僕と奥さんの結婚式が完了しました!
エンジニアの新郎と保育士の新婦ということで、二人ともモノづくりが好きなので、色々と作って準備を頑張りました。
同棲を開始した時からこのブログを始めて、プロポーズ計画報告とか、両親への挨拶旅行、結婚指輪作り、入籍した日、式場探し、ウェルカムグッズ作成など色々と紹介してきましたね。
何件も回った式場探しも、ウェルカムグッズづくりも、打ち合わせのため式場と家の往復も...準備全てがとてつもなく大変でした。休日も常に「式のやることやらなきゃ」と焦っていて、「あとちょっと頑張ったらおしまいだからね!がんばろうね!」と励ましあって、なんとか終えられた結婚式。
やることに追われてものすごく大変だったけど、やっぱり式当日はとても楽しかったです!「なんなら式なんてやらなくても良いんじゃないかなー?」なんて思ったこともあったけど、絶対やって良かった!
挙式のリハーサルして、写真撮って、式やって、披露宴して...と楽しい時間はあっという間に過ぎて、気づけばお開きとなりました。
式を終えた僕たちはまるで受験を終えた学生のような達成感でいっぱいです。
その一方、式関係者の方から言われる「ご結婚おめでとうございます!」とか、「ご新郎様、ご新婦様」と呼ばれなくなるのがどこか切ないですね。
「あぁ、もう新郎新婦じゃなくて、郎と婦だねぇ〜」なんて言ってみたり。
今回は私事ですが、結婚式の前日からの様子を少しだけ紹介させてください。
前日ギリギリまで編集作業してた
披露宴で流すプロフィール動画は僕が自分で作ったのですが、前日の朝まで慌ただしく修正をしていました。
ムービー中では洋楽を流すのですが、それが決まったのが式の2日前でして、そのタイミングとか、原盤CDの購入とか、動画のタイミングばバグってたりとか本当にドタバタな前日!
前日は式場近くのホテルに泊まるので、地元から上京してくるお互いの両親を迎えるためにもとりあえず家を出発。
移動中の電車内でもMacを開いて動画の書き出し作業をしていました。どんだけギリギリなんだ 笑
僕の家族と奥さんの家族が同じホテルだったのですが、僕はこんな感じの一人部屋でした。ビジネスマン向きの部屋。
ベッドの上にはコアラのマーチクッション。
ホテルに着いたら早速書き出した動画をDVDに焼く作業です。
またこのDVDがMacからmovデータで書き出したDVDだと式場でうまく再生できなかったり、DVD動画として書き出すと画質が圧倒的に悪化したりと本当に苦戦したのでした。Blue-rayに焼くのが正解なのかもしれないけれど、一度のためにソフトが数千円したりね。
その後、原盤CDとムービーDVDなどを式場に渡しに行っていたら、あっという間に夜になりました。
近くのレストランで両親と3人の食事。この夏は沖縄一人旅に行っていたので岐阜には帰っておらず、久しぶりの親子の食事でした。
滅多に飲まないビールで乾杯です。
「結婚とはだな...」とか言う話をしたわけでなく「気楽にしてて大丈夫だよ〜」という励ましを貰いました。(親の優しさですね)
ここで式場から電話が来て「先程受け取ったプロフィールDVDを再生してみたところ、再生時にカクツクのでどうしましょうか?」と。
おぉ、困った。本当に困った。
結局僕のMacを繋いで再生するけど、式関係者は(私物なので)操作できないため、父親に再生操作をしてもらう事に。
Macなんて触った事ないし、PCだって上手く扱えない父親による動画再生。果たして問題なく上手くいくのか...!
父親には「スペースキーを押すだけで再生始まるから」と伝えたけれど「スペースキーこれだっけ?」という不安すぎる質問が返ってきたのでどうにか工夫しました。
ホテルに置いてあるメモ帳に書いて、スティックのりで貼り付けるという力技でなんとか...なるはず!本番までドッキドキです。
ホテルに戻ったら、両親のテーブル挨拶はどの順番で回るかとか、受付役をやってくれる友人へ連絡とかを奥さんと二人で調整。本当に直前まであれこれありますね!
これまたあっという間に23時に。
前日朝まで動画に手こずっていたせいで、ウェルカムスピーチと謝辞スピーチのカンペができておらず、ホテルで焦って書きました。
スピーチ内容を一部変更したりで、もう暗記は諦めることに。カンペを読むのはちょっとかっこ悪いけど仕方がないよ!
なんだかんだで深夜2時ごろまで一人で作業をしていました。
そして式当日
朝6時に起きて、両親とともにホテルの部屋で風船づくり。(外注すると少ないうえに、結構高いので持ち込むことにしたのでした。)
風船のせいでタクシーには乗れず、僕一人で大量の風船を持ったまま式場まで歩いていって、最終のスピーチ準備などをしていました。
ここからはゲストの方々が撮ってくれた写真でお伝えしますね!僕のカメラを使って撮ってくれた方がいらっしゃって本当に助かりました。
色々と準備したウェルカムグッズたちのほとんどがハンドメイドです。この前作ったウェルカムボードも良い位置に飾れてよかった。
ウェルカムドールはもちろん、ひつじのメイプル!かわいいいい!
ちなみにメイプルのドレスとタキシードは僕の母親に発注したら数日で作ってくれました。すごい!
どんぐりトトロは奥さんの手作り。季節感が出てかわいいね。
さらに、大きなメイプル(メイちゃん)も!姪っ子たちや新婦の友人たちに大人気でした。もふもふ。
いよいよ式の開始です
花嫁さんの準備が完了することには、既にゲストが集まっていました。
僕たちはチャペル横にある小部屋で、両親含めてのリハーサル。
ドアを入ってスポットライトで一礼して、ゆっくり歩いて、ちょっと待って、振り向いて、新婦父と一礼して、前方を向いて腕を組んで、階段では手を取って...と細かな動作がたくさんあって覚えきれません!!!
(実際には、本番のときに神父さんが小声で「ここで一礼してクダサイネ」と教えてくれるので大丈夫っ)
笑顔で写真は撮れているけれど、頭の中はリハーサルの内容を必死に覚えようとしています。緊張やばい。どこで一礼するのか分かんない!
僕たちが小部屋でリハーサルをしている頃、チャペルに集まったゲストたちはオープニングムービーを見ていました。
「ユー・レイズ・ミー・アップ〜♪」っていう曲が流れるとそれだけで会場の空気ができあがりますね。
最初は小さく映っているだけなのですが...
最後にはこんな感じにぶわっと大画面に!
ちょっとしたプロジェクションマッピングっぽくて、エンジニアの僕は会場見学に来たときにとっても気に入りました。
(新婦が小さな頃の写真が表示されたりして、ご両親は既に涙目だったとか。うんうん、これは感動するよね。)
新郎の僕が入場。
ここで初めてゲストの方々に会うわけですが、顔を見ると感動とか緊張とかで頭が真っ白になりそうだったので、ひたすら前方の十字架を見て歩きました。
(すでに感動で喉の奥があついぞ)
続いて新婦の入場。
ああぁ〜もう父娘の表情とかお義母さんの表情とか、じっくり見ると僕が泣いちゃうのでみれませんでした。けど、もう感動しかない。思い出しただけでもうるっとくる。
お義父さんが新婦の腰を押して送り出す みたいなところがあるんですが、動画で見返すだけで泣きそうになる。
その後みんなの前で近いのキスをするわけですが、不思議と恥ずかしくありませんでした。というか、目の前の奥さんしか視界に入らないんですよね。
(鼻の下にしちゃった気がして、位置を直したのはバレてたかな?)
自分の名前を書くときに手が震えていたのを覚えています。
というわけで、挙式が無事に完了しました!
披露宴
開始のスピーチしたり、スピーチしていただいたりして...
ケーキ入刀!母親からのラストバイトと新郎新婦同士でファーストバイトなどしました。どれも楽しい!
新郎の父によるプロフィールムービーの再生作業も上手くいきました!僕たちは中座して退場していたけど、不安で部屋の外からこっそり覗いていました。
いやぁ、イチからのムービー作成は本当にすごく大変でしたが、会社の方からも「今まで見た中で一番良かった〜!」とか「作るのすごい大変だったでしょ〜!」って言ってもらえて作った甲斐があったなぁ。
プロフィールムービー自体や、作成の感想とかコツなんかはまたの機会にこのブログでご紹介しようかと思います。今後誰かがムービー作成チャレンジする時のヒントになれば嬉しいですね。
しばらくしてピアノの時間です。
司会さん「感謝の気持ちを込めて新婦からピアノの演奏です〜!」
ってことで、奥さんがクラシックとジャズを演奏。
やっぱりピアノが上手なのっていいね。結婚式前も休日の午前中にピアノの音が響いている中、僕はムービーの編集をしていたり優雅な時間を過ごしていました。
さて...
二曲目の途中で、カメラを持っておもむろに立ち上がる新郎。
みんなが新婦のピアノに目線を向ける中、真横で新婦と自撮りをしました。ゲストの視線を感じた僕。
きっとこう思ったことでしょう「えっ新郎ここでも写真撮るの?」って。
二曲目が終わり拍手喝采の中、僕は後ろに隠してあった椅子を手に取ります。
「よいしょ...ふぅ〜...」
大きな深呼吸をしてみせた僕。
みんなからは「えっ?」「うそっ!」っていう声が聞こえてきました。
そうなんです!ムービーや小物作成作業に追われながらも、ドレミを書き込んでもらった楽譜を見ながら毎日奥さんと練習してきたのです。
Over the Rainbow(サーム ウェアー オーバザ レインボ〜♪の曲)
つたない演奏だったし、二箇所くらい間違えかけたけどなんとか上手に弾くことができました!
当初は僕一人のソロの予定だったんですが、ソロで演奏するほどの技量は無くてですね。連弾にすることで、横で奥さんがフォローしてくれてミスも目立ちづらくなって、豪華になって大成功でした。これこそ夫婦での助け合いですね。
(僕の出番も作ってくれてありがとう!)
連弾 Sing Sing Sing も練習しかけたけれど、難しすぎて僕が2日で挫折したのは秘密。
新婦や新郎父や僕からのスピーチが続いてお開きとなりました。
すっごく緊張して、すっごく笑って、ちょっとだけ涙しそうにもなった結婚式。本当に夢のような時間でした。キラキラしすぎて夢のようでした。
帰り道、奥さんとは「本当に式終わったんだよねー!」「うん、もう式のアイテム探さなくていいんだよ〜」って冗談を交わしてましたが、みんなに撮ってもらった写真を見返すことで「結婚式、ちゃんとやったね!」って確認しあっています。へへへ。
プロカメラマン撮影の写真は後日送ってもらえるとのことで、それも楽しみ!
ということで、軽く報告する程度のつもりが結構な文量になっちゃいましたが「無事に結婚式をしてきたよ!」っていうご報告でした。
これまでの様子などはこちら↓から!