とぼそぼそ伝えるというつじつま合わせをしておきました。)

 

レストランの入り口に向かうと、昨晩相談した紳士的な店員さんが待っていてくれました。落ち着いた声で一言「どうぞ。」と預けておいたスーツを渡されます。

「どうぞ」 の一言だけだったけど、「焦らず頑張ってきなさい。」というような雰囲気を感じました。ありがとうございます。がんばりますっ!!!!!!

 

レストランを出て通路の先にあるトイレに早足で向かいます。

 

 

緊張で手足が震えます。

「これ自分の手じゃないだろっ」ってくらい震えます。過去にこんなに緊張したことがあっただろうか...。(今思い出すだけでも手が固まってくる)

あまりトイレ内で時間をかけていられないので、とりあえずスーツに着替えます。

事前に準備しておいたアクションカメラを装着。そして録画開始。

(アクションカメラに小さな三脚をつけて、スーツの胸ポケットに差し込みました。どのくらいの角度にしたらいいか、映り具合は大丈夫かなども事前に自宅でチェック済みなのです。準備万端)

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顔の表情もこわばってきてヤバイ。

 

ここからプロポーズ完了まで動画を撮ることができました。さすがに動画の公開は恥ずかしいので、静止画として切り出してブログに載せていきますね。

鼓動がドックンバックンしてます。

 

「大丈夫、できる、大丈夫、できる、手紙を読んで伝えるだけ。できるできる。できる!」

そんなふうに口に出すことで自分を落ち着かせました。

 

...準備は完了。

 

最後に、彼女の元に向かう前に、スマホでこれまでの四年間の二人の写真に目を通しました。15秒ほどスクロールして思い出を振り返ります。大丈夫。きっと大丈夫。

 

ネクタイを首元までしっかりと締めて、不慣れなスーツ姿の僕は、ついにトイレを出まます。

落ち着いて一歩一歩堂々とした足取りでレストランに戻ります。

いよいよその時

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着替えた服は入り口で預かってくれました。

席まで向かう途中、昨日お会いした何人かの店員さんは軽く笑顔を見せてくれた気がします。しかし、その時の僕には笑顔を返す余裕なんてありません。

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そっと彼女の背後までたどり着きました。

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「ooちゃん。」

そっと名前を呼びかけました。

声小さかったかな...不安になりもう一度。

「ooちゃん!」

 

「えっえっ?何っ?」

さっきまでTシャツだった僕がスーツ姿になっているのを見て、状況が読み込めない彼女。(驚かせてごめんね。)

 

「伝えたい事があるので聞いてください。」

という出だしで、震える声を抑えながら手紙を読み上げました。

急がないようにゆっくり、彼女の顔を見ながら、笑顔で読む。...そう意識しながら何度も何度も練習していたのに、本番となると声も手も震えるし、焦るし、緊張しまくりました。

準備もしたし、イメトレを重ねても震えたってことは、僕にとってのプロポーズというものはこういうものなんでしょう!今の自分の力を出し切ったので満足です。

時間にして1分、なんとか手紙を最後まで読み終わりました。

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彼女の手を握りながらひざまずきます。

 "プロポーズ ひざまずき方" でどっちの足を曲げるのかまで調べていたけど、もうそんなことどうでもいい。僕の意識は100%彼女に向いています。

 

スーツの右ポケットに忍ばせておいた指輪の箱を取り出します。

一度深く息を吸ってから「愛しています。結婚してください」と伝えました。

 

 彼女から「はい。」の返事を貰った瞬間

「あっ..プロポーズできた!成功した!!!」

と一気に緊張の糸が緩んで彼女と二人で笑い合いました。

 

ひざまずいたまま、彼女の手をとって薬指に指輪をそっとはめます。

これにて、僕のプロポーズは完了しました。

 

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後ろのテーブルに設置しておいたカメラではこのように撮影できていました。画角といい、背景といいバッチリだと思います!

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こうして「ドーナツ計画」は無事完了。

緊張感に襲われすぎて疲れ果てました。

僕も向かいの席に戻ると、店員さん一同から「おめでとう!」と書かれたデザートプレートとお祝いの言葉をいただけました。

帰り際にはあのクールなおじさん店員さんが「(休館日含めて)二度も下見に来てくださったんですよ。お幸せに。」と笑顔でネタばらししてくれました。めっちゃいい人じゃん!

レストランの皆さんとってもいい方でした。本当にありがとうございました。

プロポーズ後も感動が待っていました

ちょっと照れくさい雰囲気のままレストランを出ました。

そこから10分ほどの距離にあるホテルへ二人で歩いて向かいます。(翌日からタイ旅行なのです)

「翌朝に成田空港へ行くし、長時間滞在しないから眠れればそれでいいや」となんとなく選んだのが、オープンして間もなかったビジネスホテル 「レム六本木」です。

国立新美術館から徒歩で10分、ちょうど東京ミッドタウンの向かいに位置しています。

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チェックインを済ませてホテルの部屋へ入るとそこにはなんと...!

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「どうだ!これぞ東京の夜景!」という最高に美しい夜景!

ただただ、感動です。

 

しかもですよ...

 

4年目、彼女と初デートした日の食事後に寄ったカフェが部屋から見えたのです。本当に偶然。

まだ他人同士だった2人。初めて2人きりで会った日。

彼女の住んでいる家までは遠かったのに、遅い時間だったのに、カフェで緊張しながら話をしたなぁー。今でもあのカフェのあの席で目にしていた彼女を覚えています。

思い出の場所でプロポーズすることにして本当に良かったなぁ。

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こんなに人が住む街で愛する人に出会えた僕は幸せだ!なんて思っちゃったりします。

そして部屋でも記念撮影。

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真夏に着慣れていないスーツを着込んで汗だくになったので、部屋に入ってすぐにシャワーを浴びました。なので、僕だけパジャマ姿!記念撮影だけど、パジャマ姿!

いつもふざけあって笑顔が溢れている僕たちらしい。お気に入りです。

それにしても、レストランでのTシャツ→スーツ→パジャマと差が激しい1日でした。

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彼女が撮ってくれたこの写真、すごくいい。やり遂げた男の後ろ姿ですね。

 

その後も夜景をバックに写真を撮ったりして深夜0時すぎに就寝しました。

こうして僕にとってずっと忘れることのない大切な一日が終わりました。

まとめ「人生で一度のプロポーズ。自分が納得いくまで計画して、勇気を出して実行しよう。」

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プロポーズの有無や伝え方は人それぞれ。

「これをやっておけば間違いない!」なんていう正解は無いと思います。大切なのは自分たちに合っているかですよね。

プロポーズの場として僕が選んだ「フレンチレストラン in 夜の美術館」というのは、今の僕が何日もかけて色々と悩んで考えた中で行き着いた計画だったので、僕ができる一番良いプロポーズを実行できたと思っています。

準備がギリギリになったとか下見に行ったら閉館日だったとかいう多少のミスはありましたが僕のベストを尽くすことができました!

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今プロポーズを考えている方がこのブログに行き着いてくれて、少しでも参考にしていただける事があったならとても嬉しいです。

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今後、家族や友達に「どんなプロポーズしたの?」って聞かれたときには胸を張って撮りためた写真を見せながら色々と語ろうと思います。

そしてまた新たな日々が始まるのです

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翌朝、ガタッガタッという音で5時に目が覚めました。

 

 

「ベッドの上から窓の隙間を見ていたんだけど、とっても綺麗だから開けたくなったの。」

そう言って彼女がカーテンを開けると外には思わず息を呑むような風景が広がっていました。

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東京の街にかかる朝靄、静かな朝焼けに染まる街並み。

今日から婚約者になることができた僕たちは、しばらく会話を交わすことなく美しい風景を眺めました。

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この景色も「新たな生活の幕開け」として最高の想い出。

 

こうしてプロポーズという超大イベントを行った翌日、二人とも寝不足のまま(結果的に婚前旅行となった)タイ旅行 へと旅立ったのでした。

 

長文にお付き合いいただきありがとうございました!

 

【追記】

そのほか、結婚に関する記事はこちらからどうぞ!

www.monomono-blog.com

【夜の美術館でプロポーズ#1】僕がプロポーズ場所として「国立新美術館」を選んだ理由。

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ひたすら調査をして計画を考えていたら、プロポーズ予定日の3日前になってしまいました。

  • レストランを予約←まだしていない
  • レストランの下見←やっておきたい
  • 指輪を購入←まだ買ってない
  • 手紙の用意←まだ書いてない

急がないと間に合わない....!

目次

 

僕が選んだのは「フレンチレストラン in 夜の美術館」

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前回の記事でプロポーズの必須条件を決めました。

  • 何十年後でもその場所が存在していること。
  • 街中など多数の一般の人に囲まれるのは避ける。
  • プロポーズの瞬間を記録として残したい。
  • おしゃれ感は必要。

これを満たすような場所として、夢に出るくらい悩みに悩んで思いついたのが国立新美術館にある「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」というフレンチレストランです。

フレンチレストランって難しい名前が多くていつも名前覚えられないですね。

都内に数あるレストランの中でここを選んだ決め手は「4年前に初デートをした六本木」であるという点でした。

あと「夜の美術館」っていう響きがしっくりきて気に入りました。

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ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼは美術館内のコンクリートでできた逆円錐状の構造物の上にあります。もはやレストランの存在自体がアートのよう。

閉館後の美術館という稀な環境でレストランだけがオープンしているので、美術館への来訪者が全く居ない静かな空間で食事をすることができます。

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優雅に波打った曲線をガラス張りで作り上げた外観は何度見ても美しい。デザイン設計は黒川紀章さんによるものです。

建物内部から見てみると、その構造を作り出している鉄骨が規則正しく並んでいる姿が息を呑むほどの美しさです。

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内側の壁に証明が配置されているので、外が暗くなると自分たちの影が窓ガラスに反射してそれもアートのようです。

※これらの国立新美術館の写真は、数年前アートナイトというイベントに行ったときに撮ったものです。(普段の夜間は美術館の証明が落とされるため暗いです。)

 

国立新美術館は「日本で5館目の国立美術館」かつ、入場者数も日本でTOP5に入る美術館です。ここならきっと数十年後も変わらず存在し続けているでしょう。

計画に気づかれないようにレストランに誘おう

僕が決めたプロポーズの日は、二人でタイ旅行に出発する前日。あらかじめ彼女にはレストランに行くことを伝えておきました。

僕:「タイ旅行の日、朝イチで成田まで行くの大変そうだから、前日の夜にどっか安いホテルとって宿泊でもいいかな?」
彼女:「うん、いいよー。」
僕:「わかったー!適当に探しておくね。」

(実はこの時点でホテルもレストランも決めています)

ー翌日ー

僕:「そういえば予約したホテルの近くに、前から行きたかったフレンチがあるから夜そこで食べるのでもいい?」
彼女:「おっけー!」

よし、バッチリ。

レストランなんて豪勢な場所には年に数回しか行かないんですが、普段から割と突然「(どこどこ) 行こう!」ってなるので、プロポーズイベントがあるのはバレていないはずです。

 

プロポーズが終わったあとに「もしかして何かあるって感づいてた?」と彼女に聞いてみました。すると彼女は「全然気が付かなかったー!けど、海外旅行に行く前日になんでフレンチ行くのかなっては思った。」とのことでした。

うん、おっしゃる通り。海外旅行前日にレストランとか普通はありえないですね。

海外旅行の前日にセッティングしたのに「えー...。フレンチ行くの別の日でよくない?」ってツッコまなかった彼女に感謝です。

レストランの下見に行ってきました。

あらかじめ彼女には「今週は毎日残業で遅くなると思うよ。」と伝えておきました。(嘘ついちゃってごめんね!)

プロポーズ予定日の2日前、会社を19:30に退勤して国立新美術館へ向かいます。職場から国立新美術館までのアクセスが良くなくて電車を乗り継いで30分くらい。

「うーん。レストランの人になんて言おうかなぁー。なんか恥ずかしいなぁ。」と電車で移動中も緊張しっぱなしでした。

「この際、下見しなくてもいいんじゃないか?」と途中で心折れそうになりながらも、なんとか六本木駅まで到着しました。

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ここは彼女と初デートの待ち合わせをした六本木にある無印良品です。始まりの場所。

今でも当日の緊張感を思い出します。この店舗もずっと存在しているといいなぁ。

 

六本木駅から10分ほど歩いてあの角を曲がったら美術館に到着という路地まで辿り着きました。

僕は暑いのがとても苦手なので、真夏はTシャツしか着ません。そんな僕が、鞄の中に突っ込んでおいた白シャツを羽織ってレストランに似合った服装に着替えます。

そう、僕はTPOの配慮ができる男なんです!(意味深)

美術館の近くにある焼肉屋の前でシャツのボタンを襟まで留めて、大きく深呼吸。

緊張を抑えてから「よしっ、いくぞ!」と気合をいれて門まで歩きました。

 

しかし美術館が見えた瞬間、緊張とは違う不安がよぎります。

「あれ...?暗い?美術館自体は閉館している時間だけど、暗すぎじゃ...。」

暗闇の中に目を凝らすと門の端には「本日休館日」の文字が。

「あぁぁぁ〜!やっちまったーーーー!」

思わず口に出てしまいました。火曜日が休館日だなんてほんの少しも想定してなかったよ。

まぁこうやって語れる思い出になったので、結果良し?なんですが、あまりのショックで門の前で写真さえ撮っていませんでした。閉館日の看板撮っておけばよかったなー。

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プロポーズの準備が山盛り残っているのに、大幅なタイムロスとなりましたが仕方ないのでそのまま帰宅しました。

週末に控えていたタイ旅行の予定も計画しながら、彼女が眠ったあとにプロポーズ計画を練りました。

  • 当日はサプライズとして、途中でテーブルから離れてスーツに着替えてプロポーズしよう。
  • 明日もう一回美術館まで下見に行くんだから、スーツを持っていって翌日まで預かってもらえるか聞いてみよう。

その他、花束を用意した方がいいのか、必要な場合は当日どこで購入してどうやってバレないように持っていくのかなど考えました。(結局はプロポーズ翌日から海外旅行なので、すぐに花を捨てるのが悲しいため花束は無しで挑むことにしました。)

「また明日 下見に行こう。」

2度目の下見に行ってきました。リベンジ。

美術館が休館日で下見に失敗した翌日も19:30に職場を出発してバスで美術館まで向かいました。

Tシャツでも汗が滲むような真夏の夜、美術館近くまでたどり着いたら昨日と同じように白シャツを羽織ります。

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美術館自体は閉館していてひっそりとレストランだけ営業中。外観はこのくらいの薄暗さです。

ラストオーダーの時間も終わっていたため、通常は入館さえできません。ノーアポですが、門にいる警備員のおじさんに話しかけます。

 

僕:「あのーすみませーん。明日予約している(名字)ですが、レストランの方に相談したいことがあるのですが...。」
おじさん:「あーはい。あー、もうラストオーダー終わっちゃってるんですよねー。...あーどうしようかなー。」

(えっ、警備員の人なんか冷たい)

おじさんは僕から少し離れて無線で連絡を取ってくれています。

おじさん:「こちら正面ゲート、明日予約のお客様がいらっしゃっているんですが ごにょごにょ」
おじさん:「えーと、予約してるんですよね?お名前は?」
僕:「(名字)です。」
おじさん:「(名字) 様が... ごにょごにょ」

僕が遠い目で美術館を見つめながら「もしかしてまさかの入館できないパターンかな...?」って考えている間、しばらく無線でのやり取りが続きました。

おじさん:「では、正面玄関は閉まっていて、左に進んでいくとウッドデッキがあるのでその扉から入ってください。」
僕:「あ、ありがとうございます!」

さすが美術館。警備が超しっかりしてました。予約が無いと入れないのかとドキドキしました。

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(歩きながら撮影したからブレブレなのです)

敷地内に入り少し進んでいくと、レストランの店員さんが迎えにきてくれました。

店員さんにドアを開けてもらい、美術館内に入ります。白い鉄骨と透き通ったガラスが美しい。

 

閉館して2時間も経過しているので1階部分には誰もおらず美術館の照明もかなり暗めになっていました。ドキドキします。

ガラス張りのエレベーターに案内され3階へ。

「下見するだけなのに、何この緊張感?!けど明日はこの何倍も緊張するんだから、慣れておかないとなぁ。」

そう考えながらあっという間にレストランの入口までたどり着きました。

ここからは店長らしきスーツを着た紳士的なおじさんに案内をバトンタッチ。

僕:「お忙しいところすみません。明日予約している(名字)というものです。」
スーツさん:「はい。」
僕:「えーっと、明日プロポーズをしようと思っているのですが、いくつか相談させていただけませんか?」
スーツさん:「はい、よろしいですよ。」

こちらのスーツの男性、丁寧かつ冷静な対応なのですが、笑顔がなくて「えっ?怒ってる?」とちょっとビビりました。

 

聞きたいことがいくつかあり聞き漏れると大変なので、前日に「レストランで相談することリスト」を作っておきました。

それに従って一つ一つ質問しながら、スマホでメモをとりました。(以下の内容はレストランの混雑具合などによって、可否が変わると思うので参考程度にどうぞ。)

幾つか抜粋します。

  • スーツ預かってくれる?トイレ行くふりして受け取っていい?→ 「はい、よろしいですよ。」
  • 席って決まってる?HPには指定できないってあったけど。→「 明日はご予約が少なく空いているのでご指定いただけますよ。よろしければ店内へどうぞ。」→ じゃあ、ここの席でおねがいします!
  • デザート前にプロポーズしようと思っているんですが肉料理の後ですよね?→「 はい。」
  • 声をかけるまでデザートを出すの待っていてもらえますか?→「 かしこまりました。」
  • 記念に動画を撮りたいんですが、机のうえに小さな三脚を立ててもいいですか?→「 大丈夫です。」
  • 明日の夜はどのくらい混雑しますか?→「 今のところ予約が多くないので本日くらい(3,4組程度)です。」

すごく機械的に的確に質問に答えてくれるおじさん。あっという間に質問が終わりました。

そのほか自分で確認したことは、

  • どんな音楽がかかっているか→何かの曲が流れているけどかなり小さくてほぼ無音。フォークの音が響きそうなくらい静寂。
  • トイレの位置→店を出て正面。これでサプライズのとき迷わず行動できる。
  • そのほか明日の緊張を少しでも和らげるために、できるだけレストラン内の様子を覚えてイメージしておきました。

「確認させていただきたいことは以上です。ありがとうございました。」

そう言って僕はレストランを後にしました。

 

帰りのエレベーターの中では見送ってくれた別の店員さんに「実は昨日も来たんですけど休館日だったんですよねー。へへへー。」と雑談を交わす余裕が出ていました。

一人でレストランに下見に来ることなんて人生で一度きりかもしれません。こうやって緊張しながら下見したのもきっと大切な思い出になっていくのでしょう。

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以上で下見は完了です。

めっちゃ緊張したけど行っておいてよかった。うん、ほんと良かった!

これからプロポーズを考えている方、当日は(本当に)吐きそうなくらい緊張するので事前にその場所に行ってイメージしておくといいですよ。

あと、事前にレストランの方と顔を合わせて、説明しておけるっていうメリットが最強です。

「タイミング悪く店員さん来たりしないかな。カメラで撮っていいのかな。サプライズなのにバラされたりしないかな。」とか、当日に余計な心配をしないですみます。

(レストランの方々、僕のプランを通りやらせてくれてありがとうございます!)

 

家に帰り、残っている準備や当日の流れの確認などをしていて深夜1時に眠りました。

いよいよプロポーズ当日。

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ついに、ついにこの日がやってきました。

珍しく目覚ましが鳴る前に目が覚めました。

時計を見ると時刻は午前5時30分

さすがに睡眠時間が足りていないので、二度寝しようと思うものの緊張で眠れません。

午前中に終わらせないといけない作業や、今夜のプロポーズのシュミレーションが浮かんでくるのです。

隣で眠っている彼女を見ながら「あの日、出会ってから4年。ついに今日プロポーズするんだなぁ。」としみじみ感じていました。

4年間っていうとかなり長い期間のはずなのに、思い出を辿っていくとどれもこの間のように感じます。不思議です。

残っているタスクを当日の午前中に遂行しました。

このプロポーズ当日は海外旅行予定枠として僕も彼女も有休を取っていました。翌日から海外旅行です。

朝9時になって、僕は予約していた美容室に向かいます。何故かよくわかりませんが、段々と落ち着いてきました。30分くらいでカット完了。ここからが忙しい。

彼女には「髪切ったあと、ちょっと買い物してくるねー。昼までに帰るねー。」ってメールを送ってから、残ったプロポーズ準備作業を完了させるため、あちこち回って行動します。

手紙を準備しました。

昨日レストランに下見に行って確信しました。

「これ、絶対緊張して頭真っ白になるやつだ。」

何も見ないで想いをすべて伝えることができるのならそうしたい。でも緊張で全て忘れて何も言えなかったら悔しい。ということで、カンペを作ることにしました。

手の甲にマジックペンで書こうかとも考えたけど、それはダメだ。レストランに向かっているときにバレる。

手紙にしたらそれも記念になるかなってことで書くことにしました。

だいぶ前から話したい内容を考えてEvernote上に記してあるので、あとは文を整形して手紙に書くだけです。

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午前10時。

開店直後の人の少ないLOFTに駆け込んで、手紙コーナーへ直行します。

シンプルで落ち着いた雰囲気のレターセットを探すものの見当たりません。しかし残された時間は僅かなので、他の店舗を探し回っている時間もありません。

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売り場をぐるぐると何度も回り悩みながら、いくつかある封筒と便箋の中からしろくま模様の便箋を手に取りました。

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タリーズコーヒーに移動してきました。

スマホ上で準備しておいた手紙の内容を買ったばかりのボールペンで紙に書き写します。

文字が汚い僕は手紙を書くのがとても苦手です。少しでも綺麗に書くために、1回目は全体の文章のバランスを見るために下書きとして書いて、2回目はできるだけ丁寧な文字で時間をかけて書きました。

その時の写真がこちらです。↓

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

こんな所で写真を撮る人はほとんどいないと思うけど、これも思い出! 

「この手紙があれば、緊張しまくってもなんとかなるはず!」とちょっと強気になれました。

ジュエリーショップへ突撃

手紙を書き終わったら指輪屋さんに向かいました。

店員さんに1対1で接客されるのでめっちゃ緊張します。緊張で汗がたれてきます。

でもそんなことで躊躇している時間もないので、到着してすぐに店員さんに話しかけました。

僕:「あっ、すみません。婚約指輪っぽいものを探してるんですが。」
店員さん:「かしこまりました。ブライダルリングはこちらにございます。」
僕:「あっ、えーと、本当のやつは後日彼女と一緒に選ぼうと思っていて、プロポーズのときに渡すものを探しています。」
店員さん:「そうなんですね!ではこちらやこちらはいかがでしょうか?」
僕:「サイズがx号のものだとどれがありますか?」
店員さん:「こちら、こちら、...略...こちらがサイズございます。他のものも数日で取り寄せも可能でございます。」
僕:「実は、今夜必要なんです。ハハハ」
店員さん:「今夜プロポーズされるんですね!」
僕:「もうちょっと早く来たかったんですが他の準備が忙しくて。」

そんなこんなで見せていただいた中で、僕が気に入ったウェーブのかかったホワイトゴールドの指輪を購入しました。数万円だったのでちゃんとした婚約指輪に比べたら安いものです。

後に知ったのですが「プレエンゲージリング」っていう言葉があるらしいです。プロポーズ用の高くない指輪のこと。正式な婚約指輪はプロポーズ後に彼女と一緒に買いたいっていう人用の指輪です。

店員さんに帰り際に「頑張ってくださいね!」と応援してもらえました。ありがとうございます。任務遂行できる気がしてきました。

同棲中の彼女に指輪がバレないように、紙袋をリュックに入れたまま帰宅しました。

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その後家で昼食を食べ、翌日からの海外旅行の準備を済ませました。

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時刻は17時すぎ。

「そろそろ出発しよっかー。」と言いながら家を出発するときに、玄関でこっそりリュックの中を確認します。

「指輪と手紙、ちゃんと入ってる。よしっ。」

 

旅行のスーツケースをゴロゴロと転がしながら、彼女と一緒に家を出てレストランへと向かうのでした。

(...いよいよだ。)

 

次の記事につづく。

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【夜の美術館でプロポーズ#0】ついに僕のプロポーズ大作戦を実行してきました。場所やタイミング、方法はこんな事を考えて決めました。

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「(まだ)特別な日でもない日」に彼女と訪れたフレンチレストラン。

メインの肉料理の後、僕はトイレに行くふりをして席を立ちます。

慣れていないスーツを急いで取り出し、着替えた僕。

 

「よし...できる。できる。きっと大丈夫。」

そう自分に言い聞かせました。

 

緊張で震えている手で手紙を握りしめ、足音さえ響き渡るような静かなレストランに戻ります。

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そっと彼女に近づいて名前を呼びかけるのでした...。

 

 

【プロポーズは3記事に分けて書いています】

目次

まえがき

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いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

ものものブログの筆者である「ものもの」です。

2017年8月末、僕は4年間付き合っている彼女にプロポーズをしました。

これから数記事に渡って、考えを練って僕なりに全力で頑張ったプロポーズについて語らせてください。

  • 「自分ももうすぐプロポーズしようと思っているけどどうしよう」っていうドキドキで困っている男性に、少しでもヒントとか勇気を与えられたら嬉しいです。
  • すでにご結婚されている方は「私のときはあんな感じだったなぁ〜」ってお相手と懐かしむきっかけになれば嬉しいです。
  • プロポーズの予定がない人は「いつか来る日」のイメトレとして読んでみてください。

ということで、プロポーズ計画・準備・実行について書いていきます。よろしくおねがいします。

これまでの経緯とか

すごくざっくりですが、ここ最近までの僕らの経緯です。

  • 2013年6月、付き合い始めました。
  • 2015年9月、彼女に同棲をしようと伝えました。
  • 2016年12月、お互いの両親に挨拶をして、同棲の許可を得てから引っ越しを行って同棲を始めたのが去年の年末です。

「だらだらと同棲を続けるのはだめだ。」と同棲する前に強く思っていましたが、プロポーズのきっかけが掴めないままあっという間に8ヶ月が過ぎていました。

2017年7月。「このままじゃ今年もすぐ終わってしまう。...よし。プロポーズしよう!」と決心していよいよプロポーズ計画が動き始めたのです。

「ドーナツ・プロジェクト」始動

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「えーっと...どんなプロポーズにしよう。というか、何がいるの?どうしたらいいの?」

何もわからない状態から始めたプロポーズ計画。

とりあえずは作戦を練るために情報をかき集めました。

「ネットで調査→自分で考える」を繰り返して、Evernoteにまとめながら計画していきます。

 

で、そのEvernoteのページのタイトルが「プロポーズ計画」だと、彼女に少しでも見られたらバレてしまいます。

そこでスパイ映画さながらのコードネームを考えることにしました。

プロポーズ → 指輪 → 丸い → ドーナッツ

「ドーナッツ計画」と命名。

(「イカリング計画」にしようかと思ったけど、ドーナッツの方がときめきますよね!)

 

まず決めたのはタイムリミット。

元々は「絶対この日までにプロポーズする!」っていう期限は無かったんですが、なんとなくの感覚で計画を進めていると来年に持ち越しになる気がしたので、1.5ヶ月後に設定しました。

こうして「目的: 2017年8月31日までにドーナッツ(指輪)を渡すこと。」というドーナツ計画が始まったのです。

やるべきことリストを考えました。

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何から手をつけたら良いのか迷ったので、この時点で思いつくことを書き出しました。

  • 全体の日程計画 ←いまここ
  • アイデア検索&ブレスト
  • 詳細な計画を立てる
  • 必要な予約などを行う
  • 代用ドーナッツ準備
  • ドーナッツ渡し本番
  • (後々、正式なドーナッツを一緒に買いに行く)

婚約指輪は渡したい。けどどうせなら一緒に選んで納得がいくものにしたかったので、プロポーズ当日用の指輪(コードネーム:ドーナツ)を買っておいて、プロポーズ後に彼女と一緒に婚約指輪を買いに行くことにしました。

僕は海外の動画で見たことのある「指輪の箱を開けてひざまずく」っていうのをやりたかったんです。ちなみにプロポーズのときに箱を開ける行為を通称「箱パカ」って言うことを知りました。

ネットで調べてブレストしてみよう。

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ブレストっていうのは「実行するか、現実味があるかは気にしないで、とにかく思いつくままにアイデアだしてみよう。」って感じの意味です。

まずは「プロポーズ 方法」でググってみて片っ端から読んで、良いなって思ったものをメモしたのがこちらです。

#ネットアイデア

  • 夜景が見えるレストラン
  • 想い出の場所
  • 自宅
  • 旅行中
  • 彼女の友達に協力してもらう
  • 高級ホテルの一室
  • 観覧車の中
  • 婚姻届と一緒に
  • 想い出の写真をたくさん準備
  • 想い出の動画を作る
  • スーツ姿
  • 新聞やパンフレット風でサプライズ

まさに王道と言えるレストランから、旅行中やサプライズまでいろいろ。

後半は具体的にどんな感じで伝えるかっていうのもメモっていました。

「新聞やパンフレット風」というのは、一見普通の新聞だけど、よく見ると『結婚してください』の文字を入れた物を机に置いておくものです。準備は大変そうだけど楽しそうですね!

必須条件を考えた

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ネットのアイデアを見てみて、だんだんとイメージが湧いてきました。

たくさんのプロポーズを見ていると、自分が少女漫画の世界に入り込んでいるような気分になってきます。自分のロマンチック度がぐんぐん上がっていくのがわかります。恋の魔法。

そして「これだけは譲れないよ。逆にこれは僕達に向いていないからやめておこう。」という条件を書き出しました。

 

【おしゃれ感は必須】

「ねーねー、理想のプロポーズってどんなの?」って彼女に聞くわけにはいかないけど、僕が思いつく限りのお洒落な場所にしたいです。ネットの掲示板で「私は自宅でプロポーズされたけど本当はもっとちゃんとした場所を期待してたので、やり直してもらいました。笑」みたいな意見をたくさん見たせいなのか、僕が実はロマンチストなのかもしれません。 

 

【フラッシュモブなど大勢の前で目立つようなことは避ける。】

大勢の前で「ハッピーバースデー!おめでとー!ぱちぱち」っていうのが彼女は苦手だということを知っていたので、そういうワイワイ系は却下。

僕と彼女にとっての必須条件として考えたものなので、相手によっては「野球場の観客の前でサプライズプロポーズが最高!」っていう人も居ると思います。

逆に「家で夕飯を食べているときに自然に伝える」っていうのが一番いいよっていうカップルもいそうですね。

 

【その瞬間を記録として残したい。】

瞬間を記録に残したいというのは完全に写真好きな僕の希望です。

1年後も、10年後も30年後でも「大切なプロポーズの日の思い出」として映像を残したかったんです。人は忘れてしまう生き物だからこそ思い出すきっかけとして残したいのです。

いや、実際見るときは相当照れくさいでしょうけどね。幸せてれくさ。

 

【この先無くならない場所】

「もう一度訪れることができる場所」という条件。

せっかく想い出の場所になるのだから数年後、数十年後でも消えてほしくありません。またいつか、同じ場所に行ってプロポーズの瞬間を感じたいなって思うんです。

普通のレストランは閉店してビルも建て替えられてしまうかもしれないです。東京タワーやスカイツリーや歴史的建造物ならそう簡単に撤去されたりしなさそうですね。(ただし人混みがやばそう)

 

【再訪するのにできるだけコストがかからない場所】

 高級ホテルの一室でプロポーズをした場合、もう一度同じ部屋に宿泊するのは大変そうです。(ホテルでプロポーズすると言えば、スイートルームとかなので)

「近くを通ったからあの場所に寄ってみようか」ってのができる場所が良いのです。できれば入場料程度で再訪できるところが理想的。

 

さて、条件は出揃いました。

果たしてこんな条件に合うような場所、シチュエーションはあるのでしょうか。そう考えながら悩みの沼にはまっていくのでした。

三連休で計画を進める予定が...

そんなこんなで悩んでいるうちに、タイムリミットまで1.5ヶ月あったはずが残り2週間になってしまいました。

夏休みの宿題は最終日まで残っているタイプな僕らしい。

8月末に3連休があって、たまたま彼女が用事で実家に帰る予定でした。そこでプラン決定と準備をしようと思っていました。

しかし連休前日の夕食の時間に彼女から予定外の報告が...。

彼女:「やっぱり実家帰らなくて大丈夫だよ〜」
僕:「えっ、帰らないの???」
彼女:「帰ってほしいの...?」

ちょっと不機嫌になる彼女。

プロポーズ計画を立てたいからと言えるはずもなく「いや、そういうことじゃないよー」と返すしかありません。苦笑

プロポーズの後日に彼女に聞いたら、僕は「すごい帰ってほしそうだった!」らしいです。一言だけなのに鋭い。

 

ということで、

  • プロポーズする場所の下見に行く。
  • 指輪を選ぶ。
  • 手紙を書く。
  • 当日をシュミレーションする。

やることが沢山あったのに三連休はほとんど予定を立てることができませんでした。予定通りに進める難しさを実感します。もっと余裕を持って計画しておけってことですね。

そんな状況でプロポーズ予定日はあと4日となりました。

リサーチと準備は間に合うのか...。

 

正直なところ、8月末の期限を9月末まで期限しようかとも考えたんですが「今延期したらきっとまた先延ばしにするだろうな」そんな気がしたのでなんとしてでも8月以内に実行したかったのです。

自分で期限を決めて置かなかったら何だかんだ理由を付けて逃げてたなきっと。

プロポーズの場所選びに悩みまくる。

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「8月末に行くタイ旅行中 のどこかでプロポーズしよう」...とも考えてみたけれど、海外旅行中にロマンチックな場所に行けるかがわからないし、今後気軽に訪れて思い出を楽しめる場所でもないので旅行中のアイデアは却下しました。

「じゃあ、出発直前の成田空港?いやいや、人が多すぎて注目を浴びまくるよ、だめだ。」

ありとあらゆる場所を候補にして、考えて調べまくりました。

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  • 落ち着いた雰囲気
  • 再訪しやすい
  • プロポーズしていても不審に思われない

そういった考えから行き着いたのは、レストラン。

王道と言われるのにはちゃんとした理由があるんですね!悩みに悩んで納得しました。

まずはホテルに併設されている都内のレストランを片っ端から探してみることに。

「ここも良さそう、あそこも良さそう」...だけど、どこのレストランもここに決めよう!っていう決め手が見つかりません。

都内でおしゃれなレストランなんて星の数ほどあるし、「高層階からの夜景が綺麗」とか「オープンテラスあります」とか「個室で二人きりになれます」などのキャッチコピーが掲載されていて、本当にめちゃめちゃ悩みます。大事な想い出の場所になるところだから。

 

「うーーーーー。やばい決まらない!」

 

数時間検索を続けて悩みながらネットを徘徊していたら、たまたま「思い出の場所でプロポーズされました」というコメントが目に止まりました。

 「あーそれもいいなぁー。」

と自分にとっての思い出の場所を思い浮かべてみます。

「4年前、初めてデートしたのは六本......あ!あー!そういえばあそこのあの建物内にレストランあった〜!

ずっと悩んでいた場所選びの答えが一瞬にして降ってきました!

 

こうして運命的に(?)プロポーズ場所の候補が決まったので、翌日の会社帰りにこっそり下見に行ってからレストランに予約を入れることにしたのです。

(が、この下見も一筋縄ではいかないのでした。)

 

 次の記事へつづく。

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【女性服に使いやすい!】ニトリのすべりにくいハンガーを追加調達しました。

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一気に買い足すくらい使いやすいニトリのすべりにくいハンガー。

僕の家で1番多いハンガーとなりました。40本位あります。

ニトリのハンガーのここがいい

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これだけ買って900円位だからコスパもなかなか良いのです。

以前「無印良品のアルミハンガーで統一した」という記事を書いたんですが、彼女と同棲をしているうちに最適なハンガーの基準が大きく変わりました。

無印のハンガーはシンプルでおしゃれなんだけど、滑り落ちやすいという難点があったのです。

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例えばこの服。彼女の服。

首周りが大きく開いています。

このまま外に干しておくと、帰宅したときには悲しくベランダの床に横たわっています。

「拾い上げたら、もう一回洗濯機に直行だ。」それじゃダメですね。

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ってことで今回買い足したニトリハンガーだとこんな感じに広い首でも安定して服をかけておくことができます。

すべり止め加工がされている上に、かなり幅広いので大抵の服は大丈夫です。

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ここで注意点があります。ニトリではメンズ用とレディース用が売られているのですが、小さい方であるレディース用を買ってしまうとかなり使いづらいです。

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レディース用だとこんな感じ。服によってはギリギリすぎるので、ちょっと風が吹いたらするっと落ちちゃいます。

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レディース用といいつつ、レディース服には使いづらいという謎仕様。

Tシャツには無印のハンガーが最適

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僕のTシャツにこのニトリハンガーを使うことも出来るけど、実は使い勝手が良くない。

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抜け落ちちゃうということはないんだけど、Tシャツは首が小さいのでハンガーを外しづらいんです。

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ここまで引っ張らないと付け外しができない。すぐに首周りが伸びてダラーンってなっちゃいそう。

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ってことで、Tシャツにはこれまでどおりの無印のアルミハンガーが最適でした!

まとめ「無印良品とニトリのハンガーを組み合わせるのが最強」

  • Tシャツには無印良品のアルミハンガー
  • 首の広い彼女の服にはニトリのすべりにくいハンガー

これが現状での我が家の最適解でした!

何もかかっていない状態ではどちらもグレーでシンプルだからお洒落にまとまりますよ。

こうしてまた一つ、毎日の洗濯がらくになりましたとさ。

 

唯一、バスタオルをかけるハンガーがダイソーの黄色x白のプラスチックのダサいやつなのでグレーのもので揃えたいなぁ。

 

 

 

無印のっぽいハンガー。こっちはステンレス製で丈夫。テカってます。

金属製のバスタオルハンガーも探してみたけど2本で2700円かぁ...ちょっと高いですね。

こっちのバスタオルハンガーはプラスチック製だけど余計な色が無くてシンプル。2本で1400円だし購入候補かな。

【水場での使い心地もかなり良い!】Bose SoundLink Microをシャワーで水攻めしてみました。

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「防水って、素晴らしい。」

一度防水を体験すると普通のじゃ物足りなくなりますね!

 

モニターとしてお借りしているBose SoundLink Microのレビュー、前回記事からの続きです。

防水だから浴室へ連れて行こう

キャンプにつれていけない代わりに、身近な水場である浴室へ連れていきました。

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浴室にあるタオル掛け的なやつに固定。

ここで音楽を聞くと反響音がいい感じになってライブ会場風に楽しめますね。鼻歌も捗ります。

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おっっと!シャワーがかかっちゃいました!でも大丈夫。防水だもの。

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遠慮なく思いっきり水を当てます。

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さまざまなケースを想定した厳密なテストを実施しています。プールや海に落としても安心です。

とBoseが言っているのです。

そう、なんと真水ではない海でも大丈夫とのこと!

めっちゃ心強いですね!でも本体は水に浮かない(沈んでいく)ので気をつけましょう。

そして、水に濡らして気づいたのがこちら!

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水が上方向に跳ねてます。これ、本体の低音の振動でスピーカー部分に入った水がボーンって飛び出してるんです。威力すごいぞ!

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「これがBoseのチカラか!」

さらに感動したのは水の「抜けが良い」という点です。

これまで持っていた3千円のTaoTronicsの防水スピーカーだと、一度水に濡れてしまうと音がこもってしまって、水が乾くまではモノラルスピーカーより音質が悪くなってしまっていました。音が鈍くなるかんじです。

このSoundLink Microなら水がかかっても、浴槽の中に落としたとしても本体を持って何回か振って遠心力で水を少し飛ばすだけで綺麗に響く音が戻ってくるんです。伝わりづらいんですがこれがめっちゃ便利。さすが防水性を追求しただけのことはありますね!

本体裏のストラップが便利

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ストラップなのかベルトなのかよくわからないけど、本体裏にこんなやつがあります。

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ぺろーんってしているシリコンの舌みたいなやつ。

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このシリコンの舌の先がフックみたいになっているので本体裏側にある穴にピッチリ引っかかることで棒などに巻きつけたときに外れにくくなっているのですね。

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テーブルの脚に取り付けてみました。

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上から見るとこんな感じです。かなりしっかり固定出来るので安心。

「どの位太いのまで大丈夫なのかな」って思ったので物干し竿に取り付けてみました。

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取り付けるときにはシリコンを引っ張る必要があるので、慣れるまではコツが要りそう。

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横から見るとこんな感じ。シリコンの舌部分が結構伸びるので2cmくらいのパイプなら余裕で取り付けられました。

まとめ「雑に扱ってこそ真価を発揮するスピーカー」

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  • シャワーしながら音楽をかけて楽しむ。
  • 多少落としても気にしない。
  • 汚れがついても洗えるから気にしない。

自転車のカゴにそのまま突っ込んじゃうくらいの気持ちで使うと本当の価値を発揮しそうです。(そういえば専用ケースとか付いていなかったですしね。)

「我が家ではこういうときに使おう!」という具体的なシチュエーションが思い浮かぶなら"買い"だと思います。

寝室でスマホで動画見るときのスピーカー代わりとしてもつかえますね!

気になった方は家電量販店などでぜひお試しください。

 

たまにしか使わない、音質はある程度あれば良い。という人にはこっちの3000円の防水スピーカーがコスパいいのでおすすめですよ!