パークホテル東京の中にある花山椒という和食屋さんに行ってきました。
現地に行くまでにネットで調べてみたものの「花山椒ってどんな雰囲気?」っていうのがよくわからなかったのでまとめてみました。
行こうか悩んでいる方、予約したけど緊張している方、ぜひ読んでみてくだい。
銀座をぷらついてから汐留へ
18時に予約した時間までは、銀座をぷらぷらしていました。「どう見てもゼロが一個多いよね。いちじゅうひゃくせんまんじゅうまん...」っていうブランド物とか見たけど、今回も戦利品はありません!銀座という異世界を楽しめるだけで満足なのです。
銀座の裏路地を歩いていて偶然見つけたリビスコ銀座店(MAP)に立ち寄りました。軽井沢から来たジェラート屋さんです。王子サーモン屋さんの二階にひっそりと存在してます。
いちご x マスカルポーネ。ダブルカップで700円!豪華ですね。彼女の誕生日なので特別です。
地下鉄で一駅移動して、新橋へ。
黄色い銀座線かわいいですね。
新橋についてからは地下道で日テレ前とか通って汐留まで移動します。
「同棲する前、デートの最後はここでバイバイすることが何回かあったなぁー」懐かし思い出の場所。
地下道が広い&地上はビルだらけ。汐留に何度か来たことがあるのに迷いました。めっちゃ複雑です。
地下道からパークホテル東京へは汐留メディアタワーと書いてある入り口から入りましょう。
ひっそりと「パークホテル東京」って書いてありますね。
エスカレーターでビル1階まで上ってみると人の気配がない薄暗いフロアが。
ホテルロビーへは端っこの通路からエレベーターで向かいます。
25階へゴー!
地図上ではここ。
ロビーの吹き抜けがすごい!
エレベーターから降りて通路を抜けると大きな大きな吹き抜けが!!!!東京のど真ん中なのに吹き抜けですよ!めっちゃ豪華な作りですね。
プロジェクターで映し出される映像が近未来感でてます。
なお、セキュリティーがしっかりしているようで、ホテル内を自由に散策することはできなさそうでした。宿泊しない僕達が移動できるのはトイレとソファーとレストランだけって感じです。
エレベーターホールの窓からは虎ノ門側の夜景が見えました。都会ってすごいですね。映画の世界ですね!(レストラン花山椒の席からはビル風景がメインでした)
ちなみに早く到着しすぎた場合には写真に映っている白いソファーに座っていてOKです。他のはラウンジ用の椅子のようなのでお高いコーヒーとか注文しないとダメっぽかったです。
花山椒@パークホテル東京
「花山椒」に入店!
- 土曜日18時に訪れたときには他に一組だけでした。
- 20時すぎには8割の席が埋まりました。
運が良かったのか、結構静かな雰囲気で食事ができて良かったです。あっ、全席禁煙です。ぱちぱちぱち。
ドレスコードはスマートカジュアルですが、とりあえず男性は襟のあるシャツを着ていけば問題なし。(最悪パーカーでも止められることはないでしょう)女性は普段着で大丈夫だと思います。
2,30代の若者カップルが5組、他に女性2人、ホテル宿泊者と思われる外国人1人、おばあちゃん含めた家族4人などでした。年齢層は若め。
カウンター席にしたのですが、向かいで板前さんがずっと立っている訳ではありません。係の方が必要な時に来てくれて、向かいから配膳してくれるスタイルでした。
カウンターは隣に並んで座れるので、テーブル席よりも個人的には好きです。
いただきまーす!
ではでは、いただきましょう。
まずはコースに含まれているシャンパンで乾杯。お誕生日おめでとう!
すっきりとしたシャンパンの味です。飲み慣れていないのでそれ以上詳しいことはわかりません。はい。
先付。
- 雲丹胡麻豆腐
この前のところも雲丹胡麻豆腐だったな、懐石では定番モノなんでしょう。
窓から見えるのは向かいのオフィスビルたちです。都会らしさは感じられるけど、夜景としてはほどほどです。
八寸。
- 椿寿司
- 金柑蜜煮
- 黒前松葉
- 梅大根膾
- 公魚衣揚げ
ほぼ全て初めての味でした。ひとつひとつ味わって楽しめるのが大人というものです。一瞬で全部食べちゃったらもったいないですね。
照明のカバーが青なので食べ物の撮影が難しいです。写真が青味がかっちゃいます。スマホで撮影する場合もアプリで色合いを暖色に調整するときれいになりますよ。
お椀。
- 蟹真丈薄葛仕立て
- 紅白色紙 菜花
- 松葉柚子
シンプルなのに美しい盛り付けですね。
さっぱりとした出汁が冷えた体に染み込みます。
お造り。
- 鯛 鰤
- 妻色々
ここでウエルカムなシャンパンを飲みきったので注文しました。
- ソフトドリンク 700円。
- ビール 1000円。
などと、ホテル価格です。(高い高い高いよ!これはもうランチ食べられる値段だよ!)
「あっ、もうお水で大丈夫です。」と言いたいところだけど、デートだし、誕生日だし、見栄を張って一杯だけ追加注文しました。こういうのケチらずに食事ができるようになりたいものですね。
焚合せ。
- 鯛かぶら
- 京水菜
- 針柚子
とても優しい味でした。苦手な水菜はポーカーフェイスで飲み込みました。
適当に撮ったら指輪が写り込んで「あっこれがSNSで有名な間接自慢か!」と気づいたので貼っておきました。
最近のマイブーム「ガラスに反射した自撮り」。
焼物。
- 霜降り近江牛網焼き
- レフォール レモン 醤油
レフォール?調べました。西洋わさびの事でした。勉強になりました。
高くないコースにしたのでそんなに期待していなかった牛肉ですが...。
醤油を少しつけてパクっとすると....うまい!甘い肉汁がじゅあーってなります。あまりにもじゅあーなので、このくらいの量がちょうど良いのです。嗜む程度にしておくのが大人なのです。きっと。
レフォールを乗せると、レフォールの香りが肉の旨味を引き立てます。レフォールはツンと鼻にくるものではないので多めに乗せても大丈夫です。...レフォールって言いたいだけです。
並べられたおちょこ。高い日本酒をオーダーしたら選べるのかな?
酢の物。
- 紅しぐれ花弁餅見立て
- サーモン 牛蒡
- 京人参
牛肉の後はお口直しとして酢の物です。さっぱりします。
食事。
- 鯛と牛蒡の焚き込みご飯
- 赤出汁 香の物
蓋を開けると鯛とごぼうの香りがほのかに香ります。全部吸ってやろうと思ってスンスン嗅いでやりました。
花・山・椒!花・山・椒!
ご飯が終わって一旦休憩。お客さんも増えてきて店員さんが忙しそうでした。
HBD!
お誕生日プレートを静かに持ってきていただけました。ありがとうございます。
「ハッピバースデー トゥー ユー♪ウェーイ!」というBGMはもちろんありません。大人な食事なので!
- 水菓子:季節のフルーツ
- 甘 味:本日の甘味
金箔つき抹茶羊羹。ちょうどよい量でした。
まとめ「ごちそうさまでした」
花山椒は...
- ウエルカムシャンパン+一杯飲んで一人 8500円くらい。(会席料理では相当安い方なのです)
- 普段は口にしないような会席料理が楽しめる。
- 若い人が多くて気軽さがある。
- 海外のお客さんも多いのか店内は洋風。
- ホテル内という立地が特別感ある。
- 「ミシュランの星取った事がある」という付加価値。
- 席から見える夜景はそこそこ。
という感じでした。
「いつも記念日は洋食だから、たまには和食食べてみようか!」というカップルには適していると思います。もっと予算がある場合は赤坂の個室料亭とか行っちゃってください!(ついでに僕も連れて行ってください...!)
帰りも地下道を通って新橋駅へ。
18時から食べ始めて、食べ終わって東京駅に戻った頃には20:30でした。お腹いっぱいでお家に帰りました。
ブログを書いていて今回のは「懐石料理」ではなくて「会席料理」であるということを知りました。
- 懐石はお茶を楽しむ前に食べる料理のこと。茶懐石。
- 会席はお酒を楽しみながら料理を食べて、最後にご飯物が出て来るやつ。
どっちも同じ「カイセキ」なのに全く違うものだったんですねー。いやいや勉強になりました。
- やっぱ記念日は洋食でしょ!
- もっと雰囲気出るところがいいな。
- 鉄骨とガラスの建築物が大好き。
という方には、予算的には同じくらいの国立新美術館内のレストランがおすすめですよ!シチュエーション最高です。