旅行に行くとき、宿泊先を探すのって大変じゃないですか?
僕はいつも何時間もかけて宿泊先を探しています。「ここだっ!」っていうところが見つからなくて、探しながらため息をつくことも...。
それでも頑張って探せば、良いホテルに出会えることが多いのです。あっ、安くて良いホテルです!
ということで、今回の記事は「出来るだけスムーズに、良いホテルを選ぼう」というお話です。
例えばこの写真。先日の横浜旅行で泊まった和な雰囲気の満足度高かったハイカラなホテル。
PCの前に張り付いて調べること3時間以上。深夜までネットで探した結果みつけることができました。計画するも旅行の楽しみとは言えども、ホテル探しの時間はもうすこし短縮したいですよね。
ホテル探しの基準と手順を明文化しておこう。これで次回からは僕自身もこの記事見てスムーズに予約できるようになるはず!
目次
- 目次
- ホテル探しに毎回悩む
- 安くて良いホテルを選ぶコツ
- ベッドサイズは特に重要
- ツインベッドをキングにできる裏技
- これまでのホテル
- オープンしたてが狙い目!
- 探し方の手順
- 宿泊先を決めたら
- まとめ「最後は思い切りが必要」
ホテル探しに毎回悩む
旅行にも色々な種類があります。
- 温泉旅館でゆっくり流れる時間を満喫する。
- 吹き抜けのあるロビーがあるような高級ホテルで豪華に過ごす。
- ビジネスホテルで旅の疲れを癒やす。
- カプセルホテルでいいからとにかく安く泊まりたい!
などなど...「宿泊するということが旅のメインなのか、安全に眠れれば良いのか」は行く場所や観光予定や天気によって変わってきますよね。
今回はこんなシチュエーションに2人以上で出かけるの場合の選び方についてまとめてみました。
- 都市部に遊びに行く。
- 必要以上に豪華な必要はない。
- 綺麗な部屋であってほしい。
- 快適に眠りたい。
- 宿泊費のうち浮いたお金は有意義に使いたい(外食、観光、お土産、次回の旅費など)
新幹線が泊まるような都市部に遊びに行くのなら、安めのホテルで良いよね!というのが僕の考えです。
外食したいからホテルに戻るのは21時くらいだし、観光したいから朝も早めに出発する。滞在時間が短いのだから不便なく泊まれればよいのでは。
でも単に値段だけで探すと「えっ、ここヤバくない?」っていう信じられないくらいレトロなところが検索結果に出たりするのですよ。
安けりゃいいのではなくて、値段と宿泊プラン内容のバランスが重要。
まずは選ぶポイントから確認していきましょう。
安くて良いホテルを選ぶコツ
都市部に泊まる場合の「安くて良いホテル」はこんな基準で選んでいます。
- 部屋の清潔さ
- 建物の新しさ
- 駅からのアクセスの良さ
- ベッドの広さ!これ重要
- バストイレ別
- 予算は1人8000円以下で
- (+個人的には禁煙必須)
その他「壁が薄すぎる」「接客が最悪だ」というあまりにも酷いところはGoogleマップや宿泊予約サイトの口コミを見ておけば引っかかることはないでしょう。
逆に「無くてもいいよね?」というのは...
- 朝夕食は要らないよね。
- 大浴場も無くていいよね。
わざわざホテル内で高いお金で食事をしなくても、街なら近くのお店で食べられます。朝食ビュッフェ1500円も出さなくても、近くのカフェで500円で食べられます。ということで、街ならホテルで食事しなくても大丈夫!
大浴場はあったら嬉しい。けれど、それを条件に入れてしまうと一気にヒット数が減ってしまうのです。選択肢が激減する分値段の候補も減ってしまうので諦めています。
全部揃ったホテルにすると値段も上がってきます。自分にとっての優先順位を決めておきましょう。
ベッドサイズは特に重要
安めの予算で探していると2人で8000円程度のビジネスホテルが多く見つかると思います。
「えっこれ安いー!」と飛びつくのはちょっと待って...。値段だけじゃなくてベッドサイズに気をつけてください!!!
「2名1室でダブルベット」と書いてあったとしましょう。
「ダブルだから広いんだよね。ダブルって倍の感じだもんね。」いや違う。
宿泊先側としては「通常は1人用のちょっと広めのベッドです。でもそこに2人で寝るなら安くしておくよ。だって1人用の部屋に2人泊まれば利益もたくさん出るもの。」な部屋なのです。
2人とも細身だから小さめのベッドでも大丈夫と思いきや、寝返りをうったらぶつかって熟睡できないことも。朝起きたときになんだか体が重い...となったらせっかくの旅行も疲れてしまいます。
旅先での快適な睡眠のためできるだけ広いベッドを選びましょう。
種類や誤差はあるけれど、だいたいのサイズは以下のとおり。
- シングル 幅97cm
- セミダブル 幅120cm
- ダブル 幅140cm ←2名1ベッドの安いプランに多いサイズ
- クイーン 幅160cm
- キング 幅180cm
- ワイドキング 幅200cm
キング、ワイドキングがシングルのだいたい2個分。
僕の宿泊経験から言って、幅120cn以下のベッド1台で2人で寝てもあまり熟睡できません。140cmでギリギリ。
予約サイトの情報には「ダブルベッド」としか記載されておらず、具体的に何cmか書いていないこともあります。そんな時はホテルの公式サイトを見てみると載っていることもあるので調べておきましょう。
「じゃあワイドキングが一番いいの?」
幅200cmもあるワイドキングが最高かというと、これもまた違うと思っています。(そもそもワイドキングが置いてあるホテルはなかなか無いのですが)
僕として特におすすめしたいのはツインをキングにする方法です。
ツインベッドをキングにできる裏技
ツインベッドルームとは2台のベッドが置いてある部屋のこと。
実はこんな裏技があるのです!
- ベッドの位置は動かせる!
- 動かしてくっつけたらキングサイズになる!
- ちゃんと戻してからチェックアウトしましょう。
そうなんです。普通のベッドって床に固定してあるわけではないので、ぐいっと押せば位置をずらすことができるのです。大きなベッドで広々ゴロゴロしたり、明日の観光予定をきめたい時にはくっつけたほうが便利!
しかもキングサイズと、ツインをくっつけたベッドでは掛け布団の枚数が異なります。
キングだと大きな掛け布団一枚ですが、ツインをくっつければもちろん布団は2枚。2人で引っ張り合いになることも無いのでかなりオススメです。
※ チェックアウト前には必ず元のベッド位置に戻しておきましょうね。
これまでのホテル
これまでもこのブログで紹介してきたホテルはこんな感じでした。
こちらは北海道小樽のホテル。1人3700円でした。
→ 【北海道#1】二泊三日で3万円以下の北海道旅行に行ってきました! - ものものブログ
こっちは名古屋のホテル。1人4500円くらい。
→ 【あえて名古屋に行ってきた旅行記:3】名古屋に行くならコスパ最強すぎるこのホテルがおすすめ![ホテル パフェ・ドゥ・シャーム] - ものものブログ
逆にこれまで止まったホテルでも失敗だったところはいくつかありました。
「1人1万円出したけどこれか...。」というところから「この値段のビジネスホテルならこんなものだね。」「えっ、5000円でこんなにいい部屋なの!?」と感動するところまで色々。
その中で、安くて綺麗で「ここは当たりだ!」って思う場所には共通点があったのです。
オープンしたてが狙い目!
毎年いくつものホテルに宿泊していますが、安くていいホテルの条件のひとつとして挙げられるのが...
「オープンして間もない」ということ!!!
さっき挙げた北海道のホテルは偶然にもオープン当日だったし、北海道の2泊目もオープン半年。名古屋のところもオープン1年くらいでした。
さらに、先日の横浜で泊まったホテルはオープンしてまだ半年。小さいながらも綺麗な受付だし、接客も丁寧。なにより部屋が綺麗。お風呂も綺麗トイレも綺麗!
新築の香りがする建物ってモデルルームみたいで最高ですよね!
宿泊先を調べていて「ここいい感じ」と思ったところがオープンしたてのところが多かったんですね。
できたばかりのホテルはオシャレな雰囲気であることが多いので、ちょっと高級ホテルに来たような写真だって撮れます。(実際はそれほど広くないけどね)
前置きが長くなったけど、こうしたホテルを見つけるまでの手順をまとめておきます。
探し方の手順
大まかにはこんな流れです。
- 行く場所を決める。
- 複数の宿泊予約サイトを開く。
- 広範囲の地域で検索する。
- 価格順、レビュー順など並び替えて見てみる。
まずは行く場所を決めましょう!先日の横浜旅ではみなとみらい、中華街周辺に行くことにしていました。
そうしたら以下のような宿泊予約サイトで調べていきます。
どれか1つではなくて、すべてのサイトで調べます。検索比較作業効率を考えるとスマホよりもPCで!
トリバゴなどの宿泊予約比較サイトだと、検索結果にじゃらんのものが含まれていることもあります。それでも改めてじゃらんでも調べる。
1サイトを覗いただけでも相当な件数のヒットがあるので、スクロールしているうちにいいホテルを見逃す事があるのです。
調べているうちに「ここいいかも」と思ったらブラウザにタブを残しておきましょう。
検索するときは「みなとみらい」限定ではなくて、ある程度広めの地域で検索すると良いです。都心ど真ん中ではなくて、電車で10分の2駅先に安くていいホテルがあることもあります。
- 宿泊料金は2人1部屋で5000〜13000円で絞り込み
- 禁煙部屋
- ツインベッド(検索結果があまりにも無ければダブルベッド以上など)
の条件で絞っておきましょう。
この検索ですが、時間があるときに一気に調べるのがおすすめです。今日1サイト、明日1サイト...だと、どれを見たのか、どれが良かったのかが忘れてしまうので一気にやりましょう!
あとは「地名 ホテル 2019年オープン」とかでググってみると情報が出てくることも...!
ここまで早くて90分くらいかかります。
この時点で決めるかどうかは予定次第。
- 宿泊日まで数日。
- 他に旅の計画をする必要がある。
という場合は候補として残しておいた中から決めてしまいましょう。
- 時間に余裕があるし、後日もう一度調べる気力があるなら「これだ!」っていうものが見つかるまで試してもよし。100件以上の宿泊情報を見てきた中でも見逃してしまっていたホテルを後日見つけることができるかもしれません。
- 数日前までWeb上で無料キャンセル可能なホテルも多いので、この日のベストなホテルでとりあえず予約するのもありです。
宿泊先を決めたら
「OXホテル良さそう!」となったら、改めて複数サイト+オフィシャルサイトで検索してみましょう。
同じホテルでも値段が違うことは普通にあります。
また「公式サイトは最低料金保証」と書いてある場合でも、楽天トラベルやヤフートラベルのポイント倍キャンペーンなどによって、公式が最低料金とは限らないこともあるので注意しましょう。
まとめ「最後は思い切りが必要」
- いいホテルとは?
- ベッドのサイズに注意
- オープンしたては当たりが多い
- 複数サイトを隅々調べる
という流れで書いてきました。
最後のポイントとしてひとつ。
「ここ最高!安くて綺麗で駅近くて部屋が広くてベッドが2台で食事もついていて最高!」
というすべて最高のホテルは滅多に見つかりません。
どこかを削って決める必要があります。比較して悩んでいるうちに、そこそこ良いと目をつけていたホテルが埋まってしまうこともありました。
レビューを見てみて★1レビューばかりで無ければ「えいやっ!」と決めてしまう決断力も必要。ホテルを決めたら、観光ルートとか移動手段とか、雨が降った場合のプランBルートも考えなくちゃいけませんからね。
こうやって頑張って比較して決めたホテルが大当たりなのか、ハズレなのか。満足できたのか、不満点があったのか。繰り返し振り返っていくことで、自分にとって安くて良いホテルの基準ができていくのだと思います。
それでは良い旅を!