ものものブログ

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買ってよかったもの、毎日の生活の向上、デジタルガジェットについて、たくさんの写真で紹介するブログです。

【いちご狩りレポート】苺を限界まで食べたけど、やっぱりデザートは別腹だった!

前回、狩りにでかけたのは2年前。なんだか狩りに出たというと昔ばなしみたいですね。狩りといってもブドウ狩りだったので、人間に刈り取られるのをじっと待っているところをチョキンと切るだけだったのですが。

今回はいちご狩りのお話です。

時間無制限でひとり1000円ポッキリ!

窓口のおじいちゃんに「安いですねぇ!」と僕が言うと、「ははは!ありがとうございます。本日二人目ですよ安いってそうおっしゃっていただけたの」と返されました。あれ、そうなんだ。いちご狩りってもう少し高いイメージありませんか?

益子陶器市の近くにある、JAはが野ましこイチゴ団地というところにやって来ました。

「イチゴ団地」なるものが見えますね!このネーミングセンス、僕は好きです。

券売所で案内された団地(ビニールハウス)へと向かいます。あーっと、こちらはイチゴポーズのつもり。写真を撮られるときってただ突っ立っていたり、ピースサインしがちだけど、その時を表すポーズをしてみると後から見たときに変化が出て楽しいですよね!

観光地に行ったときに「写真お願いできますか?」って言われたときにも、「もう一枚撮りますね。じゃあスカイツリーポーズで!」とか「シーサーポーズで!」という感じに言ってあげると自然な笑みで撮ってあげられるので好きです。相手がそのノリに付いて来られそうか見定めるチカラは必要なんですけどね。笑

歩くこと50mほど。ここが我が家となるハウスです。

入り口で農家のおばあちゃんから簡単な説明を聞きます。中で座り込むのはNG、持ち帰りはNG、花を摘むのはNG。お子さんだと花を集めてしまうことがあるんだとか。「摘んじゃったらイチゴができなくなるからねぇ〜ふふふ」

1年分のいちごを食べるぞ!

GW真っ只中だというのに快適な空き具合。都心から離れているからなのかな。田舎っていいですね!

ビニールハウスの中はいちごの甘い香りに溢れていて、どんなに不機嫌な人でも思わず笑みが溢れてしまうほど幸せな空間です。(満員の通勤電車もいちごの香りにしたら良いのにね...酔うか)

30cmほどの通路を慎重に進んでいきます。

なんてったってすぐそこに美味しそうないちごが並んでいるんですから!

「これこそ最高級の風格だ!」と感じたものを選んだらヘタの根元でプチっとちぎります。採れたての手触りを感じながらそのままポイッと口の中へ。舌と上あごでじっくり潰すように味わってみる。常温の(ビニールハウス内なのでむしろほんのり暖かい)いちごなんですが、そのぶん甘みをダイレクトに感じることができました。

さて、次はどの子にしてやろうか。

農家のおばあちゃん曰く「色が赤くてヘタが反っているものが甘いんだとか言いますねぇ」と本当なのか迷信なのかわからない情報をいただきました。僕としては、赤くて大きすぎないものが甘い気が...と結局これも感覚的なものなんですけどね。

「これ甘い!!」「見て見て!すごい良い形じゃない?」などと、僕の奥さんといちごトークをしながら摘み摘みしました。

盛ってる。

でっかいの盛ってる!

ビニールハウス内は外より気温が高くなっていて、いちごを詰んでいると頬に汗が流れてきます。いちごは食べたい、けれど暑さに耐えられない...という難しい状況に置かれることになります。夏日には無理だなこりゃ。

そう思いながら入り口付近で詰んでいると「あぁ、中は暑いでしょうから、外に出て座って食べても大丈夫ですよ!さっきいい忘れてしまいましたわ」と農家のおばあちゃん。助かった...!

風が通る分外は涼しい。子供たちも無心になりながらカップに集めてきたイチゴをむしゃむしゃ。僕の奥さんもイチゴで指を赤く染めながらもむしゃむしゃ。

僕もむしゃむしゃ。

たまにミツバチが仕事をしているので邪魔しないように見守ってあげましょう。がんばれ働きバチ!

まとめ「狩りを楽しもう!」

「もう今年分のイチゴ食べた〜!」となるほど、もういちごの味が分からなくなるほど食べまくりました。30個?40個?そのくらい。

これは東京に戻ってきてから気づいたことなのですが近くのスーパーでは、とちおとめ2パックで1000円で売っていました。ということは僕がいちご狩りで食べたのは2000円分くらい。「1000円の入場料だったから元が取れた!」と思いきや、交通費もかかっているし、そもそも1パックくらい食べればいちご欲は十分満たされるので元を取るために頑張ったというところかもしれません。

そんなこと言ってしまうと都内にいても、蟹だって牛タンだって味噌カツだって博多ラーメンだって食べられちゃいますもんね。元を取るとかは忘れて、田舎の暑いビニールハウスの中で自分でいちごを選ぶ。それでもぎ取った数秒後にはお口の中という体験を楽しむのが正解ですね!

後日スーパーで売られている果物を買った時に「これも田舎で育てられたんだろうね。気軽に美味しいものを食べられてありがたいね〜」なんて思えることに意味があるのかもしれません。

ビニールハウスでたらふくイチゴを食べた僕たちでしたが、とちおとめジェラートの誘惑に負けてしまいました。シャリシャリのフローズンとちおとめがジェラートの中に練り込まれていて最高でした!

 

今夜はスーパーでイチゴ買って帰ろうかな。