ものものブログ

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【理想のデスクDIY#2】デスクの顔。天板をヤスリがけ&つや消しクリヤーニスで仕上げる

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今回は、ホームセンターで購入した1280円の針葉樹合板を天板として使うための加工を行います。

木板はそのままでは表面がチクチクしていて手触りはよくありません。冷たい飲み物を入れたグラスを置くと輪の跡がつくし、ラーメンをすすった時に飛び跳ねる汁が木材に染み込んでしまうと、シミになってしまいます。

もう少し高い木板であればブライワックスでシックに仕上げるのもありなのですが、僕が使う針葉樹合板はそもそも安い板なので、ヤスリがけとウレタンニス塗装のコスパよく実用性のあるように仕上げることにしました。

目次

濃い色か、明るい色か、壁紙か

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長さ180cm、幅46cmの針葉樹合板です。

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↑↓裏表で雰囲気が全く違います。

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落ち着いた色で濃い方を使うのもありだし、シンプルに明るい方をつかうのもあり。

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ただ、濃い面は凹凸が激しく、これを味とするかは悩みどころかな。

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ささくれもすごい。

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明るい面には印字が入っているけど、これはヤスリを掛けることで消すことができます。

どちらの面が在宅勤務デスクの天板として適しているのか...?いままで使っていたIKEAデスクの上に置いてイメージしながら比べてみることにしました。

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まずは濃い色の面から。

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色合いはアリ。でもやっぱり節が目立って気になるかなぁ。

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木板を裏返して、今度は明るい面を試してみます。

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(右下の印字は消すとして)やっぱりこっちのほうがナチュラルテイストで仕事に集中できそうですね!明るい色の面を使うことにしましょう。

ちなみに、壁紙を天板に貼ってしまうという(ボツ)案も試しました。

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以前、撮影用に購入した壁紙を既存デスクに置いて1日使ってみることにしたのです。「壁紙を張り替えれば一気に模様替えができる!これめっちゃいい案じゃん」って思ったのですが...

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グラスや食事の時に水分が付着することを想定して、実験的に水を垂らしてしばらく放置してみました。

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壁紙の裏面まで染み込んでしまい、表面も膨れてシワになってしまったのです。うーん防水の壁紙じゃなかったから、まぁこうなるかー。

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写真だと分かりづらいけど、表面が歪んでしまいました。

天板に貼るという案自体は悪くないと思うので、もっと耐久性の高いシートに出会ったらまた検討してみようと思います。

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ヤスリをかけて美肌化しよう

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120, 240, 400番の紙ヤスリを使います。数が小さいほどザラザラしたヤスリになっているので、少ない順に使いましょう。

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180cmx46cmの天板と、180cmx45cmの棚板を手でヤスリがけするのは流石に面倒なので電動ヤスリを使うことにしました。久しぶりの登場!

4000円位で割と安いので、家具系のDIYをするなら買っておくと便利ですね。

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ホームセンターで買ってきた紙ヤスリをいい感じのサイズに切り取って、電動サンダーに設置します。レバーを引いて挟むだけなのでかんたん。

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使い方はレバーを引くだけです。

動作音はイヤホンや耳栓なしだと辛いレベル。業務用のミキサーくらいの音が発生します。鉄筋コンクリートのマンションの一室なら、昼間に作業すれば許容範囲...だと個人的には思います。(毎日使うわけでもないですし)

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まずは120番でヤスリがけ。

そうそう、めっちゃめちゃ木くずが飛ぶので、マスクとゴーグルは必須です!ゴーグルは百均のDIYコーナーでも購入することができます。あとイヤホンか耳栓もね。

外で作業できる場所がなかったので、僕は浴室を締め切って行いました。ここなら木くずで汚れても、排水溝にネット(キッチンの排水溝で使うやつこれもダイソー)を貼っておいて、水で洗い流してしまえば掃除がラクでした。

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二枚の板の両面をヤスリがけしました。120番だけでもかなり綺麗になります。

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(↑この左下にある1820x460cmと1820x450cmの2枚ですね)

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このタイミングで上図の赤い部分の角を削っておくことにしました。

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この箇所はキーボードに手を置いた時に、腕が当たる部分になります。木材そのままの鋭利な角度だと腕に跡が残って痛くなるので丸めておこうというわけなのです。

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ほんの少し1~2mm程度削っただけですが、これだけで使っているときの快適性がかなり改善されました。側面のヤスリがけも忘れずにね。

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240番のヤスリに取り替えてもう一度全体を慣らしていきます。

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トゥルントゥルン。

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特に天板の上面になる箇所は集中的にヤスリを掛けました。作業時間でいうと、天板上面だけで10分、天板下面と棚板上下面合わせて10分くらいです。

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最後に400番に取り替えて天板上面だけヤスリがけ。

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ヤスリを掛け終わったら、固く絞った雑巾で表面を拭き取って作業完了です。

ところでですね、この写真のやり方をして後悔した点がひとつあったのですが、お気づきでしょうか?まさか負傷するなんて想定していなかったのですが...。

3種類のヤスリを掛け終わって、ふと指に違和感を感じたのです。

(さすがに傷の写真は自粛するけど)右手の親指の第一関節に8x5mmの水ぶくれがぁぁぁ!普通に痛い...。

電動サンダーは細かな振動を起こすことでヤスリを掛けていきます。それを右手だけで支えながら板に押し当てていたので、ちょうど重さのかかる親指と電動サンダーが擦れまくって水ぶくれ化したのでした。瞬間的に痛くなるわけじゃないので最後まで気が付きづらいし、これは予測できなかった...。

次回からは軍手をして使うようにしようと思います。そもそも板を床に寝かした状態で使えばいいのだけど、大きな木材が浴室内で真横にできなかったので立て掛けていたのも今回の傷につながったのでした。

水ぶくれは1週間くらいで消え、これで僕には新たな知識が付きましたね。こうして学んでいくのだと思います。ふぅ。

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ヤスリがけが終わった頃には、浴室中このくらい木くずが付着しました。もしも自宅に庭があったとしても、外ではやりたくないですね 笑。

塗装おすすめは「つや消しウレタンニス」

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ヤスリがけが終わった木板に塗装をしていきましょう。

今回はこの木目と色をそのまま活かすので、無色透明のウレタンニスを塗っていきます。

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つや消しクリヤーが圧倒的おすすめ!

ツヤありだと表面がテカテカしてしまって、小学生の工作みたいに仕上がってしまいます。つや消しの落ち着いた雰囲気にすることで、できるだけ木材の質感を残しつつグラスなどの水分を弾く効果を与えることができるのです。

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ニスは複数回塗り重ねます。最初の1回は木材に吸い込まれやすいので、僕はニスをやや薄くして塗っています。ニスの量の1/3の水を入れています。たとえばニスが100gなら水は33gですね。あらかじめこの割合を決めておき、ニスと水を計量しておきましょう。塗っている途中で液が足りなくなった場合に、同じ割合で薄めたニスを用意することで濃さにムラなく塗り足すことができます。

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サッサッと広げるイメージで塗っていきます。この写真のように、明るい光を当てておくと塗った箇所だけ反射するので、どこまで塗ったのかが見分けやすいです。

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側面も塗ります。

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2枚ある木板の全面を塗るのが面倒だしニスの節約ということで、天板の上面と、棚板の下面(脚が触れる部分だけ)、側面は手前だけを塗りました。

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和室にシートを敷いて、その上で作業をしていました。昔ホームセンターで1000円位で購入した透明なブルー?シートです。こうやってDIYの時はもちろん、芝生のある公園に持っていってピクニックシートとしても使えるので何かと便利でおすすめ。

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1~2時間乾かすと少しだけマットな質感になりました。

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400番のヤスリを適当なスポンジなどに巻きつけて、表面を優しく撫でて細かな凹凸を慣らします。強くこすり過ぎるとニスの層が剥がれるので本当にさっと撫でるイメージで。

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やすりをかけたら雑巾で粉を拭き取って、もう一度ニスを塗ります。今度は濃い目で。

2度目のニスが乾いたら、同様に軽くヤスリを掛けてもう一度ニスを塗ります。3度目は薄めずに塗りました。

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これでヤスリがけとニス塗りは完了です!

元のデスクを撤去!

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これまで使っていたIKEAのデスク。2年間いままでありがとうー!

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裏も含めてもうぐっちゃぐちゃ。キャパオーバーです。

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このダンボール製自作引き出しともお別れです。これがあったからこそ、今回の「引き出しの中に充電ステーションを作る」というところに行き着いたわけで、まさにβ版アイデアを試していたということになりますね!

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移動移動ー!

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これらのケーブルジャングルも、次のデスクでは綺麗にまとまりますように...。

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既存デスクを撤去したあとの様子がこちらです。ここに今回作るデスクをいい感じに設置していくわけです。

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脚の材料を並べたところで、今回の記事はここまで。

次回は脚の組み立て→デスク全体の組み上げを進めていきます!

つづく。