僕がいつかやってみたかったことの一つが、森の中のアスレチックです。テレビでアイドルがキャーキャー言いながら震えながら楽しんでいる様子を見ると「あれってそんなに怖いのかな?やっぱりバラエティーとしての騒ぐ演出が入っているからなのかな?」と思っていたんですよね。無言でスイスイと進んでしまったら番組になりませんもんね。
偶然にも今回宿泊したホテルのすぐ近くにアスレチック施設があって「いつかやってみたい」のその「いつか」がやってきたのです!
あまぎスカイアドベンチャーを満喫
突っ立って記念撮影をするのも違うので、がんばりますポーズで撮ってもらいました!あまぎスカイアドベンチャー(MAP)は伊豆スカイラインのその先に位置していて、僕たちが宿泊したホテルハーヴェスト天城高原からわずか300mの場所にあります。立地的にわざわざアスレチックをしにこの場所まで来る人もいないでしょうし、近くに本格的なゴルフコースがあることもあり僕らより上の年代の方が来るような場所です。「全身を使ってアスレチックしたいぞ!」というような大学生が集う場所じゃないんですよね。なので箱根にあるフォレストアドベンチャーに比べると圧倒的に空いています。
- 係のおじさんの説明を受けながら一周回るのに(スムーズに行って)20分ほどのコース。
- 一番高い場所で8m。
- スタートすると命綱が外れない仕組み(工事現場みたいに途中で付け替える必要がない)なので安全。
- 90分間なら何周しても良い。
- 1人2800円(ホテル宿泊者だと割引あり)
ちなみにライバル?である箱根フォレストアドベンチャーにある大人向けのコースは3300円。ここの2800円は安めの設定のようです。
ブランコみたいな足場を渡ったり
ただのロープに足をかけて足がグニャングニャンになりながら進んだり
左手に体重がかかって落ちそうになったり。
一周目は愉快なおじさんが地上から声を掛けてサポートしてくれて、「そこに足を置いたらいいですよ!」「いける!がんばれ!」「二人で渡るとすごく揺れるから一人ずつの方がいいですよ。後ろから揺らしちゃおうなんてしちゃーだめですよ。(いけいけ!)」という感じに盛り上げてくれました。掛け声があるだけで一層楽しい気分になれるんです!めっちゃいい人でした!
最後はジップラインで気持ちよく滑り降りてゴール。
一周回ってベンチで休んでいると「ご参考までにこんなものがあるんですよ〜」と奥から持ってきて見せてくれたのが歴代の年代別タイムアタック記録。最速タイムは2分で1周まわるスピードだということで、僕もチャレンジすることにしました。
旅行に訪れた僕たちは森のなかで小さな小屋を見つけた。ヒビの入った窓から中を覗くと、薄っすらと埃の積もったテーブルが見えた。何かを食べた皿が汚れたまま放置されている。「単なる好奇心」で僕たちは小屋の中に入ってみることにした。...という感じの始まりで、結局ヤバい殺人犯に追いかけられるハメになる主人公を想像しながら全力でアスレチックに挑みました。「一刻も早く逃げなきゃ。このアスレチックを抜けなきゃ!」
最後のジップラインを降りた時には、貧血になりそうなほど息切れ状態に。どんだけ体が鈍ってるんでしょう。そして結果は3分40秒!ああぁ...2分どころか3分を切ることもできなかった。これを2分切るってありえない!
ちなみに好タイムを叩き出しているのはとあるご家族だそうで、毎年訪れていて各年代のベストタイムを記録しているそうです。べつにムキムキ筋肉一家じゃなくて、普通のご家族なんだとか。すごいですよね。
最大90分のところ60分ほどでさよならして、すぐ近くのパターゴルフに行くことにしました。
パターゴルフな夕方
アスレチックからまたすぐそこ、ホテル併設のパターゴルフ場があります。 1人1200円で、日没まで自由にまわることができます。パターサイズですがちゃんと18ホールありました。ちなみにこの日は誰も利用していなくて終始貸切状態でした!
構え方も打ち方もオリジナルスタイル。
スコーンと打ってもなかなか狙った位置に転がすのは難しい...。下手くそなんだけど、たまにやるパターゴルフって非日常なかんじで楽しいですよね!
18ホールを2周やったところで夕暮れ時に。山々の濃淡が美しい時間です。
待ってました!夕飯
ビュッフェスタイルなんですがここはなかなかレベルが高い!
鮪のエスカベッシュバルサミコ酢風味とか、何言ってんですか?なんなんですか?というオシャレなメニューもありました。
盛り付け力がほしい。笑
夜は卓球
離れのロッジの端っこにある卓球場。なんとここも貸切状態。
「なんか合宿っぽいよね!」
「喋ってると部長に怒られるよ」
とかいう寸劇を交えつつ奥さんと1時間ひたすら試合をしていました。調子が出てくるとカンッ、カンッカンッ、カンッとリズミカルにラリーが続くようになる。2人ともスポーツは割と苦手なんですけど、卓球は共通してハマっているのです。パシンッっていうスマッシュを返すことができるくらいに上達したい!
そして二日目、朝さんぽ
自然と6時半に目が覚めました。
バルコニーに出てみると霞んだ空気の中に薄っすらと富士山。そして近くの森からは鳥の鳴き声。これこそ山のバケーションだよなぁ〜なんて思いながら大浴場で朝風呂を満喫して、奥さんの準備が整うまでホテル周辺を散歩しながら待つことにしました。
そうそう、ここは高原なのでホテルの外にでると携帯の電波がほぼ届きません。スマホ画面なんか見つめずに自然を満喫する、という体験が強制的にできるのです。笑
ホテル前の芝生
昨日のパターゴルフ場
雲に覆われる山
...を撮る僕。
ゴリラポッド+雲台が最強です!
- 柱や手すりなどにゴリラポッドを使って巻きつける。
- 雲台部分でカメラの角度を調整する。
これだけ!実は雲台の快適さは半端なくて、ゴリラポッドの硬い足を動かさなくてもすぐに微調整することができるのです。おすすめですよ!
大自然の空気を取り入れている姿だって自撮りできちゃいます!
昨日はここに鹿の群れがいたんだけどいなくなってた。会いたかったなぁー。
鐘。
カーンカーンカーンと一人で鳴らしてみた幸せの鐘。
30分くらい周りを散歩したら朝ごはんタイム!
またもや盛り付けが下手なんですけど、どれも美味しかったです!これまで普通のホテルの朝食ビュッフェを何度も食べてきたけれど、一つ一つがしっかりしていました。僕が大好きなカリカリベーコンが無いのは残念ですが。といってもなかなか日本国内では出ないんですよねー。干からびたみたいなあの硬いベーコン。噛めば噛むほどジュワ~って旨味が...食べたくなってきた。こんど自宅で作ってみよう!
奥さんが車酔いしやすい体質ということで、一応持ってきた酔い止め薬。いやぁ持ってきて正解だった。うねうねする山道だと特に気分悪くなりやすいようですからね。ただ、これを服用すると眠気が襲ってくるようで車の運転はNGです。いつも辛そうだったから今後の旅では常に持っていくことにしよう。そんな学びがあった旅でした。
「さっ!出発するよー!」
じつは後部座席に付いてきていた子供メイプル。車だとこうやって遊べるから楽しいですね!ということで、天城高原を後にして東京方面に戻るのですがとりあえず修善寺に寄ることにしました。
つづく!
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