「なーんか部屋が殺風景でつまらないなー。もっと心地いい空間にしたいなー」ってことありませんか?
ということで、またしてもやりました!
このブログではお馴染みとなった賃貸DIYです。
今回はこの写真の背景に写っている杉板貼りの壁を作ってみました。自分で言うのもなんですが、今風に言うと「インスタ映えする」っていうやつです。
木のパワーってすごい。殺風景な白い壁だったのが突如カフェみたいになるんですから。
さらに観葉植物や好きなポスターを貼れば、インテリア雑誌でドヤ顔できるような憧れの壁が手に入りますよ。
賃貸でも、自分で作った壁には釘でもネジでもバシバシ打ち込むことができるので、棚を取り付けたり、フックを追加したりと拡張性も最高なのです。
「インスタとかでおしゃれな部屋に憧れるけど、うち賃貸だしなぁー。部屋広くないしなぁー」
っていう方こそ、ぜひやってみてもらいたいDIYです。
やる気があれば簡単に(しかも安く)できるのでこの記事を見てみてチャレンジしてみてください。
僕は寝室でDIYしたんですが、リビングや玄関、廊下やトイレなどいろんなところに同じ方法で板壁を作ることができますよ!
【2017/11/20 追記】
ニトリで1000円のクリスマスリースを買ってきて取り付けました。飾り付ける楽しさが最高です。
殺風景な壁を生まれ変わらせるための準備。
真っ白な壁に囲まれた5.5畳の寝室です。ベッドを2つ置いているので床の8割が埋まっています。
そんな寝室をもっと良くするDIYですが、
- 賃貸なので、原状復帰が可能であること。
- 簡単にできる。
- 安くできる。(2000円以下)
という条件で作ってみました。
ここの壁とベッドの間に、新たに杉板の壁をつくりあげるのです。
- ホームセンターで材料購入してくる。
- 柱を立てる
- 板を貼る
- 飾り付ける
という流れで作っていきましょう。
週末に出かけたホームセンターではこんなものを買って来ました。
- 野地板(たしか9枚セット)
- 1x4材(6ftのを3本。頑丈に作るなら2x4材を使いましょう)
- ビスなど
その他工具として必要なものはこちらです。
- 電動ドライバー
- 下穴あけ用のドリルビット(100均のでOK)
- 適当な粗目の紙やすり
手でやってると日が暮れる(むしろ翌日までかかるかも)ので、ありがたく文明の利器を活用しましょう。
まずは柱を建てよう
杉板を貼るための柱を立てます。
今回使うのは1x4材(ワンバイフォー材)という木材で、180cmのものが250円程度で売っています。木材って案外安い。
さて、ここで注意点。
通常リビングなどに取り付ける場合は柱を頑丈にして置かなければいけません。壁掛けテレビを作ったときのように2x4材とディアウォールを使用して柱を立てるのをおすすめします。僕が設置したいのはベッドと壁に挟みこむように設置したので、最悪柱が倒れてきても斜めになるだで危険ではないと判断しました。
我が家の床から天井までは2.5mです。6ftの1x4材は長さ約1.8m。少し足りないので継ぎ足して延長します。初めから天井までの長さの木材を用意しておくのも良いですね!
1本を壁に立てかけたら、天井まで足りない長さをはかります。
ボタン1つでミリ単位の長さまで測れるので、レーザー距離計が抜群便利。
あと68.3cmたりないので部品を作ります。
立てかけたのとは別の1x4材をカット。
ギーコギコして68cmのができました!
ダイソーで買っていた傷防止フェルトを使ってつっぱります。(先述したとおり、安全面を考えると通常は2x4材とディアウォールを使って柱を立てるべきです。絶対に倒れないという確信がある場合のみ、自己責任でこの方法を使いましょう。)
木材に貼って...
天井に無理やり押し込みます。
ぐいっと。
こうして、さっきの1x4材の上に載せるとこの状態になりました。
木材の上に木材が乗っているだけなので2本をつなぎ合わせる必要があります。
ビスを無理やり打ち込んで適当につなげてみました。フランケンシュタインみたいだ。
裏側に隙間ができて軟すぎる。こりゃあかんやつ。
適当にぶっさしていたビスを抜き取って、端材を使って固定してみました。これなら大丈夫。
さらに杉板を貼るときにはこの継ぎ目をまたぐように貼ることで、強度をあげます。
そんな感じで2本の柱を立てました。
何かが始まりそうな予感。にやにや。
この時点で手で揺らしてみて強度を確かめておきましょう。柱がヤワいと後に悲劇を招くことにるかもしれせんからね。
我が家の配置では、柱がベッドのフレームと壁に挟まれていることもあってびくともしませんでした。寝ているときに倒れて来てたんこぶができる心配もないですね!
杉板を貼っていこう
さてさて、いよいよ主役となる杉板の登場です。
通常、板張りをするときは足場材というものを使ったりするらしいけど、足場材が案外高い...。
「板張りやってみたいけど、材料費に数万円かけるほどの余裕はないなぁ」と悩んでいたときに偶然見つけたのがこの野地板でした。のじーた。
幅10cmくらいの板が9枚セットになっていて、全て敷き詰めると約90cm x 180cmのサイズになります。
本来、野地板は屋根の下地などとして使われるものだそうで、ひと目に触れるところでつかうものではないようです。
そして表面加工もされていないので、ささくれやひび割れなどがあるものもあります。
ホームセンターで購入するときにはできるだけ質のいいものを選んでおくのがポイントですね。
なお、木材それぞれに微妙な歪みや反りがあるので敷き詰めたときに若干の隙間ができます。それもアンティークっぽい「味」として楽しみましょう。
インテリア的な壁として使うので表面ザラザラでもいいんですが、大きなササクレは手に刺さる危険もあるので軽くヤスリがけしました。
柱に杉板を貼り付けるために、杉板の厚さ+柱の厚さギリギリの長さのビスを買っておくと良いです。
おバカな僕が買ったビスは、なぜか少し短かくて完全に固定できなかったのでダボ穴を開けるはめになりました。
- ダボ用の穴をあける。(杉板の半分くらいまで幅広の穴を開けておく)
- 下穴を開ける。(ビスより細いドリルで下穴を開けておきます)
- ビスで柱に固定する。
というかんじ。
ダボ穴を開けるのも面倒だったけど、休日の昼過ぎにもう一度(遠い)ホームセンターに買いに行くやる気が出ませんでした。もう早く作り上げたい一心!
なので通常は「(ビスを打ち込んだときに木材が割れないように)下穴を開けてから、ビスで柱に固定する」だけの手順でいいと思います。
まずは1本目の板を貼り付けました。
まだオシャレ部屋の雰囲気は出てないですね。
ちょうど柱を継ぎ足した境目に板が来るようにして柱を補強しています。これで延長している柱がポキッと折れることはないでしょう。
さらに2枚目。
3,4,5,6...7枚目まで貼りました!
ここで残り2枚となったわけですが、一工夫しましょう。
二枚の板をビスで直角に固定して棚を作りましょう。
それで、一番上に固定したら出来上がりです。
壁というより掲示板っぽい気もしますが、そこは材料増やしたりして各自調整しましょう。
今後飾り付けをしていくことで雰囲気がかなり変わるはず。合計2000円には見えないですね。コスパ最高って最高!
我が家で自慢の壁ができあがりました
「壁」が出来上がりました。
側面から見るとこうなっています。この凸凹にさえ愛着が湧いてくることでしょう。
木の質感って優しい感じがして良いですね。
でもまだ完成じゃありませんよ!ここから飾り付けをしましょう。
賃貸物件でも、この板にならいくらでもネジ打ちができます。
こんな感じに棚も取り付けることができますね!
部屋に散らばっていた観葉植物を置いてみました。どことなく雪山のロッジっぽい。
デザインとか何も考えず雰囲気を試すための配置なので改良していくつもりです。
引っ越しの時にダンボールの中に仕舞い込んだままだったポスターとの相性が最高でした。
まとめ「毎日暮らす場所をアップデートしよう」
ショッピングモールに行ったときに「nico and ...」とか「coen」にディスプレイされている板張り壁が素敵すぎたのでマネして作ってみました。
数千円で理想の環境を作り出せるDIYって素晴らしいですね!
ベッドルームなので、寝る前はこんな感じになります。
小さな照明に照らされた木目が居心地いいんですよ。(一匹を除いて)みんなも眠ってますし。それではみんな、おやすみなさい。
また次のDIYでお会いしましょう!