海外旅行に行くときに不安なことの一つが「言葉の壁」。
英語ならまだしも、ロシアやイタリア、タイ、台湾など、公用語が英語以外の場合はどうしましょう?
- ツアーガイドさんに任せる
- ジェスチャーでなんとかする
- 自動翻訳機
- 現地の言葉を勉強する
...と、いくつか方法はありますが、この数年で僕が旅行をしてきて分かったことがあります。
- 観光地なら英語が通じることがほとんど。
- 英語のレベルは義務教育レベル(中学校レベル)でも十分旅行を楽しめる。
- 現地の言葉で挨拶すると笑顔が生まれる!
「数日間の旅行のために、外国語教室に通うわけにもいかないし、そもそも英語でさえ苦手なのに他の言葉なんて...」
...いやいや、そんなの無くても大丈夫!
基本的にカタコト英語で、部分部分に現地の言葉を使うのでも良いのです!
また今度、僕が海外旅行に行くときのメモとして「覚えておくと役に立つ言葉リスト」をここにまとめておこうと思います。
目次
観光地なら割と英語が通じる
世界的に有名な観光地には、観光客がたくさん来ます。
ヨーロッパ圏内ならアメリカやイギリスからの環境客がくるのはもちろん、タイの屋台のお兄ちゃんにも英語で話しかけられました。英語は世界語!といわれるように、観光地ならば英語が通じることがほとんどなのです。
観光地で働いている人からしても、各国から訪れてくる観光客を相手に商売しているので言葉が話せるよう努力されているのだと思います。日本語、中国語、ロシア語、フランス語...と覚えて接客するよりまずは英語ですもんね!
お店で注文したり、ホテルでのチェックインは大した英語力はいらない。
This one please. とか Check out please.そんな程度で通じました。文法が間違っていたり流暢な英語が話せないからダサいかもしれないけれど、中学生レベルの英語力があれば電車に乗ることも、タクシーに乗ることもできます。
ただ、英語力が無いのを補うためにも、現地の通信回線に繋がるスマートフォンを用意しておくと良いでしょう!
Googleマップで電車の乗り換え方法も分かるし、タクシーで行き先を指定するのにもGoogleマップで表示して、This place, OK? この程度でなんとかなります。(言葉とは別件ですが、ぼったくりタクシーや犯罪情報など、現地で不安になったときにスマホで調べられるのも大切)
覚えるべきセリフ
さて「英語だけでもなんとかなる!」とは言ったものの、いくつかは現地の言葉を覚えておきましょう。
例えば、あなたが自分の街で横断歩道で信号待ちをしていたときに、外国人観光客に話しかけられる状況を思い浮かべてください。
「Excuse me. Where is the station?」
って話しかけられると「うぉぉぉー英語キター!」ってなるじゃないですか。僕はなります。ビビります。
それが...
「スミィマセーン。アー...。Where is the station?」
って、文頭にカタコト日本語があるだけでフレンドリー感、安心感がぜんぜん違う!
僕たちが海外に行くときも同様で、ちょっとだけ外国語を話すと心理的ハードルが下がって仲良く慣れるものです。
- 店員さんが笑顔で返してくれる。
- 外国の人と仲良くなった感じがして思い出になる。
- 海外来てる!感がでて楽しい!
最低限の努力で旅を楽しんじゃいましょう。
さて、覚えておくべきワードは以下のとおりです。
- 「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」
- 「ありがとう」「さようなら」
- 「美味しい」
- 「しても良いですか?」「いいよ、だめ。」
- 「ください」
- 「数字の1、2」
- 「お会計お願いします」
挨拶以外は完璧に覚えておかなくても良いのです。スマホに書いておいて、必要な時に読めば良いのです。
実際、どのくらいの難易度なのか?参考程度に先日のハネムーンで訪れた時に使ったイタリア語を書いておきます。
- ボンジョルノ!おはよう
- ボナセーラ!こんにちは/こんばんは
- チャオ!さようなら
- グラッツェ!ありがとう
- ポッソー?してもいい?
- シィー。いいよ
- ノー。だめ
- ペルファヴォーレ 〜〜ください
- ウノ、ドゥエ 1、2
- イル・コント・ペルファボーレ お会計お願いします
これだけです!
中国語だって、ベトナム語だって、フランス語だって、ドイツ語だって、数個なら覚えられそうですね。
旅行の予約をしたら、訪れる国の言葉をあらかじめ調べておこう!
他にも「これいくらですか?」はQuanto costa?と言うらしいのですが、イタリア語で数字言われても理解できないので、諦めて How much?で聞いていました。
ではそれぞれの使い時をみていきましょう!
「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」「さようなら」
挨拶は人間としての基本!
Hello! の一言でもいいけれど、旅行中も1日に何度も発する言葉なのでぜひ覚えておきましょう。
ホテルでも、バスでも、お店でも...挨拶に始まり挨拶に終わる。
お店に入るときに「ボンジョルノー(こんにちは)」という一言の声がけが重要。店を出るときは「チャオー(バイバイ!)」を一言。
(ツアーガイドさん曰く、無言で店内に入って来て、無言で出ていく東洋人は怪しさ半端ないらしいですよ)
「美味しい!」
旅での楽しみの一つは食事ですね!
お店の人に聞こえるくらいの声で「おいしーい!」っていったらニッコリしてくれる。絶対悪い気分にはさせない良い言葉。
「〜〜をください」
お店に行って買い物をするとき、料理を注文する時、飛行機で飲み物をもらうとき。いつだって使える「ください」表現。
「two apple juice ペルファボーレ」のように名詞部分は英語でもオッケー!クダサイ部分だけ現地語でも、日本人が外国語を話そうと頑張っている様子は伝わります!
「イチ、ニー」
数字を全て覚える必要はないのです。
一緒に旅行に行く人数分だけ覚えましょう!
カップルなら1と2。4人家族なら1から4までですね。
注文の時に「イチ コーヒー、イチ ウォーター、ニ オニギリ クダサーイ」みたいな。注文したい数を言えれば十分。
指でカウントを見せながら伝えれば、発音が上手でなくても伝わります!
僕も「ドゥエ カプチーノ ペルファボーレ」って注文したら店員さんに「Perfect!!」って笑顔で言ってもらえました!イタリア語で注文したけど英語で褒めてくれるありがたさ。
また、100とか1,000とかは英語で言っちゃえば良いんです。(それでさえ伝わらない時はお店の人が電卓を打って見せてくれます!)
まずは人数、個数の分だけ数字を覚えよう。
「いいですか?」「いいよ・ダメ」
「○○して良いですか?」という意味の言葉があるなら是非覚えましょう。英語で言うところのCan I? です。
カメラを出して「イイデスカ?」と聞けば「写真の許可を求めてるんだな」って伝わりますし、服を着るジェスチャーをしながら「イイデスカ?」と語尾を上げながら言えば、「試着したいんだな」って伝わります。
それと、「いいよ」「ダメだよ」は覚えておくと良いです。イタリア語だとSi, No。
「お会計お願いします」
これはもう、覚えるというよりメモっておきましょう。
海外でレストランに行ったとき、テーブル会計だとどう呼ぼうか迷います。英語で「check please.」でも良いけれど、現地の言葉を覚えておくと良いですね。
イタリア語だとil conto per favore. ちょっと難しめ。
ということで、これらの言葉は覚えおくと旅行を楽しめますよ!!
数日前から練習しておきましょう
飛行機に乗って、CAさんにいきなり現地の言葉で「orange juice per favore!」なんて言えないです。慣れてないし恥ずかしいし。
ありがとうを表す「グラッツェ」でさえ、最初は緊張して言えませんでした。
日本にいる時から、自宅の中だけでいいから、「おはよう」「ありがとう」「美味しい」程度の覚えた言葉を使ってみると良いですよ。
旅行までのワクワクも高まる!
上手に話せなくて良いんです
上手に話せなくてもいい。というか、多少下手に話すことで、店員さんが「あっ、この人うちの言葉わからないんだろうな。英語で会話しよ」ってなるので良いです。
僕: Doe cappuccino per favore!(カプチーノ2杯ください。をイタリア語で注文)
店員さん: OK! Two-sixty Euro.(←英語で話してくれてる)
僕: Grazie!(ありがとう)
あと、挨拶とかは店員さんが最初に言ってくれるので、発音を真似するように言い返すと上手になりました。
実は「ボンジョルノ!」じゃなくて「ボンジョールノ」な感じでした。ネイティブっぽく発音するの楽しい。
もしもの場合は文明の利器に頼る
- ここの店員さん、英語が通じないんだけど!
- 私が全く英語も、外国語も話せない!
やり取りできる言葉が無いときや...
- スリに会って全部持ってかれた!
- 迷子になったからホテルまで戻りたい!
という緊急事態の時にはGoogle翻訳などのアプリを使いましょう。自分が発した言葉が現地の言葉に翻訳されて、音声で流すことができます。※スマホが通信回線につながっている必要があります。
また、Google翻訳は予めデータをダウンロードしておけば、スマホがオフラインでも辞書として使うことができます。
万が一の時用に用意しておきましょう!!!
ちなみに、僕のイタリア旅行でもGoogle翻訳を入れて万全の準備をしていったのですが、一度も使いませんでした。中学の英語力があればカフェの店頭でわざわざGoogle翻訳に頼るほどの自体にはなりませんでした。よかった!
まとめ「旅行には旅行に適した語力を!」
もちろん、ペラペラに話せるのが一番いい。
でも旅行先の観光ルートを考えたり、持ち物のリストアップをしたり、観光地の歴史について知識をつけておきたかったり...やりたいことはたくさんありますよね!
数個でいいから、言葉を覚えて実際に使ってみることで十分役立ちます。
日本に来て「アリガトウ」って言っている外国人さんを見かけると心が温まりますよね。自分が海外に行くときにもThank you!だけじゃなくて、現地の言葉で話してみましょう!
ということで、以上「海外旅行に行くときに覚えておくべき言葉」でした!
チャオ!