今回は机の脚となる部分を組み立てていきます!
まずは設計図通り組み立てていって、何かうまく行かないようであればその時点で修正を加えていく方針です。
デスクを設置するのは、こちらの和室の窓側です。
ホームセンターで2x4材を購入して、カットコーナーで切ってもらった木材たち。シンプルな作りにしたので材料も単純ですね。積み木とかレゴブロックを組み立てる要領で作成することができます。
目次
脚を組み立てるぞ
iPadで作成しておいた設計図を見ながら組んでいくことにしました。
和室の戸棚部分を考慮して、q の文字のような脚にしています。
組み立てに使用するのはシンプソン金具たち。今回使うようなシンプルな形のものであれば1つ120円ほどで購入することができます。これが複雑な金具をチョイスしてしまうと1つ600円とかのものもあるので、いかにシンプルな金具だけで作り上げるかも重要です。
木材とネジだけでも組み上げられなくは無いのですが、デスクの上にはMacやらモニターやらカメラなどの重い機材を置くことになるので、金属部品を使うことで強度をあげることにしています。
では早速組み上げていこう!
...と、その前に、設計図の長さが合っていたことを確認しておきました。
2x4材の脚の幅と、天板となる木板の幅がぴったりになっていますね!この時点で木材の幅のほうが広くなってしまっているなど、もしも設計で間違っている場合は、自分で再カットが必要です。
組み上げてから長さのミスに気がつくと、一旦解体してからカットすることになるので、できるだけ早いうちにサイズが合っているかどうかは確認しておきましょう。
こんな形に2つの脚を組み上げていきます。
金属はこのように木材と木材を繋ぐ部分に使用します。
2x4材に適したサイズになっているので、きれいに収まりますね。
木材同士の直角や、金属の水平を測りながら位置を決めていきます。
下穴を開ける位置をめメモります。
ちゃちゃっと下穴を開けた。
ドライバーの先には小さなネオジム磁石をつけています。こうすることで、下を向けてもネジが落下しないというわけ。
ネジを打ってみました!
...あれーなんかネジの頭部分が飛び出てる。どうせ見えない箇所なので気にしないというのもアリなんだけど、やっぱり気になるので他のネジを使うことにしました。
ちょっと小さいサイズにしたら目立たなくなりましたね。予備のネジが家にあってよかったー。
2箇所にL字金具を取り付けました。1箇所だけは木材に直にネジを打つような設計にしていたのでそのとおりに進めます。(金具代をケチるためにこうしたのですが、実際やってみたら作業の面倒さの方がデメリットだったので、全箇所金具にするのが正解だったと思います。200円程度ですし)
2x4定規で直角をとります。
安くDIYするならツーバイフォー材、だったら定規を持っておくと直角とか穴あけ位置が簡単にわかるのでとても便利。
ネジを打とうと思ったのですが、ちょっと深さがたりなさそうでした。
なので、太めのドリルで数ミリ掘っておきます。
そんなこんなで q の字の脚が完成ー!部屋の汚れ具合がヤバい...笑
この向きで設置する予定なのですが、そのまま置いてしまうと和室の棚板に傷が付きそうなので布を挟むことにしました。
脚を裏返しておきます。
家にあったダイソーのフェルトを引っ張り出してきまして...
一番使わなさそうなピンクのフェルトを2x4材の長さにカットしました。
畳に当たる部分にもフェルトをペタリ。
木工用ボンドで貼っただけですが、木材が直に当たらなくなるので十分効果はあると思います。
2つの脚に適当に天板を乗っけてみました。
さっきまで単なる木板と木材でしたが、こうやって積み上げるだけでテーブルに見えてきますねー!とはいえ、ただ天板を乗せただけではグラグラなので、ちゃんと組み上げていきましょう。
棚板の加工
まずは天板ではなく、その下に配置する棚板を作っていきます。
棚板の四隅は2x4材の脚の分だけカットする必要があります。こういうカットはホームセンターではやってくれないので、自分で切る必要があります。でも大丈夫、ダボ用のこぎりとクランプがあればかんたんにカットできるんですよ!
まずはカットする箇所に線を引いておきます。
余っている2x4材を置いて直線代わりに使います。この木材に沿ってのこぎりを引いていけば、ほぼ乱れのない直線のカットができちゃいます。
デスクを上下逆にした状態ではめ込んでみた。
カットした部分に脚がすっぽり入りますね!
棚板の奥行きが1cmほど短い設計なので、奥側は少しだけ小さくカットしました。
うんうん、設計図どおりにできそうだ!
棚板の接地
棚板を固定していきます。
デスクを上下逆にした状態で、下から天板→無印良品のポリプロピレン引き出し→棚板→横向きの柱 となるように重ねました。この位置で上下をもとに戻すと、引き出しの高さにフィットした位置で棚板ができるわけです。
まずは天板を支えるL字金具から。
こんな感じでおいてみて、固定する位置をマークしておきます。
そして、マークした位置にL字金具をくっつける。
こうなりました。
真ん中に取り付けたL字金具の上に天板を乗せられます!
いいねいいね!
足元は大嵐。
天板だけでは強度が足りないので、横向きの柱を入れます。
L字金具を追加しました。
ちゃちゃっと取り付け完了。
これで上からの荷重にもかなり耐えられるはずです。使ってみてたわむようであれば、手前にも横向きの柱を追加することにしましょう。
(...と思っていたら、横向きの柱自体がブレブレだったので、後日黒い金具を足して安定感を高めました。黒い金具は1つ200円くらい。効果は抜群でした。)
無印のポリプロピレン引き出しをおいてみた!
さらに天板を乗せてみました。デスクを上下逆にして位置を決めていたので気持ちいいくらいのフィットですね!
強度を高める
この状態で数日使ってみたのですが、やはりデスクが長い分、天板の手前中央がたわんでしまいました。腕を置いて体重をかけると1.5cmくらい沈む感じです。横向きの柱を追加すれば確実なのですが、膝上のスペースが柱の分だけ狭くなってしまうのでできれば避けたい。
なにかいいものがダイソーにないか捜索したところ、大きな棚受け金具を見つけました。
これは結構良さそう!
早速取り付けました。
障子側の金具の下部が浮いてしまっていますが、これだけでも支える効果はなかなかありました。浮いている部分に縦方向の木材を追加したらもっと改善できそうですが、今のところはこれで良いかなと。
さらにさらに、天板と棚板を中央で固定すると歪みが軽減されそうだったので、追加で仕込むことにしました。
端材を無印良品のポリプロピレンボックスと同じ高さにカットします。
ダボのこぎりでもいけるけど、ここはラクしてジグソーで。粉が飛ぶので浴室を締め切って作業してきました。かなりの音がするので、昼間に短時間で済ませます。耳にはイヤホンか耳栓必須です。
無事カットできたこいつを取り付けます。
ダイソーで適当にL字金具を買ってきました。
天板の裏側にこんなかんじで固定します。L字金具を使うことで、天板の表面にはネジ跡が残らないように工夫しました。
天板をもとに戻したら、棚板側からネジで固定します。
↑完成した様子をよく見てみると棚板中央に今回付けた板がはめ込まれているのがわかりますね。これだけで腕を置いたときの揺れ具体と強度がかなり改善されました。
天板が若干ずれやすかったので、↑このように脚側に小さい出っ張りを取り付けました。
さて、これでデスクとしての形にはなったのですが、まだまだ続きますよー!